海洋の広場(過去ログ)

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日本海洋学会春季大会

発表予定で準備をしておりましたが、指導教官と協議の結果
今回は発表をしない事になりました。皆さんは発表されますか?

筑波に行きたいなぁ。


メールマガジン「海の関係者」
本WEBページのリンク集からもリンクしている「海と旅」の管理人
ひ〜さんが、メールマガジンを発行しています。海関連の学会の告知
など情報満載です。興味のある方は登録してはいかがでしょうか?

http://www.geocities.co.jp/Technopolis/9303/


宇野木先生の講演
日 時:12月 17日(水) 15:40〜
場 所:東海大学清水校舎8238教室
講演者:元東海大学海洋学部教授・元理化学研究所主任研究員
     宇野木 早苗先生
発表タイトル:「河川のダムが内湾の環境と漁業に与える影響」

このセミナーは、物理分野に留まらず様々な分野で研究活動を
されている方々をお招きして開催しております。大学院生、
先生方はもちろん、学部生の方の参加も大歓迎ですので、
皆様の研究室の学部生の方々にも物研セミナー開催の旨を
お伝え頂けますようお願い致します。

なお、今後の予定につきましては以下のURLにおきましても
ご案内しております。是非ご覧下さい。
http://kutty.og.u-tokai.ac.jp/bukken/butuken.html


地球科学関連ホームページ
西村屋さんのWEBと相互リンク予定。
海洋を含む地球科学関連のWEBサイトのリンク集です。
一度、訪問してみてください。
http://homepage3.nifty.com/nishimura_ya/earth/

既に相互リンクしている麻紀さんのWEBサイトも海洋
関連のリンク集があります。
http://www.medianetjapan.com/2/15/government/kmaki/


ありがとうございます
さらりーまんさん
そう言っていただけるとありがたいです。
これからもよろしくお願いします。


大変役に立っております
本掲示板、大変、役に立っております。
良いHPにたどり着けたと思っております。
研究頭脳の持ち主のみなさま、
基礎的すぎて恥ずかしい書き込みを
してしまうかも知れませんが、何卒
よろしくお願い申しあげます。


お役に立てたでしょうか?
さらりーまんさん
本掲示板は,常連さんから多くの情報を得ることができると思います.
海洋関連の仕事や研究をしている人たちの情報交換の場になれば,
うれしいです.これからも,お気軽に訪問ください.


参考になります
kanazawaさん,お久しぶりです.
海水状態量関係の計算式に関するWEBページを紹介いただき感謝します.


塩分濃度
M-Daidoさん
私が使う塩分は実用塩分と呼ばれるものですから,塩分濃度とは呼ばず,
ただ塩分と呼びます.単位も付けないかもしくはpsu(実用塩分を示す)
を使います.

例の資料ですが,さらりーまんさんに送ってしまいました.図書館の
何処にあるかなどは教えますよ.時間がある時にきてください.(夜希望)

汚染物質を測るのに電気伝導度を用いるのでしょうか?


情報ありがとうございます。
早速、見に行ってみましたが、
電気伝導率から、塩分に換算される
プログラムが公開されていますね。
どうもありがとうございます。
確認してみます。
大変、感謝しております。
ありがとうございました。


海水状態量関係の計算式
自分の作ったプログラムが正しいのかどうか
確認したいのであれば、
以下のサイトのプログラムも参考になります。
http://sam.ucsd.edu/sio210/propseawater/ppsw_fortran/

プログラムそのものは信頼出来るものです。


塩分濃度と電気伝導度
HPアドレス変わったようですね。メールありがとうございます。
現在、汚染物質の拡散関係の実験をやる予定で実験装置を色々作成中です。
困ったことに定電流電源は非常に高いものばかりなので自作しました(DC)。
近いうちに、この装置のテストをやろうと考えているので、
参考にその資料今度見せてもらって良いですか?


ありがとうございます。(さらりーまん)
うみガエル様ありがとうございます。
早速メールにてお知らせいたします。
お忙しいところありがとうございます。


UNESCOの資料
さらりーまんさん、残念ながらUnesco(1966)は図書館にありませんでした。
製本の表紙にはvol.3-7と書いてありましたがvol.4(1966)は抜けていました。
Unesco(1976, 1980)はありました。塩分、電気伝導度およびKCl関連の
ページをコピーしました。表が幾つかありましたが、ご希望のものではない
かもしれません。

私宛に電子メールで住所や氏名を連絡ください、資料を送ります。


探してみます
さらりーまん様
明日は博士論文草稿の提出日なので午後に少し時間が出来ます。海洋観測指針
を見たところ、UNESCO(1980)に載っていそうですね。タイトルが
Tenth report of the Joint Panel on Oceanographic Tables and Standaeds.
です。今度は本文もチェックしてみます。見つかった場合は、また掲示板に
報告をします。もしかしたら明日よりも遅れるかもしれません。


塩分換算について
うみガエル様
早速の書き込みありがとうございます。
実は、海洋観測指針発行元の気象庁に
問い合わせを行っても、
「計算式から算出する人しかいないし、
 表は持っていない」
と言われました。
それならば、大学間系の研究期間に聞いてみようと、
早稲田の地球環境プロジェクトというところの
知り合いに聞いて見ました。回答は、
「早稲田に海洋観測に詳しい人は見つからなかった。
 海洋関係は東海大学、東京大学になる。」
という話でした。
東京大学、大学院卒業生の業務上の知り合いが居たのですが、
寿退社後、消息不明で、教えてもらうことができず。
頼みの綱は東海大学さんなんです。
お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。


UNESCO
さらりーまんさん,はじめまして.
海洋観測指針を見るとpp157-5に,UNESCO(1966, 1976, 1980)ともに
Unesco Tech. Pap.が参考文献として紹介されてますね.これらの
雑誌は東海大学海洋学部の図書館にありました.

ですから,図書館で見つけるというのも手かと思います.時間が出来た時に
また表を探しに行ってみます.最近は,博士論文申請関係で忙しくて
雑誌の在庫確認しかしませんでした.(^^ゞ


どなたか教えてください。
初めて投稿します。
海洋観測に興味を個人的に持っている者です。
大変、基礎的なことすぎて恐縮ですが、
どなたか教えてください。

海水の塩分を測定する際、海洋観測指針には、
電気伝導率から塩分を算出する計算式が
記載されておりますが、
ユネスコから、既に計算されて表の形に
なった物が刊行されているとも記載されています。

計算自体は、理解しているつもりで、
実用塩分を算出することも、やってるのですが、
どうしても、ユネスコの資料と突き合わせを
行いたいのですが、どなたか、入手方法を
ご存じ無いでしょうか?


p(#^(ovo)^#)qさん、こんばんわ。
マカオは雪が降らないですよね。日本に較べれば暖かいのではないでしょうか?
日本は、寒かったり暖かかったりで、変な天気です。静岡県でも富士山などは
もう雪が降ってますよ。


寒くなりました
最近、マカオは特に寒くなりましたけど、日本も一緒?北海道にはもう雪が降るそうね?!

http://kagayakikun.com


H2Aお前もか
日本の航空宇宙産業の危機です。


海の天気予報
人工衛星(TOPEX/POSEIDON)により海面高度データが10日毎に得られる様に
なり,海の天気図に相当するものが作成できる様になりました.コロラド大学
のWEBサイトでは,地球上の任意の場所の海面高度分布をリアルタイムで
提供してます.描画ソフトはGMTなのできれいです.
http://www-ccar.colorado.edu/~realtime/global_realtime/geovel.html

こうした元データと数値モデルの同化により日本近海の黒潮流路予測の
研究が地球観測フロンティア研究システムにより進められていますが,
この度,結果の一般公開が始まるようです.
http://www.jamstec.go.jp/frsgc/jp/jcope/
今後に期待です.

アルゴ・ブイが広く展開されれば,より詳細な海の天気図が手にはいるので
さらに期待が大きいです.


10月の気温
気象庁の発表によりますと、今年の10月の世界の月平均地上気温が
観測史上最高だったとの事です。1880年以降で、です。
http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jma/press/0311/17a/10gatsu_ondo.pdf

本州南岸の11月上旬の気温も体感的には高いと思います。(^^ゞ


火星探査衛星も
火星探査衛星も調子が悪いようですね。
ロケットの打ち上げやスイングバイなどは、かなりの信頼性があるだけに
もったいないですね。


ひまわりの後継衛星
確かに不安ですね。いつまでも米国のゴーズに頼るわけにもいかないし
ゴーズ自体、古いんですよね?
ひまわりの後継衛星を受注したアメリカの人工衛星メーカーが倒産した
というのは以前聞きましたが、他で作り直したら年単位の時間がかかり
ますよね。困ったものです。

それ以前にH2Aロケットも打ち上げ延期を繰り返しているし…。


Re: ADEOS II
ひまわりの後継の運輸多目的衛星も本当に打ちあがるのでしょうか。
なんだか製造会社が再建手続きに入ったようですね。
http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jma/press/0310/12/eisei031012.pdf


ADEOS II
みどり2号、ダメなんでしょうか?


低周波ですね(^^ゞ
うみぼうずさんの書き込みのタイトルを見たら、しっかり「低周波」
ソナーって成ってますね。


ところで
新型ソナーは従来のソナーとどのあたりが違うのでしょうね?
音圧?指向性?周波数?


新型ソナーとクジラのストラディング
kanazawaさん、磯崎さん、こんばんわ。
私の書いた「大国の論理」というのが、当人の思惑とある意味
同じ方向に行ったような、違う方向に行ったような感じで、
少し戸惑っています。

まず私の立場ですが、捕鯨には賛成です。「大国」が昔、油目的に
捕鯨した大型クジラは絶滅の危機かもしれませんが、日本民族や
アラスカの少数民族が食文化として行っていた捕鯨は、制限付きで
行えばクジラの絶滅とは無縁と感じています。しかしながら「大国」
は日本には捕鯨を禁じる一方で、自国のアラスカ少数民族には捕鯨を
許しています。国際会議(下関での)でもダブルスタンダードを感じ
させる論理でした。

一方、クジラのストラディングを誘発する可能性のあるソナーですが、
対潜哨戒能力を上げなければならない敵がいて初めて意味を持ちます。
そういう意味では中国やロシアの潜水艦が相手のものであると感じました。
そういう意味ではkanazawaさんの考えとも近かったと思います。
北朝鮮は頭になかったです。かの国の潜水艦なら現行のソナーで充分と
考えました。

これらを踏まえた上で、日本に食用としての捕鯨すら禁じている
アメリカがクジラ座礁の原因かもしれないソナーを日本近海で
使うと聞き、感情的になりました。クジラを無駄死にさせるくらいなら
俺が食べてやる!と感じました。これに加えて環境保護団体の
いかがわしさ等々鬱憤がたまり先日の書き込みの雛形が出来ました。
この段階では、仮想敵国中国があるからしょうがないとも思っていた
事もあり中国の事も書こうと思いましたが、政治色が濃くなると
私のクジラへの食べ物としての思いがかすむようで、曖昧な文章に
収束しました。

この様な事を思いつつ、波風の立たない文章を書いたわけです。


なるほど
かの国とは北○○ですか。
それなら、海軍が退けなかったのもわかる気が・・・・

でも、クジラやイルカにしてみれば、人体実験か?


論理
そのさる大国の論理よりは、かの国の論理(論理があるのかどうかは疑問だが)
の方が数百倍は理解しがたく、危険だからね。
尺度を変えて考えてみる必要はあると思う。


クジラの座礁
クジラの座礁の原因に対潜ソナーが存在するというのは初耳です.
でも海の中では光よりも音の方がコミュニケーションなどに有効
な事を考えると,クジラにソナーの発する音が影響を与えても
おかしくないと思います.

日本近海に限って使用するという,大国の論理にはついていけませんね.


本当になんで〜
アメリカの環境保護団体も自国から離れれば問題ないということなのか?

なんでこうなるのという感じですね。

他の生物への影響はどうなのですか?
クジラやいるかのストラディングに要注意。


低周波ソナー
なんでそうなるかなぁー。海軍演習で鯨に被害を及ぼした可
能性のあるソナーが日本周辺に限って使用されるようです。
嫌なものが出てきたなと思っていたら、何とまぁ。

琉球新報 <対潜新型ソナー>米軍、日本周辺に限って使用へ
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/today/031014ea.html
CNN 米軍、海中動物保護で新型水中音波機の使用停止合意
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200310140015.html

海軍演習直後に鯨のストランディングがおきたのは低周波ソナー
が原因ではないか、というレポートは、今ならネイチャーHPの
トップページに掲載されてます。

ネイチャー クジラ座礁事件の犯人はソナーか?
http://www.natureasia.com/japan/index.php


思いこみの可能性あり
もしかしたら私の同期の学生は、津波がKelvin波として伝播する
とは言っていなく、津波が岸に捕捉されて伝播すると言っていた
のかもしれませんね。その時、私がKelvin波と思いこんだのかも。

余談ですが、津波は国際公用語だと思います。"Tsunami"って
どの様な経緯で国際公用語となったのかご存じの方おりますか?

台風の命名は、有名な気象学者 岡田武松氏というのは聞いた事が
あります。それ以前は、野分けと呼ばれていたそうです。


確かに
津波の原因の地震の時間スケールを考えると津波の周期は慣性周期
よりも短そうですね。そうすると沿岸に捕捉される波動は、Kelvin波
とか陸棚波とは無関係で、波の回折および反射によって起きるエッジ波
が妥当ですね。

私が博士課程前期の頃、同期で海洋工学を専攻していた学生が、津波が
Kelvin波として伝播する様子を数値実験で再現したいと話していた記憶
が有りまして、その頃から津波の影響は地球の回転の影響を受けると
思いこみが始まったと思います。

津波に対する理解が深まりました。ありがとうございます。


津波の周期
津波は長波というのはその通りだと思う。
しかし、
だからと言って地球自転の効果が大きく寄与するとは限らない。

Kelvin波や陸棚波について考える前に、
波の角加速度ωとコリオリパラメータfを比較して、
そもそも地球自転の効果が効いてくる現象なのかどうか考える必要がある。
津波の周期は、せいぜい数10分から長くても1時間程度
(http://www.es.flinders.edu.au/~mattom/IntroOc/lecture10.html)
これから考えると、地球自転の効果はほとんど寄与しない。
地球自転の効果が寄与してくる前に、波は次の運動に変化してしまうよ。

結局、Kitade & Matsuyamaが論じている問題とは無関係だと思うのです。

もしかすると、
慣性周期よりも長い津波が存在するという報告を読んだことがありますか?
私は今まで一度もそういう報告を読んだり聞いたりした事がありません。


参考書籍
参考書籍をいくつか挙げてみます。

宇野木 沿岸の海洋物理学 158ページ付近から
梶浦  海洋における地形性モード波 気象研究ノート135号(1978)
LeBlond & Mysak
Waves in the ocean 219ページからの本文と章末のexercise

津波に関しては、
今村 津波のサイエンスと防災のためのテクノロジー 日本流体力学会誌 ながれ 19 (2000) 96-104
に啓蒙的な解説があってなかなか面白いですよ。
紀元前15世紀頃におきたエーゲ海での津波の研究なども紹介されています。
こちらをさらに詳しく知りたければ、
今村 エーゲ海における古代文明滅亡に影響した歴史津波の科学的検証 文部省科研費報告書 (1999) 94
がある。



津波の伝播
kanazawaさん,こんばんわ.
津波の伝播は,通常の長波と考えています.その効果が最も大きいと
思います.また岸に当たる前後には回折や当たった後には反射もしま
す.(例のアニメーションを見て実感:Quick Time入れちゃいました)

私はあまり深く考えませんでしたが,周期や波長が分からないと,どの
沿岸捕捉波なのか決定できませんね.通常の津波の伝播に加えて,岸に
衝突した後,一部がトラップされると考えました.エッジ波は頭に無か
ったです.慣性周期よりも長いものを考えました.ですから岸を右に見
て伝播するものですね.でもアニメを見と岸を右にも左にも見て伝播し
ておりエッジ波っぽいですね.余談ですが,ポアンカレ波みたいな波形も
見られますが,これは単に反射波との合成でしょうね.

投稿した段階では,三陸から房総にかけて陸棚波が伝播した.それと
発生源から直接伝播(長波)したものがあり、銚子の水位に現れた
と感じました。その先への伝播の段階で、房総半島付近の陸棚幅が
急変する効果で、何らかの沿岸捕捉波に変化したと思いました。
陸棚幅が変わると沿岸捕捉波がKelvin波に近いものと陸棚波に近い
ものに分離するという北出さんの研究を思い浮かべました。

しかし、分散関係などを吟味してないので、乱暴な理論展開
だった事は否めません。

エッジ波と津波の話は、初耳で、勉強になりました。
また何かお気づきの点がありましたら書き込みしてくださいね。
GPS津波計というのがあるんですね。


沿岸捕捉波?
>Kitade and Matsuyama, 2000によると沿岸捕捉波は
>銚子から勝浦や布良にかけて陸棚幅が急激に減少して
>いるので2種類の波に分離することを示してます。
>Kelvin波タイプと陸棚波タイプに分かれるようです。

だんだん分からなくなってきたのだけれど、
今の話題は「津波」ですよね?
うみガエルさんのいう「津波」「沿岸捕捉波」とは、
具体的にはどういう波の事です?
特に周期はどのぐらいを考えているのでしょう。

考えているKelvin波や陸棚波というのは(指摘論文から考えると)、
常識的な「津波」の定義からほど遠く思えます。
普通に言う「津波」とは全くと言って良いほど無関係ではありませんか?
基本に返って、Kelvin波や陸棚波とは、
どういう物理的仮定の下で成立する波なのか考えて見る必要があるように思います。

一言で、「沿岸捕捉波:Cosatal trapped wave」と言っても、
いろいろな波の事が含まれます。
非常に広い意味を持った用語ですね。
津波と関係する沿岸捕捉波として「エッヂ波」が有名です。

この波によって、
三陸沿岸を南下し、その一部は伊豆海嶺に沿って伝搬するという
「津波の経路」にまつわる話は昔からよく耳にします。
三陸沖ヌルヌル地震というのが話題になった頃、良く話題になりました。
父島の観測値を見てみると、どうやら本当らしいですね。

北海道近辺ですが、こちらでシミュレーション結果の
アニメーションをご覧になれます。
http://dree2.ce.akita-u.ac.jp/mizu/association/kushiro030926/

もう少し広い範囲はこちらで観察できます。http://www.tsunami.civil.tohoku.ac.jp/hokusai2/topics/03tokachi/eri2.mov
三陸沖南側に着目してください。
確かに沿岸に沿って高い波高が観察されます。
しかし、こういう波をKelvin波や陸棚波とは呼びません。


Re:津波
最近、忙しくてWEBなどで水位記録を確認してません。
津波の影響は銚子までですか。海を伝播してきたのか
沿岸捕捉波として伝播してきたのか興味がありますね。

Kitade and Matsuyama, 2000によると沿岸捕捉波は
銚子から勝浦や布良にかけて陸棚幅が急激に減少して
いるので2種類の波に分離することを示してます。
Kelvin波タイプと陸棚波タイプに分かれるようです。

こういった事や、伊豆小笠原海嶺の存在などもあり
駿河湾付近には影響が少ないのかもしれませんね。
そもそも直接伝播するものが大きくて、沿岸捕捉波
として伝播するものは小さいのかもしれません。


津波
気象庁や海上保安庁の潮位記録を見ると、この地震の津波がはっきり出ています。
まだ、津波で行方不明になった人は見つかってないようですね。家は海の近くなので、地震が起きたら、津波に注意と家族に言い聞かせました。

気象庁http://www.data.kishou.go.jp/marine/tide/realtime/index.php
海上保安庁http://www1.kaiho.mlit.go.jp/ENGAN/real_time_tide/htm/kck_main.htm

この記録を見た限りでは、銚子(気象庁)までははっきり津波が記録されていますね。
父島(気象庁)にも若干それらしいのが見えますが、石廊崎から西にはその影響はないように思われます。
どうでしょうか?


異常潮位
友人が,携帯のメールに関東から東海にかけての太平洋岸で
異常潮位が起きていると知らせてくれました.巴川の水位に
注目していると確かに平均水位が高い.

もともと秋の頃には北半球の中緯度では,平均潮位が高くなる
それに加えて,昨日の津波の影響が沿岸捕捉波として伝播して
来たのであろうと直感したが,一都三県漁海況速報を見ると
黒潮が房総半島付近で大接岸している.

異常潮位の要因は,津波の効果と黒潮接岸の効果と秋の高潮
が重なったためと理解した.効果の分離は興味のあるところ
である.


Re:風向・風速の時系列データをグラフに・・・
大海原さん,はじめまして.
ベクトルを時系列で描くソフトを探しているという事ですね.
別名,スティックダイアグラムですね.私の場合,Stanford
Graphicsというソフトで描いています.
以前,同じ様な話題になったときには,皆さんFORTRANとプロッター
制御プログラムもしくは仮想プロッターで書いている人や
エクセルのVBマクロを利用して描いている人が居ました.
詳しくは過去ログを参照してください.
現在入手可能なソフトで,スティックダイアグラムを描ける
ソフトは知りません.Stanford Graphicsは廃盤だと思います.
フリーソフトのGMTやFERRETあたりでかけると思いますが,私
は未使用です.
また2003年の過去ログには栗田さんがExcelアドイン工房というホームページ
を紹介してくれています。URLは
http://www.jomon.ne.jp/~hayakari/index.html
このホームページにはスティックダイアグラムを描くためのアドイン
ツールがあります.


Re:南京虫
磯崎さん,こんばんわ.
南京虫ではないですか,これは失礼しました.南京虫って
聞くだけで痒くなる感じもしますね,確かに.私が清水の
下宿で体験した話は,聞くだけでも痒いですよ.

夏休みは実家で過ごし,久しぶりに帰った下宿での話です.
南京虫は布団(万年床)の間に,隠れていて,私が寝たら
痒くて飛び起きたところ無数の南京虫が居ました.24時間
営業の薬局でバルサンを買って始末しました.


風向・風速の時系列データをグラフに・・・
 風向・風速データを時系列で表記できるグラフソフトを探しています。しかし,
なかなか見つかりません。。。
ご存知の方,知っていたら教えて頂けないでしょうか。
宜しくお願いします。


南京虫?
うみガエルさんが南京虫と言うもので、痒くなってきましたが、南京虫ではなさそうです。
今度、画像をupします。


本当にそんな感じですね
季節が一ヶ月ずれているという表現がぴったりかもしれませんね.
残暑が厳しくてエアコンが無いと日中はキツイですね.

その甲虫は,もしや南京虫ではないでしょうか?数年前に清水の
下宿で大量発生して困った事があります.

私の下宿には,白いヤモリが出現しました.過去にも何度も見て
ますが,今年見たのは大きいです.ヤスケという名前をつけました.


冷夏というよりも
季節が1ヶ月遅れているような気がします。
先月のお盆の大雨を通常の7月の梅雨明け前の大雨、今の残暑を通常の8月の暑さと考えると、ぴったり合う。

昨日から2、3ミリほどの虫(甲虫)が家の中で目立ちます(大発生か?)。これも異常な気象の影響ではないかと見ています。

自分の記憶では昭和50(1975)年も残暑が厳しい年だった。
部活でくたばってました。


異常な夏
今年の夏は,お盆頃,気温が凄く低かったり
最近は,気温がかなり高くて,変化が激しかったですね.

そのせいか?体調が余りすぐれません.
徐々に暑くなったり徐々に涼しくなって行けば体も調整
出来るのでしょうが,寒かったり暑かったりが交互に来
るとおかしくなってしまいます.

ちなみに,実家の甲斐犬は一度生えてきた冬毛が,いま
抜け始めています.昆虫や植物も戸惑っているようです.


柿田川
金太郎様、磯崎様。

昔は柿田川は泳げたんですね。しかもヤマメとアマゴが居るとは知りません
でした。アユだけだと思っていました。町中にあるけれども湧水だからヤマメ
やアマゴが住めたのでしょうね。湧水ゆえに泳ぐと、とっても冷たそうな感
じがします。

昔は、静岡県にもヤマメが居たのかもしれませんね。それが、人間による放流
が原因かもしれませんが。

天城の狩野川水系には、アマゴもしくはヤマメが居て、一部は海に下っている
と言うことですよね。サツキマスやサクラマスが釣れると言うことは。
相模湾側の伊東で、サクラマスが定置網にはいるのは、ヤマメの分布から不思議
ではないのですが、もし駿河湾側でサクラマスが釣れたらニュースかもしれませ
んね。


続アマゴとヤマメ
アマゴとヤマメの本当の分布ってどうなっているのでしょうか?

今では静岡県はアマゴ域になってるはず。
御殿場もアマゴ域になっている。相模湾に流れさる小山町の川にもアマゴとなっている。
それが、2種同じところにいたとなると、金太郎の話は結構、重要。
放流での攪乱に注意しなくてはいけないけど。

2種の分布の境界域は神奈川県にあるはずだけど、どうなっているのでしょうか?
隣接する川で、きっちりヤマメとアマゴの分布がわかれているのでしょうか?


雨子と山女魚
私が小学生の頃はまだ柿田川が自由に泳げてよく鮎や山女魚、雨子を刺して食べました
山女魚が2、雨子が8 ぐらいの割合で泳いでいたように思えます。

で、現在でも天城の狩野川水系では時期になるとサツキマスが釣れるそうですよ
(サクラマスかも知れない)


ヤマメとアマゴ
子供の時に読んだ本に書いてあったので、内容は忘却の彼方ですが、
日本の東西でヤマメとアマゴの分布が分断されていたと思います。
静岡県は、その中間だったと記憶しています。

子供の頃、御殿場市の山中の沢にはカジカやヤマメ(アマゴ?)が
いて、箱めがねとタモを使って、良く捕まえました。当時は、ヤマメ
だと思いこんでいましたが、もしかしたらアマゴだったのかもしれま
せんね。斑点が微妙に違うのですよね。

サクラマスとサツキマス、本当に良い名前ですね。


伊豆半島の沿岸湧昇
伊豆半島東岸の沿岸湧昇は、磯崎さんがおっしゃるとおりで、
南西風によって引き起こされることが知られています。竹内氏
が論文で報告しています。

一方、入間における夏場の水温急下降現象は、稲葉氏が「駿河湾
の自然」に西風に対応して発生することを報告してますが、まだ
論文にはなっていません。磯崎さんが指摘されるように石廊崎より
も駿河湾の奥に入間は位置しています。ですから別な機構が働いて
いると考えられます。人工衛星が捉えた熱赤外写真を見ると、
低水温域は初期には石廊崎から下田にかけて存在しています。
この事からも、入間で沿岸湧昇が起きたと考えるよりも、伊豆半島
先端部で起きた湧昇(内部境界面の上昇)が沿岸補足波として入間
に伝播したと考える方が自然だと思います。これらの事を証明する
には静岡県水産試験場の月に一度の水温塩分の観測結果や、沿岸水位
データなどを解析する事が必要です。この様な内容の論文は稲葉先生
もしくは私が近日中に書かなければならないと考えています。


出身研究室
磯崎さん、こんにちわ。

磯崎さんに指摘されるまで気がつきませんでしたが、出身研究室の
消滅は、その後寂しいものとなるんですね。東海大学の場合、講座
制ではないので、教授を頂点とするピラミッドになってません。
長所としては、各教員が身分に関わらず自由な発想で研究が出来ま
す。短所としては、今回のように教授が定年を迎えると、研究室が
消滅してしまい、研究の継続性に難点があることでしょうか。


消滅って
うみガエルさん、ご無沙汰です。

研究室が消滅ってどういうことですか?
教授が退官、あるいはよそに移るってことですか?
教授の下に助教授はいないのですか?

自分が所属した研究室がなくなると、故郷がなくなるのと同じでさびしいですね。
私の所属した研究室も学科改変のあおりを受けて、教官連中がばらばらになり、霧散してしまいました。
自分が過ごした部屋は、他の研究室に占領されており、思い出に浸ることができません。
今では、同級生が教官をやっている部屋(専門が近い)に入り浸っています。

ところで、I葉先生が「駿河湾の自然」で入間の自記水温観測結果から湧昇について述べています。
常々疑問に思っていました。南西風で湧昇が起こるのは伊豆半島の東岸ならわかるのですが、入間は石廊崎の西なので、別な機構も関係しているのではないでしょうか?
今までの観測結果は卒研などに使用されてきたと思いますが、きちんとした論文を期待したいです。

サクラマスですが、静岡県内に分布するアマゴが降海するとサツキマス。
誰が名づけたか、絶妙のネーミング。


自記水温観測
私の所属する研究室では、1990年から昨年12月まで、断続的ですが
駿河湾の湾口東部沿岸の妻良もしくは入間、湾奥西部の由比において
海面水温の自記観測を行っていました。

研究室が来年3月をもって消滅する事から今後は水温観測が行われない
ことになりました。まことに残念な事と考えています。


サクラマス
磯崎さん、こんにちわ。

サクラマスですか、調べたところヤマメが海に下った場合
サクラマスになるんですね。ヒメマスが紅鮭の陸封である
事などは知っていましたが、ヤマメが海に下るのは知りま
せんでした。


サケに似た魚は、
サクラマスでした。
時々、伊豆東岸の定置網に入網する魚ですが、釣られるのは珍しい魚です。


由比の定置網
西倉沢の定置網が再開しましたか。これで、また美味しいアジが
食べれます。よかった。

鮭に似た魚は結局何でしたか?


メガマウスと黒潮
メガマウスと黒潮の接岸との関係はよくわかりません。
黒潮は接岸から離岸傾向にあった時期ですが、関係ないのではと思います。どうでしょうか?
静岡で獲れるのは駿河湾という深い湾が関係しているのでしょうか?

マスコミでこういう報道がされると、漁師も興味を持ちます。
必ず、珍しい魚が獲れたという連絡がきます。今日も、サケに似た珍しい魚が獲れたという連絡が入り、同僚が夕方渋滞のなか出かけていきました。果たしてどんな魚だったでしょうか。

ところで、西倉沢の定置網は再開しました。祈大漁。


続メガマウス
磯崎さん、情報ありがとうございます。
このメガマウスは、御前崎で、さば漁をしている巻き網に掛かったようです
船長さんは、邪魔な大きな魚が掛かったと感じたそうです。またメガマウス
のことを知らなかったので生け捕りにならなかったようです。オスだったそ
うです。現在は、東海大学の海洋科学博物館で低温保存されているようです。
時間があるときに解剖される予定らしいです。

黒潮の接岸と関係があるのでしょうか?


Re:メガマウス
静岡新聞の報道だと、残念ながら死んでいるようです。
8月8日の朝刊では、市場に横たわるメガマウスの写真がありました。
Web上はここ。
http://www.shizushin.com/area21/area21_2003080804.html


メガマウス
沼津で,珍しい深海鮫であるメガマウスが揚がったようです.
昨夜,巻き網船が捕らえたらしいです.
現在は,東海大学の海洋科学博物館に運ばれたようですが,
生死は未確認です.


夏場の黒潮系暖水の波及
磯崎さん
>ところで、27日ぐらいから黒潮系暖水が相模湾、駿河湾に流入しています。
>急潮の恐れがあります。

一都三県漁海況速報を見ましたが,黒潮が駿河湾と相模湾に大接近しており
,また暖水も流入しているようですね.
しかし,定置網が流失するような急潮は起きないと考えています.この時期
網に付着生物が多いのが気になりますが,湾内水と黒潮系水の密度関係から
沿岸密度流(Kubokawa and Hanawa, 1984)は形成されないと思われます.
黒潮系暖水の両湾への流入も中層貫入が主体となると思われます.よって
表層では,激しい流れは起きないと考えます.

でも,実際には内部波などの影響で被害が出るかもしれませんが...(弱気)


研究の方法
海底に光量子計を設置して,観測するわけですね.私は
てっきり,リモートセンシングデータ(ランドサットなど)
から解析すると思いこんでいました.

シー・トゥルースとしても利用できるし,実際の状態を把握できる
良いデータが採れそうですね.

この場合,磯焼けが起こる以前のデータがないのが残念ですね.
また近年になって濁りが増す(透明度が落ちる)要因を探す事
も重要になってきますね.


河川水の挙動
磯崎さん
>御前崎は陸水の影響が大きいという宇野木先生の研究は
どの報告でしょうか?

御前崎が陸水の影響を受けると言うこと,その事ズバリを
示した論文ではありませんが,私の理解するところでは,
上記のようなことを示す根拠の一つだと思います.

宇野木早苗・岡見登(1985):水産海洋,47・48号,1-10.
内容は,ランドサットの画像13例にもとづいて駿河湾内
における河川水プリュームの進行方向を示したものです.
富士川,安倍川,大井川の水が御前崎方向に進行する事
を示しています.この要因は,回転場における低密度水の
挙動や駿河湾の環流パターンが考えられています.


御前崎の磯焼け
御前崎周辺の磯焼け域で、海底の光量子を測定すると、日積算光量がゼロの日が出てきます。
濁りは大いに怪しいです。海藻は光合成で生きているので光の影響を受けます。
昔と比べて透明度が落ちてきたのは確かと思われますが、それを表わすずばりの観測結果がありません。

御前崎は陸水の影響が大きいという宇野木先生の研究はどの報告でしょうか?

ところで、27日ぐらいから黒潮系暖水が相模湾、駿河湾に流入しています。
急潮の恐れがあります。


磯焼けの原因
カジメは昆布の仲間ですか.なるほど,高水温に弱そうですね.
特に,冬場に黒潮系暖水が頻繁に波及したら成長が遅れたり害
が有りそうですね.

御前崎の磯焼けは,別の原因があると仰ってましたが,それは
濁りが怪しいと言うことでしょうか?光量子を測定して磯焼け
と濁りの関係を調べると仰っていたのは御前崎の事でしょうか?
御前崎は陸水の影響が大きいことが,宇野木先生の研究や静岡県
水産試験場の中村氏,村中氏の研究で指摘されていますね.


カジメ
>カジメは,高水温に弱いのではなくて,高塩分に弱い?もしくは
>冬と夏の水温差が小さいと発育が悪い?という可能性も考えられ
>ると感じました.

カジメはコンブ目の大型褐藻で北方起源になります。
北から南に分布を広げてきたコンブ目の海藻の中で最も南に適応した(進化した)のがカジメといわれています。
だからいくら南に分布しているように見えてもやはり高水温には弱いといえます。
高塩分とカジメの関係については知見はないようですが、もともと外海に分布しているので関係ないのでは。
カジメの生長期は水温の低下している時期になりますので、冬の水温上昇はカジメにとってのマイナスです。
また、次世代の発生にも冬の高水温は悪影響を及ぼします。

それと珊瑚の白化と磯焼けは異なる現象と考えたほうがいいと思いますが、高水温に対する生物の反応と考えれば同じものといえると思います。



黒潮大蛇行
昭和50年の夏というと1975年ですね.Kawabe(1985)によれば
1975年8月から1980年3月は黒潮大蛇行期です.カジメの磯焼け
が始まった時期と一致してますね.稲葉(1982)の1978年の駿河
湾口東部流動を見ると流入傾向です.この時,黒潮は大蛇行流路
です.Kawabe(1987)によれば,黒潮大蛇行には約20年周期が
卓越するそうですが,太陽の黒点周期11年や太陽の活動周期22年
とも関連しているかもしれませんね.ちなみに黒潮大蛇行流路は
黒潮流量が大きいときに選択されるようです.

少し話が飛躍してしまいました(^^ゞ.
黒潮が大蛇行流路の時は,駿河湾や相模湾には,頻繁に暖水波及
が起きると考えられますが,これにより沿岸水温が上昇するのも
事実ですが,夏場の水温には,それほど影響はないと思われま
す.塩分は変化すると思います.むしろ冬場の水温に影響が大き
いので,夏と冬の水温差が小さくなってしまう事が予想されます.

カジメは,高水温に弱いのではなくて,高塩分に弱い?もしくは
冬と夏の水温差が小さいと発育が悪い?という可能性も考えられ
ると感じました.

磯焼けと黒潮流路に密接な関係があるという話は,初耳でした.


昭和50年の夏
静岡水試伊豆分場が漁獲管理を指導していた伊豆半島田牛地区。
管理が効を奏し、年間アワビを10トン以上安定して漁獲できるまでになっていた。
ここでカジメの磯焼けが始まったのは昭和50年の夏でした。
磯焼けが進行し、アワビが痩せて商品価値がなくなりだし、水試も調査を開始。
田牛地区では明治時代はじめからの漁業や磯の記録が残っていた。
それから過去何度も磯焼けが発生したことが判明。
そして、磯焼けが発生したときは必ず黒潮が大蛇行していた時だということがわかったのでした。そして、黒潮が大蛇行すると伊豆半島に黒潮が接岸する、沿岸水温が高くなる事が明らかにされ、磯焼けの原因とされました。
伊豆半島の磯焼けは黒潮の変動による自然現象だったのです。
このことは、河尻・佐々木・影山(1981)下田市田牛地先における磯焼け現象とアワビ資源の変動、静岡水試研報15に詳しく載っています。
この研究は磯焼けの原因を初めて明確に明らかにしたものとして磯焼け研究者にとって必須の文献になっています。

しかし、日本全国で問題となっている磯焼けはその場その場で原因が異なっている。その現場で研究する必要があります。
今、静岡で問題となっている御前崎周辺の磯焼けは別な磯焼けです。


磯焼け
磯崎さん、回答ありがとうございます。
磯焼けは、思っていたとおり海藻が無くなってしまう事なんですね。
それだけではなく、水産資源も無くなってしまうんですね。磯焼けが
伊豆地方の方言に由来するとは初耳です。

最初に問題となったのが、伊東市川奈ということは、相模湾の方なん
ですね。駿河湾でも磯焼けは、あるんですよね。

そういえば、以前、磯焼けと急潮が関係あるのでは?という話を聞いた
事がありますが、検証などは行われていないと思います。現在では
原因などは分かっているのでしょうか?もしくは原因として有力な物が
あげられているのでしょうか?

珊瑚の白化とは、別問題ですか?


Re:磯焼け
磯焼けは「海藻の一部あるいは全部が急激に広範囲に枯れて、海藻、貝類、甲殻類、磯魚の生産がなくなる現象」です。
静岡県では明治時代から問題となっています。
もともと「磯焼け」という言葉は、伊豆半島の方言だといわれています。
明治時代中期に小室村(現伊東市川奈)村長福西四郎左衛門は磯焼けの原因究明を国の農商務省に陳情しました。
農商務省は海藻学者遠藤吉三郎を調査に派遣、彼は報告書を書き、その中で磯焼けという現象が初めて記載されました。
さらに国は磯焼け対策として川奈の長柵という磯にアワビの飼育試験場を設置しました(ひょっとしたら日本で初めての水産試験場の類かもしれない)。
しかし、磯間際に建てられたため、台風の激浪で施設は全壊してしまったのです。
・・・・
磯焼けについては10年以上担当しており、ちょっとうるさいです。


USBフラッシュメモリ
磯崎さん、CD-Rでデータを運ぶのは無駄な気がしますよね。
最近はやりのUSBフラッシュメモリなんかが良いですよね。
学会などで用意されるパソコンのOSがWindows XPなら
そのまま読み込みできますから、便利です。

クリップドライブシリーズならUSB2.0対応で容量が1GBというの
まであります。私も一つ入手しようかな?


磯焼け
磯崎さん、こんばんわ。

磯焼けというのは、どのような状態を示すのでしたっけ?
海藻が無くなってしまう現象でしたよね。

S君は、隣の部屋の4年生のようですが、面識がありません。


確かに便利
こんばんは

パワーポイントは便利です。こんな便利なものがあるなんて最初は感動しました。
しかし、使い方は注意が必要ですよね。
CD−RWには特に注意。
無駄な気がするけどCD−Rでファイルを移しています。
機種(バージョン?)によっては、予定した効果が出なかったり、字がずれたりとストレスがたまることもあります。
あまり凝らないことにしています。

今日、東海大学海洋学部海洋科学科のS君がきました。
面識もないのに、初めてのところに飛び込んできた彼の勇気に敬意を表して、卒研に協力することにしました。
指導教官はM田先生で、フリーテーマということだそうです。
どんなときに磯焼け域では海が濁るのかを光量子の測定データから分析してもらうことにしました。


パワーポイント
最近、学会発表などでもOHPからパワーポイントなどのプレゼンテーション
ソフトを使った、液晶プロジェクターとパソコンによる発表が増えてます。
OHPシートを大量に消費するよりも省資源的で良いですよね。

ただ、いくつか問題点があるようです。データをCD-RWで持っていくとライ
ティングソフトが異なる場合、データの読み込みができないようです。
CD-Rの場合は、殆どの場合において読めるようです。

もう一つはパワーポイントのバージョンによる違いです。以前、物研セミナー
で私自身が失敗したのですが、パワーポイントXP(2002)には、消すアニメー
ションがあるのですが、パワーポイント2000には無いようです。私のパソコン
にはOffice XPが入っているので図を二枚重ねておいて、クリックによって
前面の図を消して背後の図を表示させるアニメを設定していたのですが、
発表で使用したノートパソコンにはOffice2000しか入っておらず、消える
アニメーションがすべて動きませんでした。気をつけましょう!


なるほど
磯崎さん、回答ありがとうございます。
有機水銀は、天然由来と考えることができますね。日本人が
長生きをして良く(たくさん)食べ物を食べるから問題にな
ってきた。もしくは科学が進歩したから問題提起されたのが
水銀問題と考えられますね。一概に危険だ!とか大丈夫だ!
みたいな事に成りやすいですが、中西氏のようにリスクを査
定して、どの程度危険かを把握する事が大事ですね。

海洋科学科の教員の卒業研究に対する指導のスタンスは、教官
ごとに違います。型にはめたがる教官もいます、放任的な教官
も居ます。しっかり指導する教官も居ますし、生徒の自主性を
刺激する教官も居ます。私の後輩をよろしくお願いします。


水銀はどこから
うみガエルさん、こんばんは。

うみガエルさんの疑問(食物連鎖の底辺のプランクトンや小魚が
摂取した有機水銀は天然由来ですか?人間活動由来ですか?)ですが、
そこまで突き詰められるともう一度調べなくてはなりません。
でも、天然由来のはずです。

我が職場に伝わっている話です。
昭「和40年代後半に水銀規制が行なわれる時に、キンメダイなどの底魚の水銀濃度が問題となった。
人為的汚染で高いのなら、規制がかかることになる。
しかし、稲取の水産学校に保存されていた戦前のキンメダイ標本を調べたら水銀濃度が高かった。
戦前は人為的汚染などない時代なので、天然でも高いと考えられる。」

ところで、貴学海洋科学科の卒研は教官がきちんと指導しますか?
それとも、学生の自主性に任せていますか?教官によって違いますか?
来週、4年の学生が私のところに卒研の相談にくることになっています。


水俣病
磯崎さん,こんばんわ.
水俣病は,有機水銀が原因でしたが,これはチッソという会社の排出物質
が原因であったと,小学生の頃に習いました.水俣病は,人的汚染ですね.

では,マグロなどが食物連鎖の頂点に近いとして,自然に蓄積されるとい
うのも理解できました.ちなみに食物連鎖の底辺のプランクトンや小魚が
摂取した有機水銀は天然由来ですか?人間活動由来ですか?
ここが分かりません.


水銀の蓄積
マグロやカジキは栄養段階のトップにいるので、食物連鎖によって水銀が蓄積する。
キンメダイなどの底魚も食物連鎖によって蓄積する。成長が遅いことも関係している。
いわば、自然現象。だから、人為的汚染を対象とした規制からはずされていたわけです。
これって水産人の常識?


桜エビ
駿河湾というと,桜エビで有名ですよね.
その昔,東京大学の淡青丸で,係留式ADCP回収作業をして貰うという事で
私が一人乗り込んでいった時に,桜エビの調査を手伝わせて頂きました.
あまり桜エビは捕れませんでしたが,採れた時はうれしかったです.とても
綺麗な海老です.ちなみにADCPは採れませんでした.(;。;)

ADCPは,数年後に亘る掃海の末,見事回収しました!

桜エビは,子供の頃,干しエビとしてしか食べた事がなかったです.どちら
かと言えば,嫌いでした.桜エビの印象が一変したのは,大学生になってか
らです.富士市に住んでいる友人の家で,生桜エビをワサビと醤油で食べて
からです.うまかった.早速,由比の漁港で生の桜エビを買って実家にお土
産としてもって帰り,汁物にしたり天ぷらにして食べました.

桜エビは,春と秋に漁があるので,天気が良ければ,その時期に由比に行く
と生のままの桜エビが買えます.天気が悪かったり漁期とずれている時には
冷凍物が有ります.

一番おいしい食べ方は,生桜エビのかき揚げでしょう!
特に鐘庵(しょうあん)という,一見立ち食いそば屋さんのかき揚げがうまい.
東京や東海地方に支店があるようなので,試してください.
http://www.shoan.co.jp/


基準値
国が定める基準値には,もともと懐疑的でした.排出基準なども
工業的に可能かどうかが争点になっていると思っていました.

我々が生活する上でのリスクなどは盲目的であった方が良いとさえ
思っていましたが,中西氏の様に,まじめに取り組んでいる人が
存在するのですね.ある意味,安心し,ある意味,不安も感じた.

中西氏のような研究者が,政治家を啓蒙し国のリスクマネージメント
をより成熟させて貰いたいと感じました.

リスクマネージメントは重要と感じたのと同時にリスクマネージメント
をしなければならない程に現代の食卓は汚染されているのか?と実感
しました.水道水も...中西氏のコラムを読んで,興味を持ったのは
どの様なメカニズムでメチル水銀が魚に蓄積されるのかという事です.
水産関係の人には常識なのかもしれませんが,そのあたりの事を知って
見たくなりました.人間活動起源なのか?自然起源なのか?とか.

ps.念願の回転寿司に行ってきました,もちろんミナミマグロ
も食べました(^_^)


基準値
国が定める基準値には,もともと懐疑的でした.排出基準なども
工業的に可能かどうかが争点になっていると思っていました.

我々が生活する上でのリスクなどは盲目的であった方が良いとさえ
思っていましたが,中西氏の様に,まじめに取り組んでいる人が
存在するのですね.ある意味,安心し,ある意味,不安も感じた.

中西氏のような研究者が,政治家を啓蒙し国のリスクマネージメント
をより成熟させて貰いたいと感じました.

リスクマネージメントは重要と感じたのと同時にリスクマネージメント
をしなければならない程に現代の食卓は汚染されているのか?と実感
しました.水道水も...中西氏のコラムを読んで,興味を持ったのは
どの様なメカニズムでメチル水銀が魚に蓄積されるのかという事です.
水産関係の人には常識なのかもしれませんが,そのあたりの事を知って
見たくなりました.人間活動起源なのか?自然起源なのか?とか.

ps.念願の回転寿司に行ってきました,もちろんミナミマグロ
も食べました(^_^)


溜飲を下げる
kanazawaさんが紹介された中西準子氏のHP、面白かった。
キンメの水銀問題では同僚が四苦八苦しているのを見ているだけだったのですが、疑問が渦巻いていたのです。
それをこのように一刀両断に本質を見せていただけると、溜飲を下げることができる。

漁業サイドは人の噂も45日と決め込んでいますが、それも賢明な戦術だと思う。
なにせ、マスコミの報道はやはり過剰だった。


マグロと水銀
「マグロ」と聞くと、「水銀」を思い浮かべてしまう。
その理由は以下のホームページにある。
前々から読んでいて思っているのだけど、
中西準子氏のホームページの雑感はなかなか面白い。
環境リスクというものを、一度はきちんと考えてみようか?
という気にさせてくれる。

よく考えもしないで、それらしい事をただ並べて、
もっともらしい結論を述べる。
そういういかがわしい学識経験者が巷にはあふれているが、
このホームページはちょっと違ったものを感じさせる。

考えてみることに快感を覚える方は、
リスク論の入門として御一読を。
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/
同著者による岩波新書「水の環境戦略」もおすすめする。


Re: 南マグロ
その方も,書籍も,存じ上げておりません.
もし良ければ,実名と著作名など教えてください.


南マグロ
で思い出しました。
 遠○研の○延さんが集英社文庫から本を出されていますね。
ご存知でしたか?


寿司
菅野さん,こんばんわ.
お久しぶりです.そうですね,彼らを誘って回転寿司に行ってみます.
回転寿司といえば南マグロですが,あれって畜養するんだってね.
採れたてのは,油が少ないから,一時的に養殖風に餌をあげるそうです.

南マグロ:南半球にいる本マグロのなかま.


Re;ネタがない
 こんばんは。ネタはほっておいているうちに
出てきますよ(^^)。
 回転寿司ですか。最近寄ってないですね。こちら
でも一人暮らしなので、思うほどお金は貯まりません。
 某あお○氏やかね○え氏は誘いにのらないですか? 


ネタがない
最近、「海洋の広場」に書くネタがありません(^^ゞ。
ネタ、ネタ、ネタと3回ほど念仏すると、回転寿司にいきたくなります。
でも独りではいきづらいものがあります。

そういえば、今年の台風は異常ですね。


次回は...
物研セミナーでの発表がうまくいきませんでした.
次回は内容的にも発表的にも一ランク上を目指して
がんばりたいと思います.


物研セミナー
今度の水曜日に,海洋物理学系の研究室が合同で行っている研究発表会
もしくは談話会の様な位置づけがなされている「物研セミナー」で,
私の研究内容の一部を紹介させて頂けることになりました.

現在,発表の準備中です.エアコンがないので暑くて朦朧としてきました.
発表当日は,何か参考になる意見や質問があることを願いつつ.

http://www.scc.u-tokai.ac.jp/~kkutsu/butuken.html


海外での研究
現在,私の知人がドイツで,研究をしています.
やはり,海外に出るといろいろな苦労や楽しみがあるようです.
彼のドイツでの奮闘記がWEB公開されています.
興味のある方はどうぞ.

http://150.7.213.148:150/tan/index.html


FORTRAN POWER STATION 互換性ウィザード
先輩で,フォートランパワーステーションを使っている人がいるのです.
それで,その先輩がWindows XPに入れようとしたらしいのですが,例の
エラーが出て断念したそうです.その先輩に互換性ウィザードを試して
もらおうと思っていたのですが,Ms FORTRAN Power Stationの後継に当
たるDigital Visual FORTRAN 6.1Aの話をしたら,Windows XPでMS FORTRAN
Power Stationを使うのは辞めるそうです.検証が面倒なようです.
先輩のレポートを期待していたのですが,無理そうです.すみません.


駿河湾の環流
磯崎さん,こんばんわ.
稲葉先生(私の指導教官)の提唱する環流パターンというのは,
稲葉(1988):駿河湾の海洋環境-海潮流及び水温の変動-. 水産海洋研究会報, 52, 3, 236-240.
に掲載されているものですね.これはシンポジウム「水産海洋」の
報告ですね.原著論文としては,駿河湾の環流パターンと黒潮流軸の関係
は,無いと思います.(私の知る限り)

この環流パターンの元となる根拠を示す原著論文としては,Inaba(1981)
とInaba(1984),ともに日本海洋学会誌.だと思います.

Inaba(1981)では,「駿河湾奥に反時計回りの流れが卓越する.」事が示さ
れています.Inaba(1984)には,「駿河湾口の東部と西部では25時間平均流
の流向が反転.」,「黒潮が銭洲以北に接岸すると駿河湾口東部の15日平均
流が流入を示す.」事が示されています.

よって,湾央の環流に関しては,厳密には分かっていません.

NOAA/AVHRR ch4画像をいろいろ見てみますと.稲葉ら(2003)のFig.3に示され
た急潮(沿岸密度流)を捉えた衛星画像の様な流入パターンの他に,湾口部
に反時計回りの循環が形成されるとともに伊豆半島西岸にそって北上する暖
水という型も見つけることができます.この2例は,いずれもInaba(1981)
およびInaba(1984)の条件を満たします.ですから稲葉(1988)の環流パターン
以外にも,条件を満たす環流パターンは,存在しえます.

私は,そう考えています.更に付け加えると稲葉(1988)は15日平均流と半月
毎の黒潮流軸位置の関係を示したものであり,急潮のような数日スケールの
現象は,ある意味,丸められていると考えられます.稲葉ら(2003)やMatsuyama
et al.(1999)は,急潮発生時には沿岸密度流(傾圧流)と同時にバロトロピック
(順圧的な)現象が同時に発生することを示唆しています.このあたりが,
環流を考える上での鍵となると思います.

駿河湾の急潮の,予測,予報には神津島の水位や三宅島の水位に注目すると
良いと思います.他には,海上風や黒潮前線波動あたりでしょうか?


再び 駿河湾の環流
東海大学の稲葉氏が提唱している駿河湾の環流パターンに興味をもっています。

湾口東部から流入する時、湾口は反時計回りの環流、湾奥も反時計回りの環流になる。
その間は時計回りの環流で繋がるというあれです。

駿河湾に暖水が流入して急潮が発生する場合、暖水の流入経路は稲葉説に従うのでしょうか?
稲葉他(2003)1992年3月上旬に発生した駿河湾の急潮、海の研究12(1)に急潮時の衛星画像が載っています。
この掲示板にも今年1月の暖水流入時の衛星画像があります。
それらを見ると、稲葉説に従って、暖水が挙動しているとは思えません。
これは急潮という異常な現象のためでしょうか?
私はそうだと考えて作業を進めていこうと思っています。

駿河湾に暖水が流入して急潮が起こる場合、どこに注目すれば予測ができるかを考えています。


続 Wavelet
少し調べたところ,大学のスーパーコンピューターのライブラリ(ASL)
や私のパソコンに入っているライブラリ(SSL2)にもWavelet変換がある
ようです.今は少し時間がないので,時間ができたら勉強してみます.


ウェーブレット解析
流動や水位変動などの時系列データに対してウェーブレット解析をして
時間-周波数断面を作図している方はおりますか?

作図方法を教えて頂きたいです.


現状で分かっている事のレポート
Kanazawaさん,こんばんわ.

Windows XPの互換性ウィザードに関しては,存在を知りませんでした.
Microsoft FORTRAN PowerStation Ver. 1.0が動かない.正確には
インストールを拒否されるという現象は,知人から聞いた話です.
私自身はPowerStationに関しては,Windows3.1,95,98,Meで使用した事
がありますが,95以降で使用するには,FPSFIX95.EXEというパッチが
必要でした.

一方,Compaq visual FORTRAN V6.1A の場合は,Windows98,Me,XPともに
インストールは普通にできます.よってkanazawaさんが紹介してくれた
Msのホームページのような現象は起きません.すなわちインストールを
はじかれる事はありません.しかしコマンドで使うにはWindows98,Me
にはFDEなどのDOSユーティリティーがあって便利でした.XPではGUIで
コンパイルなどできました.ただしユーザー名をアルファベットにしな
いとコンパイルはできません.この事はコンパックのHPにVer. 6.5情報
として載っていた事を実施したらVer.6.1Aでコンパイルできるようにな
りました.ちなみにホームページにはVer.6.1AはXPに非対応とも載って
いました.Ver.6.1Aを使っているうちに,パワースペクトルなどの複雑
な計算は動くのに,補間などの単純なプログラムが動かない(XP上で)
ことなどトラブルが発生してきました.補間のプログラムはMeや98上で
はCompaq visual FORTRAN V6.1Aで正常に動きます.パワースペクトル
などの数値を比較するまではしませんでしたが,XP非対応とWEBページに
載っていたので,fujitsu fortran Ver.2 L10を試したところ調子が良い
ので,早速,富士通FORTRAN Ver.3.0L10というのを発注して現在使用して
ます.

http://www1.jpn.hp.com/products/software/development/dvf/
によると「バージョン 6.6 から Windows XP をサポートします。」
とのことです.安心して使用するにはVer. 6.6B以降がよろしいかと
おもいます.

ちなみに富士通FORTRANの場合,
http://software.fujitsu.com/jp/fortranc/
に「Windows版V3.0L10の新機能(Windows(R) XP対応、性能改善など)
を追加しました。」と書いてあります.でもV2.0L10も気が付くような
不具合はなかったのです....どこが変わったのでしょう?


互換性ウィザードは試してみました?
私は試したことがありませんが、
Windows互換性ウィザードを利用しても動かないでしょうか?
http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/compatible/topics03.asp

正直に言うと、
結果が知りたい...


Windows XPで使う FORTRAN コンパイラ
Windows98系からNT系のXPにOSを変えました.するとMs Fortran power
stationが使えなくなりました.Dos窓でFDやFDEを使用してコマンド
ベースでFORTRANを使っていたのですが,XPのコマンドプロンプト上で
作動するFDの様なユーティリティーも無いですね.素直にGUI環境で
使えと言うことなんでしょうね.

Compaq visual FORTRAN V6.1A はユーザー名をアルファベットにすれば
そこそこ動きますが,そこそこ,というのが厄介でして...正常な
処理が行われない時があります.バージョンを6.6Bにアップしないと
いけないようです.

g77やWatcom FORTRANも考えましたが,結局,富士通FOTRAN&Cの
アカデミックをGUIで使用しています.SSL2というライブラリも
結構充実していて気に入っています.大学の大型計算機のASLや
Ms > Digital > Compaq > HP とたらい回し状態のCompaq Visual
Fortran についているIMSLも良いですよね.

ということで,スパコンを使用する時以外はGUI環境でFORTRANを
使うようになりました.Windows NT5.1(XP)を使うようになって.


駿河湾(御前崎沖)での重油流出について
こけし&林檎さん,はじめまして.
昨年夏の静岡県御前崎沖合での重油流出に関してですが,当WEBページの
「海洋の広場」でも話題になりました.また当掲示板を贔屓して頂いて
いる磯崎さんのWEBページ「伊豆の海」にも情報が掲載されています.

駿河湾に流出した重油は,風により湾奥に運ばれ湾奥の沿岸にも漂着
したようです.この時の油の移動のイメージは,極論すれば,海洋上
に浮かんだ薄い板が風によって吹送されたというのがKanazawaさん
より提言され,事実,油の拡がりと風との関係は概ね上記の要件を充た
していたようです.

参考ページ

磯崎さんのWEBページに掲載されている情報
http://www3.ocn.ne.jp/~izubun/gazou/abura.htm

この掲示板の過去ログ(8月11日頃を参照)
./cgi-bin/bbs/data/archive/ocean02.html


Excelアドイン工房
栗田さん,こんばんわ.
流況解析のソフトは市販されていないようですね,残念ですね.
ところで,潮汐調和常数のカッパーの件,回答ありがとうございます.
カッパーを算出するに当たりグリニッジでの仮想天体の暦を使用する
ので混乱してしまったようです,記憶が.

Excelアドイン工房ですが,いろいろ面白そうなアドインが満載の
ページですね.こういったプログラムをフリーで提供されている作者
には敬意を感じました.GNUやLinuxなどなど,フリーソフトウェア
関連を支えている方々には本当に敬意を感じます.
私の場合,自分自身のことで手一杯です.(^^ゞ


初めまして
初めまして。
私は今、海の環境について調査しています。
去年の夏、静岡県御前崎のあたりで、大量に油が流出しました。
もし、あの事件に関する情報がありましたら、
教えていただきたく思います。
何かと、お手数掛かりますが、どうぞ宜しくお願い致します。


調和分解
たしか、観測現場で仮想天体が南中してからの位相差であっていると思います。
やはり、流況解析プログラムのwindows版はないみたいですね。
でも、いろいろネットで検索しているうちにExcelアドイン工房というホームページ
を見つけました。http://www.jomon.ne.jp/~hayakari/index.html
エクセルで風向風速の統計処理や作図をするというものでかなり使えると
思います。興味がある方は見に行ってみると面白いですよ。


潮汐調和常数
最近,潮汐よりも長い周期の現象ばかり扱っていたので調和常数のこと
をかなり忘れてしまいました.潮位で言うところのHとk(カッパー)の
カッパーって,基準はどうなってましたっけ?

観測現場で仮想天体が南中してからの位相差でしたっけ?
グリニッジ上空で仮想天体が南中してからの位相差でしたっけ?

前者のような気がしますが,自信がないです.


調和解析!
大事なことを忘れていました.調和解析,重要ですね.


Re:流況解析
ここでいってる流況解析って、潮流データの取り込みから調和分解、パワースペクトル
などの一連の潮流解析作業を行うソフトのことでしょうか。
おおっぴらに市販はされているのかな。測量会社で自社製ソフトを使っているところは
結構あるように思うけど。
解析方法については日本水路協会「水路測量技術テキスト 水路測量第二巻」に詳しい
です。すごい読みにくいけど。式の記号が添字なのか変数なのかよく分からなかったり
します。


流況解析
栗田さん,磯崎さん,こんばんわ.
流況解析という言葉は初めて聞きましたが,ベクトル図(スティック
ダイアグラム)や進行ベクトル図やアイソタッチ等々を用いて流動データ
を解析すると言うことでよいでしょうか?ベクトルや時系列を扱うと
言うことですか?
思いつくところではベクトルの出現頻度分布図や流動の運動エネルギー
渦運動エネルギーの計算なども範疇ですね.

まずベクトル図ですが,以前にも書きましたが私の場合,学部生の頃は
先輩が作ったFORTRANプログラムでx-yプロッタを制御して描いた記憶が
あります.しかし,もうやり方などは忘れてしまいました.なぜなら現
在はStanford Graphics 2.1という古い英語版のソフトを使って描いてい
るからです.このソフトは現在,販売されていません.Stanford Graphics
for windows95というのが,ありますがベクトル図に致命的なバグがありま
す.メーカーに報告したらマニュアルの記載内容が変わってグラフの目的を
変えてしまいました.表面上はバグがなくなりましたが我々が欲しいベクトル
図は描けません.よって古い物を使ってます.

以前、この掲示板で話題に上ったベクトル図の書き方や作図ソフトをまとめると
kanazawaさんは、Fortranで描画。うみぼうずさんは、GMTなどを利用している。
だったとおもいます。あとOriginでも描けるということが話されました。
後輩に聞いたところFerretでも描けるようです。Originは高いソフトですが
GMTやFerretは無料ですよね?

次にパワースペクトルに関してですが、私はFortranのサブルーチンを
某研究室から譲り受けて使用しています。エクセルの分析ツールでも
計算できたと思います。ソフトではStatisticaとかいうソフトで計算
できたと思います。

それ以外の作図にはKaleida Graph3.5やNOESYSを利用していますが
計算自体はFORTRANで行います。EOF解析などで固有値計算するときは
aslやssl2といったライブラリを利用しています。

他に何かおすすめのソフトとかありますか?>all


Re:パワースペクトル というか
Windows対応の流況解析プログラムって市販されているのでしょうか?
皆さんの回答を期待。


パワースペクトル
こんにちは、やっと札幌の桜も満開になりました
Windows対応の流速ベクトル、パワースペクトル等
流況解析プログラムの値段はどれくらいなのでしょう


カニ
今日は、博士論文の指導教官が昼に毛ガニを差し入れしてくれました。
小生、カニみそは食わず嫌いですが、勇気を持って食べるとなかなか
でした。黄緑色のは臭みがあるのですが、精子だそうです。オレンジ色
のは卵らしいのですが、臭いもなくおいしかったです。


穴子
三保の内海,折戸湾で穴子を釣ったという知人がいます.
身近なところに穴子がいる物だと感心しました.
折戸は黒鯛が有名ですが,浜名湖の方でドウマンとよばれる
蟹と同じような蟹がいます.食べたら下痢しましたが(^^ゞ


未来への航海
今年は,テレビ放送が始まって50年目ということで,NHKでは
少年たちを船に乗せて海外に研修航海する様です.この番組の
プロローグが5月5日に放送されるそうです.その撮影が,今日
から1週間で行われる東海大学望星丸の海洋科学科,海洋実習3
で行われるそうです.
http://www3.scc.u-tokai.ac.jp/news/tv030505.html


計算ミス
「計算ミス」なんとも虚しい響きだ。
数日かけて、計算および作図した図に、計算ミス、しかも初歩的な。
やり直しです(;。;)。


そうですね(^^);
確かに、仰るとおりです。
風速や海水の流速にも依存します。

言わんとしたことは、海水流動の影響が無視できるかどうかを
吟味しなければならない。その時、空気と海水との密度差が鍵
となるということです。が、kanazawaさんの言うように、風速
や海水の流速も重要ですね。

式の上でも風速や流速は自乗で効いていますね。
密度と形状抵抗係数と流速もしくは風速の自乗の積に比例ですね。


>空気と水の密度は1000倍違うので風もしくは水流に当たる面積がおなじなら
>水流の影響が強く現れます。

なぜ?
風速と流速に依存しないかい?


日本海洋学会秋季大会
秋の学会は,長崎ですよね.カステラ,ちゃんぽん,皿うどん,タイラギ
食欲の秋には,もってこいの場所ですね.唐子明太子も本州よりもおいしい
でしょうね.
博士論文を早々に仕上げて,学会発表をしたいものです.さあ,かんばろう!


こんな話があります
磯崎さん、こんばんわ。
ナンセン採水器でも有名な海洋学者ナンセンは、南極で氷山が風向きと
異なる方向に移動していた事を発見しました。後にエクマンがエクマン
吹送流を提唱して、現象を説明した。これは有名な話です。

昨年度の東海大学大学院海洋科学専攻の修士論文発表会に、オホーツク海
における海上風と海氷(流氷)の関係を人工衛星により捉えた流氷の動き
と海上風データを用いて研究したものがありました。発表者によると初期
にはエクマン輸送が効いてくることを期待したそうです。が、実際には、
重油と同じ、というよりまさしく海面を漂う板そのものですね。ナンセンが
観測したものは氷山なので海水と接する部位が大きいのに対し流氷は、
接する部位は小さいということになります。修士論文発表会でのこの研究
のメインは海上を吹いてきた温かい南風とシベリヤの陸上を吹いてきた冷たい
北風では、どちらの方が、流氷をより風下に流すか?というものでしたが、
南風(暖気移流)の場合、海氷上で放射冷却により安定層が形成され上空の
風から運動エネルギーを得づらい。一方、北風(寒気移流)のときは安定層
は形成されないので風の運動エネルギーを受けやすい。よって南風と北風では
海氷の動きが異なるという結果でした。

前置きが長くなりました。駿河湾の場合、エクマン層の厚さは鉛直渦動粘性係数
を幅広く(オーダーで言うと3桁)見積もって数メートルから十数メートルだった
と思います。カツオノエボシの風船みたいな部分は10cmくらいですよね。
触手はどのくらいか知りませんが30cmくらいとしてもエクマン輸送よりも
エクマン吹送流が効いてくると感じます。風の吹き去る方向の右45度の流れ
です。でも、重油と同じように動くような気もします。どうなんでしょう?

少なくとも風が一日程度以下しか持続しないのであるなら、風下に流される
と考えてよいと思います。

カツオノエボシの体の構造はヨットのように巨大な風船と触手からなってますが
風船部がヨットの帆に対応して触手はキールに対応するのかもしれませんね。
空気と水の密度は1000倍違うので風もしくは水流に当たる面積がおなじなら
水流の影響が強く現れます。カツオノエボシの接水面と空気にさらされている面
の比率がわかると面白いですね。


クラゲはどう動く
中見隆男氏の論文「駿河湾における海水浴場のクラゲ被害と海況との関係についての比較研究」を読みました。
(この方は○海大学の一般教養の教官?)
内容は1996年の夏における駿河湾内の海水浴場でのカツオノエボシの出現について検討したものです。
「黒潮の駿河湾への接岸によってカツオノエボシやギンカクラゲが湾内に補給される、海水浴場での被害は沖から陸に向かって風が吹いたときに起こっていることからクラゲが風で吹き寄せられる」と推論しています。
読みながら昨年のこの掲示板で話題になった「海洋表面の油の動き」を思い出しました。
カツオノエボシは風を受けるような体の構造+海面下に触手が伸びています。
風が吹きつづけた場合、油のように風下に流れるのか、それともエクマン吹送流の影響を受けるのでしょうか。
どちらでしょうか?



興味があります
くりさん、はじめまして。
くりさんは、水産試験場で活躍されていたんですね。水産雑学コラム
が面白いのも頷けます。

ところで、BASICでプログラムされた海面水温のデータ処理に興味を
持ちました。一都三県というと一都三県漁海況速報とも関係があるの
でしょうか?私は常々、一都三県漁海況速報の等温線や黒潮位置の
決定法を知りたいと思ってましたので。最近は人工衛星などの情報が
得られるのですが、昔は大変苦労されたと思います。

くりさんのコラムを読むと、沿岸の24の定点観測にくわえて東京−八丈島
航路の水温テレメトリ、漁船による水温提供などから水温メッシュデータ
を作成しているということのようですがインターポレーションやエクスタ
ポレーションを行っているのですか?

コラムの中にはロランCの事も書いてあって懐かしく感じました。といって
も海洋実習でしか経験してませんが。最近はGPSが主流ですね。確か、GPS
に移行した後も海図が国際版なのと日本固有のもあって紛らわしかったのですよ
ね。東京デイタムンとか。数年前に国際化されたときいてます。


ご訪問ありがとうございました。
掲示板に書き込みを頂きありがとうございました。
小生は、神奈川県水産試験場が最後の職場でした。

専門ではありませんが、海面水温のデータ処理のプログラムをbasicで書いて、一都三県の関係者に共通に使ってもらいました。
その道の方は、小生が誰かは、お分かりになると思います。(?かな)

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurisan/


夜光虫の季節ですね
昨日、海岸を散歩していると夜光虫の赤潮が出てました。少し


まさしく
うみぼうずさん,投稿ありがとう御座います.
時間軸や,その目盛りは矢印の応用で,何とかなると感じました.
ラベルも「マクロを記録」すると座標とかも指定できそうですね.
面倒ですが,時系列を付けることも可能ですね.

Cygwinですが,使っている研究室もあります.またLinux機とWindows機
の両方を使っている(贅沢な?)環境の人もいます.GMTとかFerretと
いったグラフソフトを利用しているようです.

最近,UNIX系のOSが元気良いですね.私がレンタルで借りているWEB
サーバーもFreeBSDですし.


Re:時間軸
えー、出来ると思う。軸線を描くのは矢印の応用になります。
軸ラベルは、例のマクロの記録をつかってテキストボックスに字を記入してみると、

Sub Macro1()
ActiveSheet.Shapes.AddTextbox(msoTextOrientationHorizontal, 93.75, 50.25, 43.5 _
, 23.25).Select
'上で記入位置の座標指定をしている。

Selection.Characters.Text = "1"
'上で記入する文字を指定している。

'以下、装飾のプロパティを指定している。
With Selection.Characters(Start:=1, Length:=1).Font
.Name = "MS Pゴシック"
.FontStyle = "標準"
.Size = 11
.Strikethrough = False
.Superscript = False
.Subscript = False
.OutlineFont = False
.Shadow = False
.Underline = xlUnderlineStyleNone
.ColorIndex = xlAutomatic
End With
End Sub

ちょっと分かりにくいけど、上にコメント入れたようにテキストボックスの
座標指定と文字指定ができますから、これを適当な変数にして、For-Nextで
繰り返せば、ズダダダダとラベルが打ち出されます。
時系列でも、Excelは時間関数やフォーマット関数が豊富なので色々アレン
ジできるでしょう。

ただ、もうそこまでやるなら、専用のプログラムを使った方がいいのでしょうね。
シェアウェアやフリーウェアでもすごいのありますし、あと以前も話題になりま
したCygwinは、難しい設定無しにX window systemが動くようになりましたから、
Unix系のプログラムもそれほど苦労しないで動かせますよ。
私もある提出先を除いてVBAは使っていないのです。

*Cygwinはグラフ作成ソフトではありません。Windows上の擬似(?)Unix環境です。


時間軸
確かに,エクセルで時間軸もかけたら便利ですね.
枠を作って60進法となる目盛りくらいは引けそうですが
時間ラベルを付けるとすると面倒かもしれませんね.


流速ベクトル
うみぼうずさん始めまして栗田と申します
補足説明ありがとうございました。
早速流速ベクトルを書かせてみました。
ベクトルはうまくいったのですが、時系列がないので
今後の課題です。エクセルで流速ベクトルが書けるとは
思いませんでした。ありがとうございました。



日本海洋学会春季大会
日本海洋学会の春季大会が東京水産大学で行われました.

「黒潮系外洋水の進入による相模灘沿岸の急潮」
石戸谷博範・○北出裕二郎・新井清久・松山優治・岩田静夫
この講演が印象的でした.相模灘で急潮が起きる前に,神津島
三宅島の順に水位上昇がみられ,これは黒潮の小さな蛇行に起因
していた.という話ですが,この小さな蛇行の伝播速度が0.2m/s
という報告が興味深かったです.(黒潮前線波動の伝播速度と
同じ!)

またポスターセッション会場では,内浦湾における沿岸環境モニタ
リングによる取得データが紹介されていました.宇野木早苗先生に
勧められて,そのポスター発表を見ました.同会場には,先日この
掲示板で話題になった相模湾でのHFレーダー観測結果を「海の研究」
に発表された日向さんもいらっしゃいました.日向さんと北出さんが
お話ししている間に割り込まさせてもらい,両氏には貴重なお話を,
たくさんしていただけました.例のエクマン輸送による黒潮前線の
移動に関する意見交換や沿岸捕捉波の話もできました.

同会場では懇親会が始まるまでの間,かつて同じ専攻であったり
数学ゼミなどで知り合った面々との再開と近況に関する情報交換
などができました.

懇親会では,今まで直接話したことのないkanazawaさんとお話が
できました.大変貴重なご意見をいただきました.この話は今後
の人生計画や研究計画に大きな影響となるでしょう.その後は,
海洋若手会の皆さんとお酒を飲ませていただきました.

非常に内容の濃い一日でした.


補足説明ありがとうございます
うみぼうずさん、こんばんわ。
エクセルのマクロに関する補足説明ありがとうございます。
ゼロからマクロを作るとなると面倒ですが、うみぼうずさん
に今回紹介戴いた様に「マクロの記録」を用いるとVisual
Basic言語がよく分からなくてもプログラムできそうです。


Re:スティックダイアグラム
うみガエルさん、レスつけといてくれてありがとう。
栗田さんこんにちは。エクセルのマクロで流速ベクトル図を描かせる時、
あんまりデータが多いと描画終了までかなり時間がかかるので気をつけてくださいね。

マクロは私も詳しくないのですが、マクロの記録機能を使って横着しています。
例えば、[ツール]−[マクロ]メニューから[新しいマクロの記録]を選びます。マクロの記録ダイアログ
が出てくるので、マクロに適当な名前を付けてOKボタンを押します。すると、その後作業した内容がマ
クロに記録されます。同じく[マクロ]メニューから[記録終了]を選択すると記録が終わります。例えば
矢印を描くと次のような内容が記録されます。
Sub Macro1
ActiveSheet.Shapes.AddLine(141#, 142.5, 300.75, 204#).Select
Selection.ShapeRange.Line.EndArrowheadStyle = msoArrowheadTriangle
Selection.ShapeRange.Line.EndArrowheadLength = msoArrowheadLengthMedium
Selection.ShapeRange.Line.EndArrowheadWidth = msoArrowheadWidthMedium
Selection.ShapeRange.Flip msoFlipVertical
End Sub
こうして記録された内容をFor〜Nextなどで繰り返し処理したり、プロパティをVBAのヘルプ
を見ながらちまちま変えていって目的のものを作ったりしています。


スティックダイアグラム
流速ベクトル図をエクセルのマクロで描く方法ですが、その方法を紹介した
方は、うみぼうずさんでして。私ではありません。私はFortranと作図ソフト
を多用している関係から、VBやエクセルのマクロは、全く無知に等しいです。
ですので、うみぼうずさんのプログラムをいじって単純な方法を紹介します。
まずマイクロソフトExcelを立ち上げます。「ツール」のなかの「マクロ」を
選びます。さらに「マクロ」を選びます。するとマクロ名を入力できる画面
が出てきますので、適当にたとえばtest1等を入力して「作成(C)」をクリック
します。するとSub test1()とEnd Subで区切られたプログラム編集画面がでます。
その画面に下記のような入力をします。
Sub test1()
x1 = 50
y1 = 50
For i = 1 To 5
x1 = x1 + 10
With Worksheets("x").Cells(i, 1)
x2 = .Value
End With
With Worksheets("y").Cells(i, 1)
y2 = .Value
y2 = y2 * (-1)
End With
Worksheets("Sheet1").Activate
ActiveSheet.Shapes.AddLine(x1, y1, x1 + x2, y1 + y2).Select
Next i
End Sub
このプログラムを保存します。例えばBook1.xlsの名で。
次にBook1.xlsのSheet2をxに名称変更します、Sheet3をyに名称変更します。
シート[x]のセルA1からA5に東西成分の流速値を5個入力します、シート[y]
のセルA1からA5には南北成分流速値を5個入力します。その後、「ツール」の
「マクロ」の「マクロ」をクリックして「test1」というマクロを「実行(R)」
します。すると5データ分のグラフがSheet1に描画されます。この要領で描け
ると思います。データ数を増やすにはプログラムの4行目の数字を変えてくだ
さい。ベクトルの間隔は5行目の10を大きくしたり小さくしたりしてみてくだ
さい。


内部波
栗田さん、こんばんわ。
石狩湾は、かなり深いですね。すると湾内まで日本海固有水が入り込んで
いそうですね。対馬海流(もしくは宗谷海流?)が沿岸境界流として200m
以浅に存在すると考えると、200m層付近に密度躍層が存在するわけですね。
瀬戸雅文氏ですが、Googleでキーワードを 瀬戸雅文 内部波 として検索
したところ、東海大学海洋学部のサーバーにも第25回海洋開発シンポジウム
の目次としてHITしました。発表名は「石狩湾周辺海域における内部波の形成
と湧昇流の発生機構」でした。他にも下記URLに研究概要が紹介されていました。
http://www.fishexp.pref.hokkaido.jp/shikenima/401to450/4100.htm
http://www.nrife.affrc.go.jp/seika/hokkai.htm
これらのページを軽く読んだところ、先に触れた200m付近の躍層に内部波が
発生し、それに伴う湧昇が存在するという内容のようですね。内部波の種類
は具体的には日周および半日周内部潮汐波および120時間周期のモノ、さらに
台風によるイベント的な内部波が紹介されていますね。
この周期帯の内部波となると岸の影響を受けてポアンカレ波やケルビン波と
して考えれそうですね。瀬戸氏はおもにケルビン波タイプの内部波に注目し
海底に人工物を設置することで、強制的に湧昇を誘発できると主張している
ようです。またそれとは別に内部波自体を等密度面の湧昇および沈降として
発表してますね。沿岸湧昇も風による強制内部ケルビン波と言い換えること
ができるので氏の主張もありかなと思いました。
ただ示されている水位などのデータが、どのようなモノなのか等が分からな
いので、WEBページでも紹介されている、海洋開発論文集第13巻や同14巻を
見ないと何ともいえません。気圧補正の有無やフィルターの種類等々、また
結論に至るまでの論述等がWEBページのみでは判断できません。水位データに
関しては潮汐変動成分が残っているので25時間移動平均値なのでしょうか?

要点だけを整理すると瀬戸氏のいう内部波による湧昇流というのは、内部波
の現象論と、内部波が強い層に相当する深度の海底にフラップ状の人工物を
設置すれば、より強い湧昇流(下層の富栄養水の上層への輸送)が誘発でき
るということだと感じました。


湧昇流
うみガエル様
石狩湾の水深は湾口部で800mぐらいです
第28回海洋開発シンポで元道立水試の職員で現在福井大の助教授の
瀬戸雅文氏が石狩湾の湧昇について発表しています。
ところで、去年の12月にエクセルで流速ベクトルを書かせる方法を
紹介していますが、もう少し詳しく教えていただけないでしょうか
私はマクロの勉強を始めたばかりなので、よろしくお願いいたします
私は東海大海洋学部水産の卒業です。もう清水には10年近く行っていませんが
変わったのでしょうね


石狩湾
栗田さん、石狩湾沖合も日本海ですよね。「Re:湧昇流」のなかで
日本海固有水が重要と言いましたが、すこし不安です。詳しく知ら
ないもので(^^ゞ。少なくとも津軽暖流(沿岸境界流)の一部が
沿岸近くの200m以浅にあって、その下の層は、日本海固有水が有る
とイメージしてます、私は。ところで石狩湾の深さはどのくらいな
んだろう?


続 数値フィルター
ハニング窓やハミング窓を利用した,ローパスフィルターを試してますが
窓関数の総和が1じゃないので,単純に1/窓幅だとダメですね(^^ゞ.
窓幅ごとに係数を計算しないとダメですね.ところで,窓幅と同じ周期以下
の変動が落ちるのであろうか?フィルター係数を計算したらフーリエ変換し
て周波数応答を確かめた方がいいですね.

ButterworthやComplex demodulationもかじり始めました.


WatcomのFortran
最近知ったのですが,WatcomのFortranってオープンソースになったん
ですね.十数万円もしていたのに...
http://www.openwatcom.org/
ここから,ダウンロードとかできるようです.


Re:湧昇流
栗田さん、はじめまして。
石狩湾でも海洋深層水関連の調査が行われているのですか。知りませんでした。
海洋深層水というと高知県や沖縄県が先行して開発を進めていますね。駿河湾
でも海洋深層水の取水がはじまり製品化もされつつあります。

この様な背景での湧昇流に関しては、ブロッカーのコンベアベルトの模式図など
が良く引用されているのを見かけます。海洋深層水というのは海洋学的意味合い
と商品としての意味合いの間で、かなりの差があります。商品としての海洋深層
水は光の届かない補償深度以深の海水を指す様です。深度にしておよそ200mが基
準となります。学問的には数千m深の水が深層水ですので矛盾が出てきます。その
帳尻あわせに良く利用されているのがブロッカーのコンベアベルト(Broecker, 1989)
です。海洋には、大きく分けて2種類の海水循環があるといわれています。亜熱帯循環
などに代表される風成循環とブロッカーのコンベアベルトに代表される熱塩循環です。
熱塩循環ではグリーンランド沖合いで表層水が沈み込み海底を這うように大西洋を
南下します、その後、南極付近で再冷却された水が日本付近に向かって太平洋底を
北上して日本南方で湧昇してきます。この期間は2000年と言われてます。換言すれば
学問的深層水は日本南岸付近で湧昇している。こうなれば、200mの水であっても
深層水が混じったものであると主張できるわけです。この様な論法が多々使われてます。

栗田さんの意図するところの湧昇流が上記のようなものであるのでしたら、ブロッカー
のコンベアベルトの引用をお勧めします。原本はOceanus 32巻です。東京大学出版
の「海と地球環境」や日本実業出版社の「入門ビジュアルサイエンス 海洋のしくみ」
なども引用してます。
しかし石狩湾となると日本海固有水等との関係のほうが重要かもしれませんね。

海洋深層水と離れて、湧昇流に関して考えると、有名なところでは沿岸湧昇と
赤道湧昇というものがあります。どちらも連吹する風と地球の回転の効果によっ
てもたらされた発散により湧昇流が発生します。たとえば赤道湧昇の場合、
東偏の貿易風によって赤道を境に、北側の表層水は北側にエクマン輸送されます。
南側の水は南側にエクマン輸送されます。すると赤道表層では発散がおきます。
それにより赤道では下層から海水が湧昇してきます。
沿岸湧昇の場合には、北半球と南半球では沿岸湧昇を引き起こす風の向きが逆と
なります。北半球の場合、岸を左手に見て風が慣性日以上(数日)連吹すると
表面の海水が沖合いにエクマン輸送により運ばれて発散が起きます。それによって
下層から海水が湧昇してきます。風が吹いている間は、湧昇域は維持されます。
風が止むと、湧昇によって上昇してきた内部境界面が自由内部ケルビン波として
岸を右手に見ながら湧昇域が伝播もしくは移動します。この点で沿岸湧昇は内部波
と関係がありますが、原因の多くとはいえません。局地的に沿岸湧昇が起きる風
が吹かなくても遠隔地で起きた湧昇が内部波で伝播してくることはありますが。。
多くの場合は局地風によって引き起こされることが多いと思います。

この様な湧昇の引用でしたら、吉田耕造(1978):湧昇流研究の展望.沿岸海洋研究
ノート,15.や東海大学出版会の「沿岸の海洋物理学」がおすすめです。

変り種の湧昇流としては黒潮前線渦によるものや、風系によるエクマンポンピング
や、海底エクマン層と海流によるものや、海流が洗う島影などでも確認されます。


数値フィルターについて
私は、海洋観測データに数値フィルターを施す場合に、タイドキラーフィルター
や移動平均を好く使っています。窓幅が長ければ長いほどフィルター特性は向上
しますが、データの最初と最後の欠損も大きくなります。

電機大出版から出ている「ビギナーズ デジタルフィルタ」には、最初に理想的
なフィルター係数を決めてから、フィルター係数にハミング窓を使用して、それ
をフーリエ変換してフィルターの周波数応答を確かめながらフィルターの窓幅な
どを調整してローパスフィルターなどを作成する方法がありますが、特性の良い
ものを作ろうとするとどうしても窓幅が長くなってしまい、データの欠損が気に
なります。この方法は換言するなら周波数領域でハミング窓を使う例です。

窓幅を短くするには、時間領域でのハミング・ハニング窓の使用である、ハミング
およびハニングフィルターがよいのでは?とも思えてきます。この場合、フィルタ
特性に関しては、すこし目をつぶるということになります。私はまだ、この様な
通常のハニング窓を使用したことが無いのですが、いかがなものでしょうか?
実際に使用している方の意見が聞きたいです。

この他には、移動平均の両端の係数を0.5倍して使用する修正方形窓というのも
たまに使ってます。皆さんは移動平均の他には、どのようなフィルターを使って
ますか?


湧昇流
はじめまして栗田といいます
私は札幌に住んでいて仕事上、海洋調査に携わっております
今、石狩湾でも海洋深層水のことでかなりの調査が行われて
いますが湧昇流が起こる原因としては内部波によるものが
大きいのでしょうか?いい文献があったら教えてください。


黒潮上の強風域
先日,ある気象の専門家と話す機会がありました.
例の黒潮の上は強風という論文に関しても話しました.
その人の考えでは,黒潮域は高水温なので低気圧となり
沿岸域から風が吹き込むのと,海面で温められた空気が
対流を起こし,u'やv'に相当する,極論すれば乱流を
人工衛星が捕らえたのではないか?という仮説をたてていました.

いろいろな考え方があるものですね.


エクマン輸送による黒潮前線の離接岸
磯崎さん,こんにちわ.
私も先ほど,日向ら(2003)を軽く読んでみました.結論に行くまでの過程は
違うのですが,私も風によって黒潮前線が影響を受けるというアイディアを
あたためていました.その点で,この論文の内容は興味深いものと感じまし
た.またEOFをフィルター的に用いている点も斬新さを感じました.HF
レーダーがノイズを拾いやすいという点をカバーできるんですね.

NOAAの熱赤外画像と城ヶ島沖の海上風から黒潮前線の離接岸を説明して
ますが,この前提として東北大学の川村先生による水温決定法がものをいって
いるのでしょう.我々がJAIDASデータを使う場合は,雲除去や数日間の
コンポジットは困難となります.無理やりやると海面水温が更に不定となります.
コンポジットしなくても海面水温の決定は困難です.このような理由から,
黒潮前線もしくは黒潮暖水舌が,エクマン輸送によって風と同様な周期変動を
持つということを証明するのに衛星画像を用いるというアイディアは浮かびませ
んでした.

磯崎さんの,言うように城ヶ島沖と伊豆半島東岸の風が傾向的にも異なっていると
なると問題ですね.大島の風も参考にするとよいと思います.また日向さんも,
指摘しているように黒潮前線波動や沿岸補足波との関係も今後,議論して行きたい
ですね.


読みましたが・・・
「海の研究」の日向論文読みました。
興味深い内容でしたが、1点だけ首肯しがたいところがあります。
それは、風によるエクマン輸送で黒潮前線が離接岸すると考察している点です。
本当かなと拙HPの記述と比較したら、北東風、南西風の卓越する期間が異なっています。
城ヶ島沖と伊豆の東岸では異なっているのかもしれません。
近いところ(石廊崎や大島)のデータを用いたほうが良かったのでは。
それと、冬なので南西風ではなくて西風ではないか。
また、1例の比較ではなくて、もっと多くの検証が必要と思いました。


相模湾のHFレーダー
昨年末,この掲示板で話題になった相模湾のHFレーダー観測に関してです.
日本海洋学会の「海の研究」第12巻 第2号(2003年3月)の167
から184ページに(日向ほか, 2003)として掲載されています.

./cgi-bin/bbs/data/archive/ocean02.html


風向も知りたいですね
地球フロンティアの広報ページの図1
http://www.jamstec.go.jp/frsgc/jp/press/021226/fig1.gif
の下矢印の海域では,低水温のところで風速が小さくなって
いることが分かりますが,かといって,それすなわち低水温の場所が
海上風が弱く,高水温の場所は風が強いという確証には成り得ないですね.

kanazawaさんが言うように温度風を考えるなら,境界以外の場所ですから,
べつに風速が小さくてもおかしくはないですね.

一方,低水温の海域のスケールから考えるとロスビー数が大きく,
地衡風近似ができないので図2
http://www.jamstec.go.jp/frsgc/jp/press/021226/fig2.gif
のように黒潮前線と直交する風がイメージされます.

しかしkanazawaさんが感じるように,黒潮と沿岸水との境界付近に
風速の大きい場所が相当しているなら,スケールが数千kmなので
ロスビー数は小さくなり,地衡風としての近似ができるので温度風
も,ありかな?とおもいます.

要は,現象のスケールによってはコリオリ力が効いてきて温度風を
形成すると思いますが,スケールが小さい現象ならば密度流的な
運動となり,私が以前に書き込んだように高気圧から低気圧への
吹き込みが主体となると思われます.ただ,どちらにせよ境界部が
風速の最大になるので,「高温部で強風,低温部で弱風」とは言え
ませんね.

卓越風の大きさだけではなく向きも分かれば議論しやすいですね.


thermal windじゃないの?
ちょっと修正..

上昇気流のためかなぁ?

単純に考えて、
水温の境目には、同じように気温の境目も出来るからじゃありませんか?

後はthermal windの理屈で、境界面に対して平行に風が吹くだけじゃないでしょうか?
http://www-das.uwyo.edu/~geerts/cwx/notes/chap12/thermal_wind.html

しかし地球フロンティアの説明文では、
「温かい海の上では風が強く、冷たい海では風が弱い」
...と記述している。
文章通りだとするとthermal windではない?

そもそも、下の図が理解出来ません。
http://www.jamstec.go.jp/frsgc/jp/press/021226/fig2.gif

へたくそな図ですね。
「黒潮が風に与える影響の模式図」と言われても、
この図を見る限りでは何を模式化したものなのかさっぱりわかりません(少なくとも私には...)。

ついでながら、図1の方も、
一般の人を対象としたHPとは言え、ちょっと説明不足という気がしますね。

私には温度が高いところでは風が強く、低いところは風が弱い...
という具合には見えてきません。
やっぱり水温の境界面に関係がありそうに思えてきます。


黒潮前線と黒潮流軸
ふと思ったのですが,黒潮の流れの最も強い場所(流線)すなわち
黒潮流軸の位置は,200m層の15℃等温線で定義するのが一般的です.
鉛直構造から見た場合,水温水平勾配が大きいところを黒潮が流れて
いるとは言えます.
しかし表面水温で見ると水温水平勾配が最も大きい場所は黒潮流軸で
はなく黒潮前線ですよね.すると前回の書き込みの最後の方の議論は
おかしいですね.


海面水温と海上風の関係
まだ今回発表された論文を読んでいないので詳しいことは分かりませんが,
従来は海面水温が低いと強い海上風が存在すると考えられていたのに対して,
黒潮のような高温域が強風である観測結果が出てきたところに,この論文の
面白さがあるようです.

従来考えられていたような海面水温と海上風強度の負の相関関係や,今回
明らかになった正の相関関係に関しては,一時的に議論を停止します.

このような先入観や常識などを頭から排除して,海面水温の水平分布と
海上風の関係を考えてみます.海面水温が比較的高い場所では,上昇気流
が発生して低気圧になると考えられます.一方で,海面水温が低い場所で
は高気圧となります.すると低水温の海域から高水温の海域に向けて風が
吹くと想像できます.よって海上風がもっとも強い場所は,海面水温が
低い海域と高い海域の境目(水平水温勾配が最も大きな所)になると思わ
れます.

これと黒潮が水温勾配の最も大きな場所を流れているのと関係している
ような気がします.どうなんでしょうね?ただ,上記のような議論が成立
するには空間スケールなどの条件も必要になるでしょうし,海面熱収支
等の議論も入ってきて複雑になることが予想できます.


黒潮と風
下記のHPに「黒潮が日本周辺の気候へ与える影響を衛星観測データから発見」ということで概略が載ってますね。
ところで、なぜ温かい海の上では風が強く、冷たい海では風が弱くなるのですか?

http://www.jamstec.go.jp/frsgc/jp/press/021226/index.html


タイトル
黒潮などの高水温海域上空の風速が周辺よりも強くなるという
報告は下記の学術誌に掲載されるようです.

Geophysical Research Letters
タイトル:Bathymetric effect on the winter sea surface temperature
and climate of the Yellow and East China Seas
著者:Shang-Ping Xie, Jan Hafner, Youichi Tanimoto, W. Timothy Liu,
Hiroki Tokinaga, Haiming Xu
掲載巻数,ページ:Vol. 29, No. 24, 2228

Journal of Climate
タイトル:Co-Cariations of Sea Surface Temperature and Wind over
the Kuroshio and its Extension: Evidence for Ocean-to-Atmospheric
Feedback
著者:Masami Nonaka and Shang-Ping Xie
掲載巻数:Vol. 16


黒潮の上は強風!?
地球フロンティア研究システムの研究グループが
人工衛星による観測結果から,黒潮上では海上風
が強化されていることを発見したようですね.


今回の黒潮接岸
無料メールマガジン「海の関係者」の記事で知ったのですが,
海上保安庁海洋情報部(旧水路部)が1月10日に急潮情報を
出してますね.この掲示板で議論してきた急潮とは種類が
違うもので,黒潮自体が新島や御蔵島付近を流れているので
気をつけてくださいということのようです.この急潮情報は
1月15日にも再度,発令されているようです.


凄いですね
一都三県漁海況速報は、良く見ているのですが
これ程までに石廊崎沖で接岸しているのを見るのは
初めてです。前回の急潮によって両湾の密度構造が
どうなっているかにもよりますが、強い急潮が発生
するかもしれませんね。
湾内水と波及暖水との間に、温度差があるほど強い
流れが沿岸で起きるようです。ですから前回の急潮
の名残で湾内水が暖かければ強い急潮にはならない
ということです。


再び急潮注意
うみガエルさんへ
>被害がある場合はどのようなことが起きるのでしょうか?
やはり、定置網ごと流失というのが大きな被害です。11月25日の西倉沢漁場がこの例です。
小さな被害では網の一部が破けるとか、錨が移動するとかがあります。
急潮に被害防止については、神奈川水産総合研究所相模湾試験場の石戸谷さんが研究を行っており、指針を作成しています。

>張り立て、というのはどの様なことでしょうか?
定置網の海の中に設置を張り立てといいます。

−−−−本日の一都三県情報を見てください。
−−−−石廊崎に黒潮が突っかけており、駿河・相模両湾とも、再び急潮の恐れがあります。
−−−−注意してください!!


ところで
被害がなくてよかったです。
被害がある場合はどのようなことが起きるのでしょうか?
昔の話では、定置網ごと流去してしまったとか聞きます。
最近では、ロープや網が細くても強度が得られるので被害が
少ないと聞いてます。最近、起きうる被害とはどういうものか
知りたいです。

張り立て、というのはどの様なことでしょうか?


被害はないようです
今回の暖水の流入に際して、駿河湾では大型定置は張り立てがなく、急潮の被害はありませんでした。
相模湾でも今のところ、爆発的な流入ではないようで、皆操業をしているようです。


急潮の予報
磯崎さん,こんばんわ.
もう少し早い時点で急潮が予報できると良いですね.


Re:暖水波及
うみガエルさん
暖水流入がわかる見事な画像ですね。
至急、この急潮情報を各漁場に伝えなければと思います。


暖水波及
磯崎さん,こんにちわ.
駿河湾と相模湾に暖水波及があったようですね.
下図はJAIDASデータを元に描いた駿河湾と相模湾周辺海域の
人工衛星熱赤外画像(NOAA-17)です.
磯崎さんの書き込みがあった1月2日には伊豆半島南西岸に
暖水が衝突しているのと,大島西水道から相模湾へ暖水が
流入している様子がわかります.1月4日(今日)の画像を
見ると駿河湾では暖水が伊豆半島西岸に沿って湾奥まで達
している事がわかります.相模湾では暖水の先端が三浦半島
および房総半島に波及している様子がわかります.
おそらく両湾沿岸では急潮が起きていると思われます.
被害が出ないことを祈ります.


謹賀新年 急潮心配です
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

年末年始の休みで情報が少ないのですが、黒潮系の暖水がまた駿河・相模湾に流入しているようです。
急潮が心配です。


謹賀新年
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

昨年の記事はこちらです。↓

./cgi-bin/bbs/data/archive/ocean02.html


Re:エクセルのマクロ
>ところで,imax,jmax,moge,等には実際は数値を入れて実行させるのでしょ
>うか?
はい、どこかで代入するかしてください。
また、x1にx2を、y1にy2を加えていますが、x1、y1は矢印の起点です。
それに対してx2、y2はシートから読み込んだ計算値なので、適当に尺度を変
えてあげないと見にくいものになると思います。


エクセルのマクロ
どうも,お久しぶりです.
物研セミナー(http://www.scc.u-tokai.ac.jp/~kkutsu/butuken.html)
発表準備のためROMしていました.

エクセルのマクロは使ったことがないのですが,時間のあるときにベクトル
図を書いてみたいと思います.VBAプログラムソースの紹介ありがとうご
ざいます.ところで,imax,jmax,moge,等には実際は数値を入れて実行させ
るのでしょうか?


再び 流速ベクトル図
当方の環境で、この書き込みをした後、文字化けが発生するようになり、
掲載を見合わせましたが、うみがえるさんの所では問題なしとのことなので
もう一度投稿します。
--------------------------------
昔の話をむしかえしますが、先日、わけあってエクセルのVBAをつかって
流速ベクトル図を描きました。x成分をシートxから、y成分をシートy
から読み込んで、sheet1に「矢印」を書き出すというものです。
以下のようなものをマクロに書き込んで実行すると、モッサリとベクトル図
を描いてくれます。

For i = 1 To imax
x1 = x1 + moge
For j = 1 To jmax
y1 = y1 + moge

With Worksheets("x").Cells(i , j )
x2 = .Value
End With
With Worksheets("y").Cells(i , j )
y2 = .Value
End With

Worksheets("Sheet1").Activate
ActiveSheet.Shapes.AddLine(x1, y1, x1+x2, y1 + y2).Select
Selection.ShapeRange.Line.EndArrowheadStyle = msoArrowheadTriangle
Selection.ShapeRange.Line.EndArrowheadLength = msoArrowheadLengthMedium
Selection.ShapeRange.Line.EndArrowheadWidth = msoArrowheadWidthMedium
Selection.ShapeRange.Line.Weight = 0.25
Next j
Next i

長くなりますが、メッシュはワークシートで正方形にしておきます。
これもVBAで指定すれば楽。mogeというのは、描画位置をずらし
ていくときのピクセル値です。


西倉沢の定置網
由比(西倉沢)の定置網が急潮による被害を受けたのですね.
今月の15日に,現場に行ったばかりですので感慨深いです.
由比の定置網には,駿河湾の急潮に関する研究で協力して
頂いて自記水温計を1990年頃から断続的に設置させてもらっ
ています.話では近い時期に定置網のメンテナンスをする予定
と聞いていました.メンテナンスがもう少し早ければ付着生物
なども除去されて,流れに対する抵抗が小さくなることを考え
ると急潮発生時期が悪かったですね.

由比の定置網も昔は良く,急潮によって流されたりと被害が
多かったそうですが,最近ではロープの強度向上などの理由で
抵抗の少ない構造の定置網になり,被害が無いと聞いていました.
でもメンテナンスのタイミングによっては今回のように被害が
出るんですね.

外洋水の流入は,海の色から判断しています.沿岸水の色と明ら
かに違うので潮目ができたりしますし,群青色の水は黒潮を彷彿
させます.一都三県漁海況速報やNOAA熱赤外画像を見ると,私が
海を眺めていた場所付近に暖水のフロントがちょうど達していた
ので分かりやすかったのかもしれません.
実際のところ,可視光のみで外洋水の流入が分かるのかは怪しい
ですね.(^^ゞ

由比の定置網の被害が小さかったことを祈ってます.


急潮被害
残念なことに、西倉沢の定置が急潮被害にあったようです。
相模湾側でも、急潮警報がでています。

外洋水が入り込んでいることは海の色でわかったのでしょうか?


岩のり
磯崎さん,こんばんわ.
岩のりは低水温だと豊漁になるんですか.知りませんでした.
NOAAの画像や一都三県漁海況速報を見ましたが,両湾で
急潮が起きそうですね.
日中,海を眺めると外洋系の水が入り込んでいることがわか
りました.

相模湾のHFレーダーですが,茅ヶ崎と館山に基地局があるようです.
データは時間平均した流動の水平分布図が2枚示され,宇田(1937)
が描いた黒潮接岸時の海況概念図に近いパターンが見られました.
さらに筆者(日向,2002)は,卓越する時空間変動を抽出する目的で
EOF解析を行い,平均流にEOFの第一および第二モードのスコアを足して
流動場を再合成しています.この操作により再合成された流動場が
3時点分示されています.この図からは大島西水道から流入した外洋水が
どの様に湾内で振る舞うかが分かります.


急潮注意
今年は相模湾、駿河湾とも水温低下が早く、久しぶりに岩のりが大漁かなと思っていました。
ところが、11月23日ぐらいから黒潮の分枝が石廊崎に向かって波及し、水温が急激に上昇しています。
両湾に暖水が波及すると思われ、急潮に注意を!

海がえるさんへ
海と空の相模湾のHFレーダーの観測結果はどんなことが載っていたのでしょうか。


ようこそ
いとーさん,はじめまして.
管理人の,うみガエルです.よろしくお願いします.
豊後水道の潮汐シミュレーションをしているのですか,
難しそうですね.特に境界条件が大変だと思います.
速吸瀬戸からはカルマン渦列を伴うような強い流れが
あったり....とご苦労をされていると思います.

当方はシミュレーションに関して,全くの素人ですので
トピックスなど,いろいろと教えていただけるとうれしいです.
これからも掲示板に,お気軽に訪問してくださいね.


こんにちは
はじめまして。H大学4年生のいとーです。
海洋学は1年生です。
今度研究室で経過報告があって、そのためになにか役立つ
情報はないかとさまよっていてここにたどり着きました。

現在は、豊後水道の潮流シミュレーションをしています。
海洋学自体初めてで、さらにプログラミングとかモデル
解析の話とかでいっぱいいっぱいです。

ここの掲示板おもしろそうなので、たまに立ち寄らせて
もらってもいいですか?
よろしくおねがいしますm(__)m


相模湾のHFレーダー
「海と空」の78巻2号に相模湾内のHFレーダーによる測流結果が
載っていました。かなり面白い結果が捉えられています。

本日は久しぶりに船に乗りましたが、とっても気持ちがよかったです。
由比の定置網に設置した水温計を回収にいったのですが、ありません
でした。行きと帰りの景色はすばらしかったです。特に富士山。
由比付近では、うねりが大きかったですが、ほかの海域では凪状態でした。
とっても小さな船で行きましたが快適でした。

私も少し
立ち読みしました。月刊海洋の10.2号
ただ相模湾のHFレーダーの記事が見つかりませんでした。
以前、うみぼうずさんが紹介してくれた野島崎と八丈島間の
レーダーの記事は見つかりました。
最近時間にゆとりが無いので、記事の見落としがあったかも知れません。


相模湾のHFレーダー
今月の月刊海洋に海上保安庁の論文が出ていて、
相模湾にも海洋短波レーダーが設置されたこと、今年中には公開したいこと
などが書いてありました。(立ち読みだったので詳しく覚えてない...)


HFレーダー
ぜんじさん、kanazawaさん、磯崎さん、こんにちわ。
10月のはじめは、北大で行われた日本海洋学会の秋季大会に
参加していました。HFレーダーに関するポスター発表なども
いくつかありましたが、かなり規模の大きい装置のようですね。
普及すると面白いデータがとれそうですね。


シンポジウム
海洋学会でのシンポジウムですから、例年どおりであれば、
東京水産大学で開催されるはずです。
 
米国では日本で利用されているよりももっと簡易なレーダー流速計というのが認可されているようです。
例えば、車の上に設置して、ビーチ内の流速を監視すると言うことがある程度可能だと聞きました。
日本では電波法の関係で許可されなかったらしいですよ。
あくまで、人から聞い話できちんと確認はしていません...。

そういう話もシンポジウムでは話題として出てくるかも知れません...。


HFレーダー勉強中
それは、聞いてみたいです。
春の海洋学会はどこで開催される予定ですか?


シンポジウムテーマ
次の海洋学会(来年の春季大会)で行われる沿岸海洋研究シンポジウムのテーマは
HFレーダ関係となる予定です。
まだ先の話ですが...


短波レーダー
かえるさんこんにちは。久しぶりです。轡田研のBBSから来ました。
えらく遅いレスですが、短波レーダーは国際航業と長野日本無線で
やってるみたいです。ただ官庁向けシステムでしょうから結構高いんじゃないですか?
友人が国際航業に居るから聞いてみましょうか?
長野日本無線のページはこれ↓

http://www.njrc.co.jp/enterprise/index.html


費用はわかりませんが
磯崎さんこんにちわ。
海洋HFレーダーは独立法人の通信総合研究所が一時期、共同研究を
公募していました。研究者や研究機関に機材を貸し出すという方式だった
と思います。日本各地の海流などを測定していたと思います。機材の価格は、
残念ながら知りません。


おいくら?
HFレーダーの観測システムって、整備するにはいくらぐらいかかるのでしょうか?
知っている方がいたら、教えてください。


HFレーダー
以前、豊後水道の急潮の様子をHFレーダーが捉えたという報告を読んだことが
ありましたが、観測器は一時的に配置したもので、常設ではなかったと思います。
うみぼうずさんが、紹介してくれたサイトによると海上保安庁が常設で観測を
しているようですね。大変有用なデータだと思います。今後、測点が増えて密な
観測が実施され続けることを期待します。

それにしても、凄い時代がきたものです。


海洋短波レーダー
海上保安庁海洋情報部のホームページで、海洋短波レーダーにより測定された
野島崎−八丈島間の海流が公開されてますね。

http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/hfradar/kairyu_inform.cgi?


湾奥への重油漂着
ふりっぷさん、こんにちわ。
駿河湾奥における重油漂着状況の報告ありがとうございます。
事故発生から4日後には岸に漂着しているんですね。
今回の事故の影響が最小限になることを祈っています。


沼津市沿岸の重油の漂着状況
うみガエルさん。こんにちは。
みなさんのお話はとても勉強になります。
参考までに、沼津市の原、今沢、片浜海岸の重油の漂着状況について、私のサイトのみなさんの書き込みを書き出してみます。

8/8 御前崎沖の貨物船衝突事故発生。重油が流出。原、今沢、片浜海岸、重油の確認情報なし。
8/9 片浜海岸、重油の確認情報なし。
8/10 今沢、片浜海岸、重油の確認情報なし。
8/11 原海岸、重油の確認情報なし。
8/12 原、今沢、片浜海岸に重油漂着。海上保安庁のヘリが飛び、同庁巡視艇も出動。漁船で油回収作業をしていた。
    被害:釣り人の竿・リール・ライン・服まで重油まみれになった。
8/14 今沢海岸、重油の漂着はひどくは無いものの、若干はある。
    被害:釣り中にウキに油の塊が付着してきたのが一回あった。
8/16 今沢海岸、重油の方は所々に固まりで海岸に付着していた。
    被害:サンダルに油が付着した。
8/17 片浜海岸、重油殆んどなし。
8/19 台風13号通過
8/23 片浜海岸、重油は海水にも浜にも確認出来なかった。

http://www6.plala.or.jp/katahama/


流出油の運動
磯崎さんやkanazawaさんとの議論で、だんだんイメージが湧いてきました。
普段、流出油の運動に関しては、触れていないこともあり、新鮮な感じが
しました。


「海の表面に浮いた広くて軽い板」
確かに油を「海の表面に浮いた広くて軽い板」と考えると、その動きが想像できそうです。
いろいろと御教示ありがとうございます。早速、拙HPを訂正したいと思います。


そうじゃないよ...。
解説をどうしたらよいか検討中。
結論だけを言うと、鉛直粘性が表面で小さいためにやや風下側に流速がずれる、
というMadsenの解も油の広がりにはあまり関係しているとは言え無いような気がします。
そうじゃないと言っておきながら何だか自信はありません。
結局のところ、Madsenと同じ事になるだけなのかも知れません。
しかしともかく考え方は違っている。

誤解を恐れずに言うと、
油というのは流体というよりは、
海の表面に浮いた広くて軽い板のようなもの。

これだけの解説で十分想像できてしまうかも知れないけれど...


油に関する吹送流
kanazawaさん、こんにちわ。
貴重な、情報ありがとうございます。自分なりに考えたのですが、
油膜ができた時点でエクマン吹送流の前提である鉛直渦動粘性係数が
全層で一様という条件が壊れてしまうのかもしれませんね。
それゆえ、どちらかというとMadsen(マッチェン)の吹送流のモデル
に近くなり、風下に油が流れるのかな?と考えてみました。

話は変わりますが、k1氏が事故直後の御前崎測候所における風の
時系列を書いてくれました。風が吹き去る方向に矢印が書いてあります。
本来ならば進行ベクトル図が欲しいところですが、このスティック
ダイアグラムを参考にしただけでも磯崎さんのWEBページに掲載
されている油流出の軌跡を追えそうな感もします。kanazawaさんの
仰るとおりに風下に流れている感じを受けます。これに海潮流が
若干影響を及ぼすと磯崎さんの図のような油の分布になりそうですね。


風圧効果
海洋表面を広がる油は、海水自身に対する普通の海洋物理の知見から得られる状況とはちょっと違った様子になるので注意が必要です。

油の場合、エクマン理論による流れの向きよりも、風が直接油を押す力というのが重要となります。
油は風下右45度に輸送されるというよりは、ほとんど風下に運ばれると考えて良い場合が多いのです。

流出油の数値シミュレーションを実施する場合にも、通常は風圧係数などと呼ばれる係数を与えて、風下へ運ばれる効果を加えて実施するのが普通です。

今回の事故の場合にも、油は風の右45度に運ばれるというよりは、どちらかというと風下を向いていると考えて良いように思います。
磯崎さんの図面では時間的にやや右に移動したような広がりとなっていますが、これもエクマン流としての流れではなくて、直接的な風向きの変化に影響されている可能性があります。


エクマン輸送
磯崎さん、こんにちわ。
この事件はまだまだ解決してませんね。行方不明者もいるんですね。
数日規模の現象(慣性日以上)ですので、吹送流に関しても地球の
回転の効果が効いてきますね。ここで気をつけなければいけないのは
エクマン層の厚さと油膜の厚さの関係です。
エクマン層の厚さは、数メートルから十数メートルと考えられるのに
対して油膜は0.01から0.1メートルのオーダーです。
エクマン輸送はエクマン層の厚さ内の水の流れの積分値です。
ですから油膜に対する風の影響は、エクマン輸送ではなく表層における
エクマン吹送流を考慮すると良いでしょう。
エクマン輸送は風向の右90度の方向に輸送されますが、表層における
エクマン吹送流は右45度です。

この効果に加えて黒潮接岸による湾口東部からの外洋水流入も影響を
もたらすと思います。


重油続報
重油漂流は幸いなことに重大な被害は出ませんでした。
しかし、沈没した貨物船は重油を抱えたままです。
さらに、まだ2人が行方不明になっているはずです。
まだまだ、問題は残されています。

ところで、重油の漂流には南西風とエクマン輸送が関係していると思いますが、いかがですか?
その動きをシミュレーションするにはどうしたら良いのでしょうか?


駿河湾の重油漂流
磯崎さん、こんにちわ。
静岡新聞の記事を私も見ました。大変なことになっていますね。
私の所属する研究室にも本日、テレビ静岡が取材に来ました。
磯崎さんが、仰るとおり風の影響を受けて重油が、駿河湾に流入
したと思います。
海上保安庁による重油回収も、かなり進んでいるという報道も
みました。重油の影響があまりでないうちに処理されることを
祈っています。台風13号が気がかりですね。


回遊魚
ふりっぷさん、こんにちわ。

回遊魚の釣果の報告ありがとうございます。WEB上でも公開されている
一都三県漁海況速報を見ると7月の台風以降は黒潮が駿河湾に接岸傾向で
すね。外洋水の流入が予測されます。その結果が、メジマグロやソーダガ
ツオの好釣果に現れたのかもしれませんね。
黒潮系外洋水が駿河湾に流入している時期には、カツオやマグロが良く捕
れるという話を聞いたことがあります。

それにしても60cmのメジマグロなどが岸から釣れてしまうとは、驚き
です。本マグロの子供ですよね?食べたらおいしそうです。


駿河湾に油漂流中
静岡新聞に載っていますが、8日の御前崎沖の貨物船衝突事故で沈没した韓国船からC重油が流出しています。
折りからの南西風にのって、駿河湾内に広がっています。
海上保安部巡視船が吸着マットで処理をしているようですが、三保沖14kmまで広がっているようです。
海岸に漂着すると生物ばかりでなく、海水浴にも影響が出るということで職業柄、何にもないことを祈っています。


今年の回遊魚は
こんにちは。
以前はいろいろと相談の乗って頂きありがとうございました。

沼津の海岸では、今年は5月中旬頃から6月にかけてトビウオの回遊が見られ、7月の台風後は、ワカシ、イナダ、シイラ、ソーダガツオが釣れ出しました。
今年の特徴としては、ワカシがやや不調でソーダガツオが好調のようです。
また、釣れる魚のサイズも大きめです。
8月の始め頃には、60cmのメジマグロ、1m前後のシイラが相次いで釣られています。(全て海岸からです。)
沼津のみならず、三保海岸も同様の傾向で釣れているようです。

7月の台風の影響で、沼津の海岸には大量の流木やごみが打ち上げられました。
これらのごみはしばらく放置された状態でしたが、この前バックホーでこれらのごみを何箇所かに集られました。
その後、浜焼きされ、消火には消防車が出動したそうです。
周辺河川からのゴミもあるでしょうけれども、台風により運ばれてきたゴミ(流木等)が駿河湾の海流に乗って、打ち寄せられるものも多いのではないかなあと思いました。

http://www6.plala.or.jp/katahama/


ところで
過去の事例ではエルニーニョ発生時の日本の夏は冷夏で雨が多かった
と思うのですが、今回は暑いですね。雨もあまり降らないし。
エルニーニョ現象やダイポールモード現象の研究の発展が、この問いに
答えてくれるのでしょうね。楽しみです。


エルニーニョと台風
某公共放送で観たのですが,今年はエルニーニョの影響で
太平洋高気圧の張り出しが弱く,台風がその縁辺に沿って
日本上陸し易いそうですね,この時期.
エルニーニョが起きると地球規模で気圧配置が変化するので
上記のような話も,あり得るかもしれませんね.
ただ台風の発生の増加とエルニーニョの関係は?というと
少なくなるような気がします.


台風7号
 こんばんわ 台風が日本を縦断していますね
こちらはこれから大荒れになるとか・・・
海上には9号もいますね、今年は7月から上陸するのが多いですね
エルニーニョとの関係を耳にしますが、台風の発生が増えるのですか?
またエルニーニョの時は冷夏とも聞きますが
今年はそんなことも無いようですが・・・
 大きな被害がないといいですね


台風接近
日本列島に台風が接近しています.
大潮の時期とも重なっているようで,高潮発生などが警戒されます.
被害が最小限度になることを祈っています.

話は変わって,我が家の畑のトウモロコシなどが強風でなぎ倒され
ないと良いのですが.皆さんも管理下のものが吹き飛ばされないよ
うに準備をしましょう.


ガタガタの曲線
うみぼうずさん,こんばんわ.
ガタガタの曲線といえばWindowsに付属してくるペイントという
ソフトで作画したときに体験しました.作画直後にプリントアウト
するとスムーズな曲線だったのに,一度BMPやWMF形式で保存すると
ギザギザの線に成ってしまったことがあります.
この現象と何らかの関係がありそうですね.


Re:プロッター用のプログラム
GrWinを少しだけ使ったことがあります。あれの良いのはメタファイル
(WMF、EMF)に書き出せるから、ワードとかに貼り付けやすいんですよね。
プロッタに慣れた人は、使ってみる価値があると思います。
それで、これはWMFの話なのだけど、ベクトル形式のファイルなのに、プロ
グラムから直接プリントすると滑らかな曲線が書けるのに、ファイルに保存
してから印刷するとガタガタの曲線になって困ったことがあります。
これはGrWinではなくてVisualBasicの自作プログラムでの出来事。
結局、そのまま原因追求せずに放置してしまった。


プロッター用のプログラム
そ、そう。たしかにプロッターが稼働してました。
いわゆるペンプロッターで、まさに「一生懸命書いてます」ってな感じの……。

FORTRANで描画するときは、グラフィックライブラリをCALLして使用する、
というのが一般的だと思います。
GrWINという、Windows9x/NT上のウィンドウに描画する
フリーのグラフィックライブラリがあるんですが、
簡単な移植作業でプロッタ用プログラムを使えそうです。
あ、まだ実際に使ってはいないんですけど、
誰か使ったことある人います?


プロッター
皆さんの妙技を味わえた気がします。
いろいろ工夫をなさっているのですね。私がFORTRANで作図していたのは
もう7年位前のことなので良くは覚えてませんが、プロッターを制御する
コマンドがFORTRAN文中で使えた気がします。
もしかしたらプロッターのユーティリティーソフトとかドライバの様な物が
9801VXに組み込まれていたのかもしてません。
そのころは、レザープリンタやインクジェットプリンタは新鋭で、プロッタが
まだまだ現役の研究室が多かったのを覚えています。
某研究室では、先生が昔作ったプロッタ用のプログラムを廃棄するのがもったい
ないらしく水塊解析のためのT−Sダイアグラムをプロッタを使って作画してま
した。(けろっぴさんの所属研究室)
また他の某研究室では、ある院生がプロッタ用のコマンドでレーザープリンタに
プロットできるソフトを自作してました。LIPS搭載のプリンタなら汎用的に
使える優れものでした。(うみぼうずさんの所属研究室)
僕はというと、市販ソフトの恩恵からFORTRANでは数値計算などに特化していき
ました。macやwindowsの恩恵ですね。


ありがとう...
みなさんにお礼をと思いながら、忙しさの塊に突入中。

磯崎さんこんにちは、
Fortranに図化機能は一般装備されてはいません。
そこも悩みのタネです。
例えばよく使われるポストスクリプトでの出力の場合、
ポストスクリプト言語を記述するサブルーチンをFortranで作らなければ図化出来ません。
有名なところではPSPLOTというフリーソフトがあります。
ただし、日本語対応ではありません。

私のは、職場でそういう基本ルーチンを作った人がいて
そいつを使わせてもらっています。
ちなみに、日本語対応です。


Re:GMT
けろっぴさんならご存知と思いますが、グラフ作成ソフトのIgorというのが有ります。
Igorで2時間以上かかったコンター図が、GMTで一瞬のうちに描けたときはたまげました。
PenII400MHzの時代の話ですが。
その前は、PGPLOTを使っていました。これだと、Fortranから直接Callできますが、色々な環境を使うのは面倒なので、いつの間にかGMT一本になってしまった。

私は、CygwinとLinuxで併用しています。大きいデータになるとやはりLinuxの方が速いようなので。


流速ベクトル図って
ちょうど、私も書く必要に迫られまして、私にとってタイムリーな話題でした。
先月いろいろ聞いたところ、FORTRANで書いている人に出会いました。
皆さんもFORTRANで書いているようですが、FORTRANには簡単に書ける仕組みが備わっているのでしょうか?
職場のWINDOWSパソコンにはFORTRANなどあるはずもなく、座標の計算にBASICを使いエクセルで図を書いて処理しています。


GMT
って、GNU関係のツールですよね?
昨年、cygwinというunixコマンドをWin32上で実行させる環境を
試しに使っていた時に、大学関連の知り合い(資源の方)から
GMT一式を頂いて少し使ってみた覚えがあります。
地図を一枚出力させただけでしたが、いろいろな機能があるんですね。
まだその実行環境は会社のパソコンに眠っているので、
またいじってみようと思います。

そうなってくると、LinuxかFreeBSDに完全移行した方が良いのでしょうかね?
fortranもあるし、NGraphもlinux版があるし、いつも使っているWZEditorも
Linux版(XZEditor)があるし、ATOKもあるし、
WindowsソフトはVMWereでWindows環境を
エミュレートすれば良いし……。

Originは一度使っている人を見たことがあります。
エクセルとも親和性が高いと聞いていたので、調べてみたところ、
非常に価格が高かったと記憶しております(で、諦めました)。

Stick-Diagramにしても何にしても、図化はいつも頭を悩ませますね。
技術的に難しいと言うよりも、めんどくさい(笑)。


Re: 流速ベクトル図
kanazawaさん,けろっぴさん,うみぼうずさん,お久しぶりです.
流速ベクトル図や風速ベクトル図に代表されるStick-Diagramは
学部生の頃はFortranでプロッタ出力していました.

現在は,Stanford Graphics Ver2.1の英語版を使ってます.このソフト
は日本語版もありますが,ベクトル描画機能にバグがあって,あえて
古い英語版を使ってます.このソフトは廃盤?の様で入手困難です.

今でも入手可能なソフトとしてはORIGINというソフトの評判がよいです.
同じ学科の院生も使っており,試しに使わせて貰いましたがなかなか
良かったです.GMTの評判もいいですね.東大海洋研の人や久保田研の
人が使っているようですが,私は使ったことがありません.
Stick-Diagramが描けるかどうかは知りませんが,Ferretも評判がいい
ですね.

話は変わりますが,KyPlotというソフトをご存じでしょうか?私の
お気に入りのフリーソフトでwavelet変換などの機能もあったのですが,
先ほど作者のHPでStick-Diagram機能を確認しようとしたところ,
有料ソフトに変わっていました.しかもStick-Diagram機能は確認でき
ませんでした.(詳しく観てませんが)


Re: 流速ベクトル図
わたしは、GMTというソフト(群)を使っています。
もともと地図作成ソフトなのですが、動作が軽く、コンター作成も速いのでお気に入りです。
ベクトルは、ちょっと太めで野暮ったい感じもするのですが、コンターとあわせて一括出力などもできるので、重宝しています。日本語も一応使えます。
小さなプログラム群なので、大量データの処理は、シェルスクリプトを組んでやると便利でした。
出力がps形式なので、Acrobatと併用しています。

以下に詳しいことがでています。
http://www-seis.planet.sci.kobe-u.ac.jp/~kakehi/GMT/GMT-HOWTO.html


Re: 流速ベクトル図
ご無沙汰しております。うみガエルさん、お元気でしょうか。
ここんとこずーっと読むだけで書き込みしてませんでした。

流速ベクトル図ですが、
私もやはりkanazawaさんと同様にFortranで描画しています。
まあ、大量データを扱わなくてはならない時が多いので、
バッチで一気に処理できる方が楽は楽ですが、
とりあえず描画させて確認したいときなどは、
GUIで出来ると楽ですね。
まだ、そういうソフトに私も出会ってないです。

普段の図化処理は、FortranとNGraphでほとんど済ませております。


流速ベクトル図
適当なソフトについておわかりでした教えてください。

流速の時系列スティック・ダイヤグラムを書きたいのですが、
みなさんはどうやって書いています?
何か操作の簡単なソフトがあれば教えてください。

ちなみに、私はFortranでプログラムを組んで作成しています。
いい加減面倒なところもあって、簡単なソフトで書けないものかと...



惑星群
先日の夕刻になって漸く,西の空が晴れました.
ただ月明かりや街の明かりのせいでシーイングは余り良くなかったです.
惑星も,直列ではなくて塊状の配置でした.木星と金星と火星が目立って
いました.


惑星直列
例の惑星直列ですが,私の住んでいる場所では夕刻の天気が
良くない日が続いてます.よって,まだ観測できていません.
夕刻の天気がよいことを祈ってます.


諫早湾の水門開放
諫早湾の干拓と海苔の不作の因果関係を調べる目的で、諫早湾の
水門の開放試験が開始されました。今回の解放は短期間の開放ら
しいですね。
短期間の開放では、どの程度のことが調査できるか疑問です。
また長期間にわたって閉鎖されていた水門を開くとなると環境の
急変が起きるので短期的には悪影響が目立つと思います。
干拓事業と海苔の不作の関係を調べるのは非常に難しいと思います。
ただ干拓事業が潮流などの物理要素に及ぼす影響は、比較的容易に調べれ
られると思います。


水星も
今回の惑星直列では水星も見ることができるみたいですね。
でも、このところ雨や曇りが続いているので、わたしはまだ
見てません。


惑星直列
うみガエルさんこんにちは、海ではなく空の話題ですが 
 4月から5月の連休頃にかけて西の空に水星・金星・木星などの惑星が
一列に並んで見えるようですね
 先週日没の空に月と一緒に見ることが出来ましたが
雲が多くて全部を確認できませんでした
先週末から雨や曇りの日が多くて星空もなかなか見ることが出来ませんが
この機会に水星もみてみたいものです

http://www.nikon.co.jp/main/jpn/society/stars/stars200204.htm#planets


あけび
新緑の季節が近づいてきました。
私の実家のあけび棚のつるからも新芽が吹き出してきました。
先月、新設した野鳥用巣箱には、もうシジュウカラが巣作りを
始めたようです。
椋鳥(ムクドリ)や鵯(ヒヨドリ)もきますが、彼らには巣穴が小さすぎるでしょうね。


異常気象
冬オコジョさん今晩和.
御殿場は今が桜の見頃です.それにしても今年は早咲きですね.
御坂の桃の花祭りが中止となったそうですね.

今年の暑い春が,地球温暖化の直接の影響かどうかは分かりませんが
過去の観測に比べて異常なのは確かですね.最近では,エルニーニョ
現象やダイポールモード現象のような地球規模の気候に影響を与える
長周期現象も見いだされてきたので,何を持って異常と定義するかも
変わりつつありますが,過去30年を平年値とする考えで観れば,今年
の春は異常に高温です.

マイカー規制の件ですが,私も同様のことを感じます.あくまで行政は
観光資源の保存や保護を目指しているのであって自然保護はスローガン
に過ぎないと感じます.場所によっては非ディーゼルのバスが走ってま
すが,ディーゼルのバスは見た目からも環境に悪そうです.確かに二酸
化炭素の排出量はマイカーよりも節減できますが,酸性雨の原因などを
引き起こす窒素酸化物や粒子状物質はマイカーの数倍を排出してます.

今後我々が取り組まなければならない問題ですね.


温暖化
 こんにちは〜
早咲きした桜たちは大分葉桜になってきました
桜の早咲きの影にそんな危機感があるとは考えてみませんでした

温暖化の原因の一つってやっぱり車の排ガスとかがあるのでしょうね
以前行った上高地でマイカー規制と言いながら
定期バスとは別にディーゼルのタクシーが安価な価格で
バンバン走っているのに疑問を感じました。
無差別な立ち入りは制限されるかもしれませんが
バスの排気もかなりなものでした

私たち一人一人が
もっと危機感を持った方がいいのでしょうね・・・
アイドリングストップとか(小さすぎる?)


つくし
土筆(つくし)ってスギナの、とうなんですね。子供のころは知っていましたが
すっかり忘れていました。犬の散歩道の途中にある土筆の群生がスギナに変わり
つつあるのを見て思い出しました。


大野さんこんばんわ。

東京の桜はもう満開ですか、早いですね。御殿場では、まだ蕾です。
先日、清水に行ったところ桜が満開であるのに驚きました。

南極の氷が溶けゆく過程を示した連続写真が新聞に載っていましたね。
現在は地球温暖化が進んでいるようですね。このまま温暖化が進むと
ある時点で、極地帯の表層海洋への淡水供給が増加して、海水の沈み
込みが停止もしくは弱まるかもしれません。
このような事態が起きた場合には、氷河期のような気候に急変する可能
性が考えられます。

気温が温暖化するだけでも地球上の生態系は大きな被害を被るという
のに、その後に急激な寒冷化が起きたとしたら、大変恐ろしいですね。
しかも近年の海洋および気象学者らの報告では、太古の地球では、温暖期
と寒冷期が短期間のうちに激しく入れ替わることも珍しくないことが分か
ってます。この様なことを引き起こした原因として極地帯における海水の
沈み込みの強弱が考えられています。

ここ数千年の間は比較的気候が安定していましたが、産業革命以降
の人為的な地球温暖化は気候を不安定にしてしまうトリガーとして働くかも
しれません。

そう考えると、怖いですね。


温暖化が原因?→桜満開
こちらの掲示板に書き込むのは久しぶりです。大野です。

すでに都内の桜は満開で、キャンパスの桜は今日の雨で散り始めてます。
新年度の新歓花見という設定はもう無理なようですね。
そういえば、南北極の氷の溶ける速度が予想以上というニュースがありました
が、やはり確実に温暖化が進んできているのでしょうか。
南極大陸の氷の融解による水面上昇は二次的なもので、ホントはその原因となる
平均気温の上昇の方が問題ですよね。日本は山地が多いから大丈夫という、
訳のわからん理由に納得したりしてましたが、それは駄目ですね。

もし、今年の開花時期が早まった主な原因が地球温暖化によるものだとしたら、
かなり危機感を憶えます。


クジラの集団座礁
最近、日本各地でクジラが集団打ち上げされて話題になってます。
3月11日(月曜日)の讀賣新聞夕刊にも特集が組まれていました。
それによると北海沿岸でゴマフアザラシが大量打ち上げされた際には
犬のジフテンパーを引き起こすのと同じウィルスに感染していたそうです。
海洋汚染によってゴマフアザラシの免疫が落ちたのが原因と考えられて
いるそうです。このことが打ち上げられたクジラを食用にすることの
危険性を指摘する理由のひとつらしいです。

そのほかの原因としては、単なる迷い込みやシャチなどによる追い込み
クジラの内耳に寄生虫が繁殖したこと、エルニーニョ現象に伴う海流異変
説などさまざまあるそうです。また地磁気の等強度線と直行するような
海岸にはクジラが迷い込みやすいことが知られているそうです。

迷い込んだクジラが、再び海に戻れないのは尾ひれを上下に振って泳ぐ
特性上、浅瀬が苦手だからという説も紹介されていました。

同じ打ち上がりでも鰯や桜海老やオキアミとは原因が違うようですね。


鯨について
冬オコジョさん、こんばんわ。
実家の林の枝おろしをしたので、少しは花粉が減ったと思います。(^^ゞ

それにしても、もの凄いアンケートですね。
まず、海外から批判されるから食べちゃいけないと言うのはおかしいですね。
そもそもアメリカ型の捕鯨と日本型の捕鯨は目的が根本的に違かったでしょ。
アメリカ形の捕鯨は、鯨の脂を燃料として利用したくて行われていました。
殺された鯨は、油だけ盗られて、海にポイって感じでした。
日本型の場合は、殺生した鯨を無駄なく利用しました。食べたり燃料にしたり。
この辺りに反捕鯨国のエゴを感じます。

乱獲にならないように調整できるのなら捕鯨をして鯨肉を食べても良いと思う。
ですから打ち上げられて死んでしまった鯨を食べてしまうこともアリだと思い
ます。ただ、これが犬や猿とも成ると違和感を感じてしまうのも私のエゴです
ね。世界には犬や猿を食べる地域もあります。

ただ打ち上げられた理由が分からないので衛生上、一抹の不安を感じます。
以前、折戸の海岸に打ち上げられたミズウオや鰯を食べたことがありますが
あまり美味しくなかったことが思い出されます。

素性の分からない食肉よりもましというのは、今の日本の世情を反映してま
すね。

今日一日の食事を思い出しても大量の殺生をしていることを感じます。
まず、蕗の薹や菜の花さんは、折角、生を受けたのに私に食べられてし
まいました。反捕鯨を叫ぶ女性がミンクのコートを着ていたり…。
思うに、地球の環境を本当に考えたら人類が一番邪魔ですね。

環境問題で提起されるのは、人間にとって良い環境かどうかだけですね。
反捕鯨が生んだ結果は、増えすぎた鯨が餌を求めて彷徨い、他の生物が
食べたであろうアミ類などを大量に消費し、海洋生物の食物連鎖に不調
和をもたらしたという事実もあります。そのうちマグロも含めて鯨なども
養殖されていくと思いますが、養殖された牛がBSEという警鐘を鳴らし
たように、何らかの問題が待っているでしょう。諸悪の根元は我々なので
しょうね。


鯨アンケート
 こんにちはうみガエルさん、私の花粉症はだんだん悪化しています (/_;)

MSNのHPに鯨アンケートというのがありました
−−浜辺のクジラ、食べてもよいと思う? −−
だめ:海外から批判される
だめ:衛生的に不安
よい:日本の食文化だから
よい:素性不明な食肉よりまし
わからない
と言うようなものでした
打上げられた鯨は死んだ原因もわからないので
私としては食べたくはないですが
いかがですか?


はいから
冬オコジョさん,こんばんわ.

待合室にインターネット端末があるなんて,はいからな病院ですね.
実は私もここ数年で,花粉症に近い症状が出始めています.
子供の頃,杉や檜を蹴飛ばして揺すり,真っ黄色になって遊んでいた
ことが嘘のようにも感じてしまいます.

いろいろ花粉症には説があるようですが,大気汚染とも密接に関わり
が,在るのかもしれませんね.最近では,化学物質予報も完成しつつ
あり中国大陸などから飛来する化学物質なども再現されつつあるよう
です.これらと花粉飛散予報などを組み合わせれば,花粉症の不快指
数が出るかもしれませんね.

杉や檜の花粉は,黄緑ですが,松の花粉は蛍光色の黄色なんですよね.
三保の松原周辺では実感できますよ.


花粉症
 こんにちは〜うみガエルさん
私は今病院の待合室のパソコンから書き込みしています
待合室はかなりの混み具合です

私は花粉症の薬をもらいにきています ^^;
数日前から目がかゆいやら・・・涙目になるやら
くしゃみは出るは・・・で
数ヶ月いやな季節です

それから 最近はインフルエンザ警報のHPもあるようですね


杉や檜は花粉症もあって、嫌われています。私の住んでいる静岡県は
日本でもっとも杉や檜の花粉の飛散量が多いそうです。

一方、木材としてみた杉や檜は超一級品です。秋田杉や吉野杉の一枚板から
作った襖や天井そして家具などは日本の心を思い起こさせます。檜の床や
檜風呂、檜の柱は合板物の板とは風格の違いさえ有ります。マホガニや
紫檀、黒檀も良いですが、檜と杉で家を造るのも風流です。

某公共放送の朝の連ドラの舞台となった熊野の森が人材不足で危機に瀕して
いるように、私の古里である静岡県東北部の山間部の檜林や杉林も枝おろし
などの手入れがされて無く、木材としての価値を失いつつあります。
日本は熱帯雨林から多くの木を建材などとして輸入していますが、コストさえ
かければ国産の木材で間に合わすことが出来ると聞いたことがあります。
林業が活発化することを祈ってます。

その様な中で興味深い記事が読売新聞に載っていました。ディーゼル車の
排出する黒煙を無害化もしくは減少させる装置に、檜油を利用すると従来の
セラミックフィルターよりも低コストのPM除去装置が製造できるとのこと
です。枝おろしした檜の葉っぱを原料として使ってくれれば林業も復活する
のでは?と淡い期待をしました。

そうすれば花粉症の原因である、大気汚染と花粉の増加を抑えられるのでは?


どうなりましたか
磯崎さん,こんばんわ.
内浦湾に入り込んだマッコウクジラの群は,今も滞在していますか?
浜に打ちあがらないと良いですね.


マッコウクジラといえば
今日(2月14日)の静岡新聞に”マッコウクジラ6頭の群が内浦湾に入ってきた”という記事が写真入りで載っています。
最近のクジラ騒動を見ていると、浜に打ち揚げられることなく外洋に戻って(?)ほしいなと思います。


マッコウ
冬オコジョさん,インフルエンザの方はいかがですか?
風邪を治す方法は,最近米国で発表されましたが,インフルエンザは
まだらしいですね.

マッコウクジラが打ち上がったニュース私も観ました.
なぜ打ちあがったかは専門家でも分かっていないようでしたね.
一頭だけ放流されましたが,今どこにいて何を感じているので
しょうかね.

私は以前,コマッコウという鯨が沼津市の内浦湾の海岸に打ち
上げられたのを目撃したことがあります.でも原因は良く分か
りません.専門家が言うには地磁気の異常とか,耳の中に寄生
虫がいるとか....らしいです.


こんばんわ〜 土曜日から3日ほどインフルエンザで自宅待機でした・・・
で・・・テレビを見る時間が出来たのですが
九州の某海岸に打ち上げられた鯨の続報をやっていました
38.5°の熱でぼーっとしながら 鯨の大きさを改めて感じたり
骨格標本を取るのに何故砂浜に埋めるのか???とか
13頭の鯨が何故陸にうちあげられたのか・・・とか考えていました
ところで熱が下がって改めて思ったのはたった一頭海に戻された
鯨はどうしたのかな? でした ^^;


Buoy Data
磯崎さん
マリンロボのデータが管理されているとのことで安心しました.
近い将来,情報公開されたときには解析をしてみたいです.

ふりっぷさん
海の天気予報を行うにはアメダスのように密な測点での常時観測
が不可欠となるでしょうね.他にもアルゴリズムなどの開発も必
要ですね.
ところで,片浜の沖合にブイを浮かべて,水温観測を行いたいと
の事ですが,問題になるのは大きく分けて二点だと思います.
一つは,法律の問題などです.海上保安庁への届け出や漁協への
届け出などです.場合によっては信号ブイが必要になるかもしれ
ません.ただし,既存の申請済み施設があるのでしたら,その
施設にお願いをして水温計を取り付けさせていただく方法もあり
ます.たとえば,定置網などは申請済みの施設の一つです.他に
は国や企業の実験観測塔などです.独自にブイを設置する場合に
は,漁業権を持っている漁協などに相談すると好意で許可してく
れるかもしれません.
二つ目の問題は,観測装置の問題です.リアルタイムデータ取得
ではなくロガー方式で行うならば,比較的安価で出来ると思います.
自記水温計を設置して,定期的にメンテナンスとデータの吐き出しを
行えば,可能となるでしょう.自記水温計は三洋測器,アレック電子
,日油技研製のものやSeamon等でしたら10万円前後で入手できると
思います.


マリンロボ
うみガエルさん。磯崎さん。こんにちは。

駿河湾では、波勝崎沖と御前崎沖で水温や潮流等の常時観測がされているんですね。
駿河湾全域で、このような常時観測網(気象庁のアメダスのように)できれば、より駿河湾の潮流について詳しくわかるんでしょうね。
観測機械の費用や、メンテナンス費用、データの整理する費用等がかなりかかりそうですが。
国がお金を出して、やってくれないかなあ。とか思いました。

私は、片浜の沖にブイでも浮かべて、水温のデータだけでもロガーなどで取れるといいなあとか思っているんですけど。
やるとなると、けっこう大変なんでしょうか?


マリンロボデータ
マリンロボデータはきちんと管理されているようですが、
更なる情報提供と研究的視点からの取り組みを行ってもらいたい。


データの蓄積に関して
マリンロボのデータは面白いものが採れ始めていますね.
WEB上や電話やFAXにてリアルタイムの情報提供もされていて
かなりの有効性を発揮していますね.

ところで,この取得データの管理はしっかりされているのでしょうか?
もしご存じでしたら教えてください.データの蓄積は大変重要なことと
考えています.またそのデータの解析も重要ですね.


マリンロボ
静岡県では御前崎沖、遠州灘沖、波勝崎沖の3ヶ所にマリンロボを設置し、浮魚礁的役割と気象海象情報を提供しています。
電話では054−621−1173で、直近の気象海象情報を
FAXでは054−621−1621で、過去24時間の気象海象情報を提供しています。
WEB上では下記のHP上で試験運用的にマリンロボの気象海象情報が公開されていますが、リアルタイムに提供されているのは波勝崎沖の情報だけです。

http://assam.akj.co.jp/suisanit/index.htm


暖水波及
一都三県漁海況速報のWEBページを見ると、
大島西水道から相模湾へ暖水が侵入していくのが分かりますね。
駿河湾には、湾口東部から侵入していますね。
相模湾では急潮警報が出ているかもしれませんね。

表面水温からだけでは、判断できませんが、この時期の
沿岸水(湾内水)の密度と黒潮系外洋水の密度は、大きな
差があるので、急潮(沿岸密度流?)が発生すると一般に
表層で激しい流れが予測されますね。沿岸の定置網などが
流されてしまわないと良いですね。

マリンロボのデータはWEBで公開されていますか?


黒潮接岸!!
一都三県漁海況速報を見てもらえればわかりますが、ちょうど今、まさにこの時に黒潮が接岸し、黒潮系水が駿河湾に入ってこようとしています。
遠州灘沖と波勝崎沖のマリンロボの水温は16日午後に1〜2℃上昇しました。
急潮が心配です。


http://www3.ocn.ne.jp/~izubun/


一都三県漁海況速報
もう既にご存じかもしれませんが,一都三県漁海況速報と云うものがあり
WEB上でも公開されています.土日や祝日を除いて毎日の黒潮位置や
海面水温の分布が図示されています.

この情報は,スポーツ新聞の釣り情報のコーナーにも掲載されているので
お目に触れたことがあると思います.また磯崎さんのホームページから
リンクで飛んでいくことも出来ますよ.

黒潮の位置や等温線の分布を眺めるだけでも,駿河湾に黒潮系外洋水が
周期的もしくは突発的に入り込んでいることが,想像できます.
その日の釣果と,一都三県漁海況速報のコピーをファイルしていくと
片浜における回遊魚の行動が,少しづつ明らかにされるかもしれませんね.

私の研究は,ふりっぷさん達のお役に立つには,もうしばらく時間が掛かり
そうです.がんばりたいと思います.


ありがとうございました。
うみガエルさん。こんにちは。

いろいろ説明していただき、ありがとうございました。
大変参考になりました。
これから私も、黒潮流路、水温の状況、釣り場での潮の流れ等に注意してみようと思います。

また、うみガエルさんが説明してくださった事項は、私のような一般の釣り人は、なかなか知りえない情報だと思います。
これからも、HPを通して研究の成果を公開してくださると、大変参考になりますので、今後も是非がんばって下さい。

ではでは


黒潮流路の型と駿河湾への黒潮系外洋水波及
ふりっぷさん,こんばんわ.

二谷先生が分類した黒潮流路の型ですね.水路部の海洋速報も採用して
いますね.A型が典型的黒潮大蛇行,N型が直進流路,ほかBやCやD
などなどですね.最近では,もっと細分化して分類している研究者もい
ますね.

Inaba(1984)は石廊崎の沖合約40マイルにある,銭洲(釣りでも有名)を
基準にして,それよりも黒潮が駿河湾より(北)を通過すると,湾口部
の環流が反時計回りとなることを報告してます.その当時においても他の
研究者から,ふりっぷさんと同じように,流路の型によっても影響がある
のではないかという質問が「沿岸海洋研究ノート」という雑誌に記録され
ています.稲葉氏は当時,返答として流路の型は考慮しなくても十分な
結果が得られていると答えています.

当時は黒潮流路の情報は乏しく,半月に一度であったために,Inaba(1984)
は実測した駿河湾内の流れを15日平均して黒潮位置と比較しています.
この研究では黒潮流路の型と外洋水流入の関係は触れられていません.

近年では黒潮流路の情報が,飛躍的に増してきているので,黒潮流路の型
による違いも徐々に明らかにされています.黒潮流路の型によって,沿岸
への暖水波及のしかた(機構)が違ってくることが分かってきています.
Kimura, S. and T. Sugimoto(2000)によればB型でかつ伊豆半島沖合で
局地的小蛇行(S字型)があるときには,駿河湾ではありませんが遠州灘
方向に黒潮分枝流の形で波及するが,同じB型でもC型に近いときは,
陸棚波という波動として影響があるということを報告しています.

私の研究では,B型時には駿河湾へ約20日間隔で外洋水が流入することが
分かっています.またこの流入に対応して伊豆海嶺上の島の平均水位に
擾乱が観られ,八丈島から三宅島,神津島そして駿河湾内の順に擾乱が
伝播していることが分かりました.この伝播速度は黒潮前線波動の伝播速度
とほぼ一致しています.

またN型に相当もしくはN型を含む,非大蛇行接岸流路(川辺氏による)時
には駿河湾の隣の相模湾に激しい外洋水の流入が発生することがMatsuyama
et al.(1999)により報告されています.この激しい外洋水の流入は急潮と
呼ばれていますが,衛星熱赤外画像を参考にすると駿河湾でも,同時期に
激しい外洋水の流入が確認できます.

以上のことを考慮すると,基本的にはInaba(1984)が示すように黒潮が,
沿岸に接近すると外洋水が強く流入する様です.ただし激しい流入は
ある間隔を持って間欠的に起きるようです.また黒潮流路の型によっても
黒潮系外洋水の流入のメカニズムが違うようです.ふりっぷさんの質問は
現在私が取り組んでいる課題そのものです.近日中に博士論文や科学論文
として公表していく予定です.(体調不良が原因で遅れていますが...)

あまり明確でない回答で申し訳ございません.

話は変わって湾奥の流れの件ですが,環流,内部潮汐流や上記に示したよう
な流れの他に,数日周期の風によって励起される渦の一種などなども存在す
ることがKitade, Y. and M. Matsuyama(2000)等の研究で明らかにされつつ
あります.


磯崎さん,鰤に関する情報ありがとうございます.
私は駿河湾における外洋水流入などに関して研究をしていて,鰤との関係
等は,全く扱っていませんが,常々引用文献として使用しているものに

「三浦定之助(1927):鰤回遊に就いて.定置漁業界,1,23-72.」

という文献があります.この文献は,私の研究と関連したところでは,
沿岸への黒潮系外洋水の波及が静岡県(相模湾)や高知県(土佐湾)を例
にして報告されています.この様な現象は,大急潮と呼ばれています.
タイトルに注目すると,ズバリ,鰤回遊についてですね.

漁師さんや釣り人に聞くと,黒潮の水が駿河湾に入ってくると鰹や鮪
(メジ)が捕れるという話を聞くことがあります.かなり古くから
研究されている分野なんですよね.ただ外洋水波及と漁獲の比較は
興味深いものの,人為的な要素等が絡み合うので,研究としては難しい
と思います.

漁業情報サービスセンターの人工衛星熱赤外画像データは,過去に
購入したことがありましたが,ブリなどの資源評価表なども公開されて
いるんですね.


ブリ。
磯崎さん。
情報ありがとうございました。
今後参考にさせていただきます。

ではでは。


ブリの情報
フリップさんへ

>2000年と2001年は、その年生まれのブリの数が多いんですね!
>参考になります。
>ところでここらへんの情報は、どういうところで入手できるのでしょうか?
>今後、参考にしたいと思いますので、よろしければお教え願えませんか。

生きた情報を手に入れるのはなかなか難しいです。
漁業情報サービスセンターというところがあり、そこのHPにブリの資源評価表があります。
ここです。 http://abchan.job.affrc.go.jp/digests13/index.html
また毎年11月に独立行政法人となった日本海区水産研究所から日本海のブリの漁況予測がでています。
ここです。 http://www.jafic.or.jp/gyokaikyo/index.html
両方とも、太平洋側の今この時点の情報ではないです。
そういう情報は釣り人から集めたほうが現在では確かではないでしょうか。
私も一番当てにしているのが遊漁船の釣り情報です。

磯崎

http://www3.ocn.ne.jp/~izubun/


ありがとうございます
うみガエルさん。こんにちは。
ご返答ありがとうございます。
もう少し、質問させてください。

>例えば,黒潮が駿河湾に接近しているときには
>駿河湾内に,黒潮系外洋水(湾内水に比較して
>高温で高塩)が流入傾向となり駿河湾沿岸の海
>水の水温,塩分,平均水位が上昇し水が澄むであろう
黒潮流路の型(A型、B型、N型など)がありますが、
駿河湾内に黒潮系外洋水が入りやすい黒潮流路の型、
一方黒潮系外洋水が入りにくい黒潮流路の型などは、
分類できるのでしょうか?

>一方,片浜沖を含む湾奥の環流は,常に反時計回りで
>あることが報告されています.この研究は,Inaba(1984)
>などが報告しています.ですから傾向的には片浜沖の流れは
>沼津から富士方向に成ります.
釣り場でも、海面付近の流れの方向は、1日のうちでも時間帯
によって「沼津から富士方向」になったり、「富士方向から沼津方向」
になったり、流れが止まったり変化します。
また、干満の時間にかかわらず、流れの方向が一定な日もあったような気がします。
(これは、記憶があいまいですが。)
湾奥の環流は常に反時計回りではあるものの、内部潮汐、潮の干満など
によって、さらに流れの方向が変化するということなのでしょうか。

磯崎さん。はじめまして。
>実は太平洋側のブリ資源を見た場合、2000年と2001年は
>その年生まれのブリの数が非常に多いということがわかっています。
>特に2000年は太平洋側のブリの漁獲量はわかし〜いなだの豊漁に
>よって1957年以来の最高の漁獲量を示しているそうです。
2000年と2001年は、その年生まれのブリの数が多いんですね!
参考になります。
ところでここらへんの情報は、どういうところで入手できるのでしょうか?
今後、参考にしたいと思いますので、よろしければお教え願えませんか。

ではでは


ブリについて
明けましておめでとうございます。
うみガエルさん、今年もよろしく。

ふりっぷさんの御質問の件ですが、別な観点から。
実は太平洋側のブリ資源を見た場合、2000年と2001年はその年生まれのブリの数が非常に多いということがわかっています。
特に2000年は太平洋側のブリの漁獲量はわかし〜いなだの豊漁によって1957年以来の最高の漁獲量を示しているそうです。
この原因は分かっていませんが、ブリ資源に関心を持つ人(特に古くからぶりに依存してきた定置網漁業者など)は長らく低迷を続けてきたブリ資源が回復してくる兆しではないかと期待しています。

私も(不合理漁獲がなく)ブリ資源が回復することを祈っています。


駿河湾の海況と黒潮
ふりっぷさん,はじめまして.明けましておめでとうございます.

ふりっぷさんのWEBページを少し覗かせていただきました.
沼津の片浜海岸周辺では,おか釣りで回遊魚がいけるんですね.
私が小学生か中学生の頃の話になりますが,戸田でサビキを使って
堤防で鯖を釣っていると,その鯖を狙ってイナダがやってくることが
多々ありました.そのことを思い出しました.

サビキにかかって自由の利かない鯖をイナダが丸飲みして,私の竿は
大きくしなりました.イナダが釣れたと思った次の瞬間,私のサビキ
には皮のむけた無惨な鯖がいました.鯖は表皮がすべてはげてしまっ
たのにブルブルと激しく動いてました.イナダを逃がしたことが悔しい
のと皮だけむかれてしまった鯖さんが可愛そうなのを感じましたが,
妙に笑えたのも事実でした.

さて本題に入りますが,ふりっぷさんが経験を通して,黒潮と回遊魚の
釣果に関連性を感じていることに,私は興味を持ちました.ふりっぷさんは
回遊魚の釣りと水温,塩分,透明度そして流れが複雑ではあるが関係してい
ると,お考えのようですが,私もその考えを支持します.また回遊魚の釣り
に黒潮が影響を及ぼすであろうという考えも支持します.

ただ結論から先に言ってしまえば,現状では回遊魚の釣りに直結するような
海の中の天気予報は,不可能です.その一部に関しては,傾向的な予報は
できるかもしれません.例えば,黒潮が駿河湾に接近しているときには
駿河湾内に,黒潮系外洋水(湾内水に比較して高温で高塩)が流入傾向
となり駿河湾沿岸の海水の水温,塩分,平均水位が上昇し水が澄むであろう,
という程度です.実際に片浜の流れがどうなるというような予報は現状では
不可能です.

というのも海の流れには,いくつかの分類の仕方があります.海の流れその
ものを潮流といってしまう場合もあれば,海の流れのうち潮汐周期のもの
だけを潮流と呼ぶ場合もあります.駿河湾の場合,潮汐によって引き起こ
される流れ,すなわち潮流は大変複雑です.例えば満ち潮なのに表面近く
の水が湾外に激しく流出することもあるのです.この様な現象は,海洋学
では内部潮汐が原因であると考えています.

一方,潮汐周期よりも長い時間スケールの流れも存在します.この様な流
れは古くは漂流瓶を流すことで測定されていました.また駿河湾内の海水
の水温や塩分の鉛直構造や水平構造を調べて,気象で言うところの天気図
を作ることで調べられてきました.その結果,駿河湾や相模湾には反時計
回りの(循)環流が存在することが知られました.

その後の研究で,黒潮が接近すると駿河湾の場合,湾口部には反時計回り
の環流が15日から1ヶ月以上の期間,形成されることが分かりました.
一方,片浜沖を含む湾奥の環流は,常に反時計回りであることが報告され
ています.この研究は,Inaba(1984)などが報告しています.ですから
傾向的には片浜沖の流れは沼津から富士方向に成ります.しかし,この
環流に,先ほど紹介した潮流などが重なるために,スポット予報は現状では
不可能です.この研究が行われた当時は黒潮の位置情報が半月毎でしか
得られなかったので,傾向的な結果しか求められていません.

私は,この研究の続きを行っています.現在では人工衛星などの新技術
などによって,黒潮の位置情報が格段に増えています.ですから精度が
徐々に向上していくと考えられます.また内部潮汐に関しても多くの研
究者が発生原因の特定などに取り組んでます.これらの最新情報に関し
ては,追々,紹介していきたいと考えています.


回遊魚と潮流について。
はじめまして。ふりっぷと申します。
沼津市の片浜海岸周辺で回遊魚(ワカシ〜イナダ、ソーダガツオ等)の釣りを少々やっています。
Googleの検索より、このサイトにたどり着きました。
このサイトのテーマである、「駿河湾の潮流」、「海の天気予報」には大変興味があります。

回遊魚の釣りは、昨日はいっぱい釣れたんだけど、今日は全くダメなんてことが良くあります。
また、ワカシ〜イナダが好調の年もあれば、ワカシ〜イナダはダメだけれど、ソーダガツオが好調というように、年によって釣れる回遊魚の種類が異なります。
多分、水温、駿河湾の潮流、黒潮流路、塩分濃度、海岸付近の濁り等いろいろな要因があるのでしょうが、原因ははっきりわかりません。
ただ、少々気になっているのが、ここのところ続いている黒潮の蛇行です。
去年、今年は、ワカシ〜イナダが好調でした。
黒潮の流路をみると、去年、今年共に黒潮が蛇行しています。
データも少なく、はっきりしたことは言えませんが、何かしら関連があるのかな?と考えています。

また、このサイトの中で駿河湾の潮流について、「駿河湾奥の環流は黒潮の離接岸とは関係なしに反時計回りであり,
湾口海域は黒潮が接岸すると反時計回りの環流となり,黒潮が離岸すると弱い時
計回りの環流になることが考えられている.」と記述がありますが、
具体的に今日は還流はどっち回りなのか?ということは、黒潮の位置から概ね推定できるということなのでしょうか?
その日の釣れ具合と、還流の方向を比べると、何か傾向が見えるかもしれないなあ。とか思いました。

ではでは。

http://www6.plala.or.jp/katahama/


奄美での不審船事件
アメリカでの同時多発テロ事件で,朝鮮半島への世界の注目が
薄れている中で,板門店付近では,北側の兵士が38度線を数回
にわたって越境したりと,金正日政権は世界の注目を引こうと懸命
です.この事は先月か先々月くらいの産経新聞に小さく,越境
と威嚇射撃のことが載っているだけでしたが,私はそう感じました.

今回の不審船による侵犯もその一環かもしれませんね.日本は憲法や
法律の問題で,危機管理が全くなされていないという人もます.今後
どの様に修正するのかが注目されますね.

日本国内でテロが計画された場合,阻止できるのでしょうか?不安です.

しかも朝鮮総連の資金流用事件が明るみに出て,家宅捜索が行われた
直後に「日本人行方不明者」の捜索の打ち切りを北朝鮮側が通告して
きました.問題であるとしてバッシングされた某社の教科書にしか
この日本人拉致疑惑のことは載ってません.横田めぐみさんをはじめ
多くの日本人が北朝鮮に拉致されていることは大きな疑惑です.
大韓航空機爆破事件の際にも拉致日本人の存在が注目されたのに,
そのことを扱っている教科書は「問題」があるとされています.

今回,不審船を引き上げた後に船室内の牢獄に日本人の子供が
閉じこめられていないことを祈ります.また横田めぐみさんを
はじめとする,多くの行方不明者が,早く家族の元へ帰れるこ
とを祈ります.


くさや
伊豆大島名物の,くさや焼きを,試食しました.
名前通りの感想です.来年の干支である動物の糞に似た香りでした.
でも味自体は,美味しい干物という感じです.

くさやにすると魚が凄く日持ちするらしいです.保存食なんですね.
あと,くさや液の中の菌は体に良いらしいです.

アシタバの椿油フォンデュ風天ぷらは,美味でした.


三角波
伊豆大島に行って来ました。
熱海から高速船に乗って一時間でした。今回は大島観光協会と東海汽船が
実施している為朝パックというプランで行って来ました。熱海と伊豆大島
間の往復船賃と旅館宿泊費込みで13000円という破格のプランです。

風の向きによって、岡田港と元町港を使い分けているそうですが、元町港
は三角波が出来て危険らしいです。現在は、便数を極力減らして浚渫工事
をしていました。よって出発便は午前が欠航してしまい午後の便で岡田港
にはいりました。浚渫すると波の性格が変わるので三角波が防げると云う
ことなのかな?海底地形だけでなく堤防などの形状なども考えて工事して
いるのでしょうね。反射や屈折等々も考えて。


伊豆大島
明日から東海汽船の高速船を使って伊豆大島観光に行きます.
大島に行くのは生まれて初めてです.大島から持ち込まれた
アシタバは天ぷらで食べたことがあります.

久々に船に乗るので,船酔いしそうです(^_^)


船酔いと内耳
沿岸波の入門書に,船酔いに関する記述が載っているのですか.
さすが,日本でも読まれるほどの洋書ですね.Gillの本も,様々な
視点から書かれていて感心したものです.

船酔いと内耳器官が関係があり,難聴の人は船酔いしにくいと言う
のは知りませんでした.ただ平衡感覚は内耳が担当しているので
俗説である「平衡感覚の鋭い人が船酔いする」というのも頷けます.

話は逸れて,内耳といえば.内耳炎というのになったことがあります.
子供の頃から,海に行くと波にのまれるのが好きでした.波にのまれて
数十秒間,砂とともにぐるぐる水の中を回ります.大学生になっても
その癖が治らず,折戸の海岸で台風が近づいたときに波にのまれて
遊びました.数日後,耳が痛くなって耳鼻科に行くと耳の中から小石や
砂がいっぱい出てきました.さらに外耳や中耳ではなく内耳炎が起きて
特定の周波数の感度が悪いと言われました.それ以降,心なしか,ふら
つきます.


船酔い
ちなみに、

船酔いは内耳器官と関係があるので、
耳の聞こえない人は船酔いを経験しないそうです。

参考文献
T. Beer : Environmental Oceanography, An introduction to the behaviour
of coastal waters. Pergamon Press.
この本では第3章Waveに、Seasicknessという節があって、簡単に解説されている。
今では2nd editionが出ている。
私のは1984年の購入で1st edition。少々古い。


乗船
玉盛さん,船で出勤って格好良いですね.
でも毎日じゃなさそうですから,午前中は狭いところに行くと
丘揺れしたりして....

船の大きさで揺れの周期が違うからでしょうか?船によって
酔うときと酔わないときがありますね.運動神経や平衡感覚が
鋭い人ほど酔うという話も聞きますよ.

望星丸で実験ですか!酔いそうですね.船の大きさとは別に
下を向いて細かい作業や力仕事をやると酔いやすいですね.
あくびが出始めると酔いはじめのようです.

東海大学丸二世,望星丸二世と現望星丸でも酔い方が違いますね.
ただ,いずれにせよ1日も乗っていると次の日からは酔いを感じま
せんね.あと乗り続けていると酔わない体質というか?平衡感覚を
失いますね.

貧血でも酔わない人もいるようですよ.冬オコジョさんのように.
豪華客船の旅って,持ち物に略式正装が必要なんでしょうね.
タキシードとかは面倒なので着物か袴で参上したいものです.
老後の夢の一つが,船旅です.

映画タイタニックに出てくるような超豪華客船は無理でしょうね.
プチ船旅として日本海フェリーもいいかも.安いし2万トン以上だから
優雅ですよ.ちなみに現望星丸の竣工時の総トン数は日本式トン数で1777
トンです.


RE:船酔い
 こんにちわ〜 冬毛のオコジョです(笑)

私は子供の頃から乗り物には強いです
釣り舟とかフェリーでも酔ったことはありません
・・・大型船には乗ったことはないですが (^^;)
献血に行くと要らないって断られるほうなのですよ(爆)

 いつか大型船で海外にゆっくり旅してみたいものです
写真で見せてもらったことがありますがダンスパーティー
とかあって 優雅な感じでした


船酔い
久しぶりです。

流石に西表島とかに住んでいるとよく船に乗る機会があります。
今日も石垣島から朝1便で会社に出勤しましたし、、
(9日、10日と清水にいてその旅行の帰り)

>小舟でうねった海の中をバシャバシャ航走しても平気な人が
>2万トンクラスのフェリーで眠気や船酔いを感じたりすること
>もあるそうです.

まさに、私はその例のとおりです。
西表島=石垣の間の船には酔いませんが、、

東海大学の望星丸には酔うと思う。
船の中で実験等をしたあかつきにはもうだめです。
慣れるのかなあ?

貧血の人は酔いやすいそうですが、、
どうなんでしょうね!


船酔い
最近,船で海に出ていません.
久々に乗ったら,船酔いとかしそうです.

船酔いって,分析してみると結構おもしろい.
船酔いしやすい人,しにくい人がいるのはもちろんですが
慣れれれば船酔いしなくなったり,船の種類によって
船酔いするかしないかが変わる人もいる.

小舟でうねった海の中をバシャバシャ航走しても平気な人が
2万トンクラスのフェリーで眠気や船酔いを感じたりすること
もあるそうです.

みなさんはいかがですか?船酔い...


幸いMOにバックアップがありました
先ほど気がついたのですが,MOに定期的に
バックアップをしていたので破損してしまった
過去記事を蘇らせる事ができました(^_^)

バックアップって大事ですね.


これまでの流れ
こんどうさんが,ly/dayという日射量の単位に関する質問をしました.
kanazawaさんがlyがラングレイという単位でcal/cm^2を示すことを
教えてくれました.この単位は,私やこんどうさんには馴染みがない
のですが,kanazawaさんはよく使うそうです.またこの単位は,
MJ/m^2やW/m^2よりも直感的で分かりやすいと言うことが確認されました.

このラングレイという単位は光合成などを扱うのに便利だそうです.
それに対しW/m^2に関して私は海面からの赤外放射などのバルク式が
統一できて便利だと思っています.この様に分野によっては,虚数を
表すのもiであったりjであったりと見方や表現が異なります.

ここで,私が宇野木先生から以前伺った金言から,「どんな研究でも
一生懸命やり続ければ面白い」「他の分野を勉強することは視野を広げる」
「教えることは,それ以上に学ぶことである」を例に分野による視野の
違いを学べば自身の視野が広がることを書きました.

つぎに私が流体力学ではベルヌーイの法則を流線上でのエネルギー保存測
として捉えているのに対し,土木工学では圧力水頭,位置水頭,速度水頭
の和である全水頭が一定というように,実用的に利用している例を示し
分野による視点の違いを説明しました.

kanazawaさんはベルヌーイの法則が渦なし流れなしで適応されるのに対し
全水頭が一定というのは圧力方程式とも呼ばれ,厳密にはベルヌーイの
法則とは区別されることを指摘しました.

さらにkanazawaさんは,自身の経験から感潮河川における塩分遡上の
調査報告を行った際の逸話を紹介してくれました.kanazawaさんは,
塩分源のある河口を左側にとり塩分輸送のフラックスが遡上において
プラスになるようなグラフを示したところ,河川分野の研究者から
河川の分野では河口が右側になるというのが常識であると言われたそ
うです.同じ現象を表現するにも河川の研究者と海洋の研究者との
違いが明確に観られる好例だと思いました.

この河川感潮域は,河川の研究者も海洋の研究者も協力して研究を
進めるべき場所なのでしょうね.たとえば河口域の増水は川の上流
からの流入もあれば,海の潮汐や台風時などに観られる高潮等々
複雑です.この様な境界分野は,協力して研究を進めてほしいです.

これ以前の過去記事はこちら↓

./cgi-bin/bbs/data/archive/oceanbbs.html


お詫び
掲示板の書き込みデータに関するバックアップ等のメンテナンス中に
私のミスで掲示板のデータを破損してしまいました.復旧を試みたも
のの修復不能であったため,掲示板を初期化しました.

みなさまの誠意ある丁寧な書き込みの多くを失った事は誠に残念である
とともに管理人として不注意であったことを痛感しております.
今後この様な事が無いように注意いたしますので,今まで通りに,この
掲示板をご愛顧願います.


私の体験
 さて、話は関係ないかも知れないけれど、私個人としては次のようね経験をしたことが
ある。
 ある感潮河川域の塩分遡上の調査に関する流速と塩分の鉛直断面分布図を書くのに、私
は河口を左手に、上流を右に書いて表示した。委員会の席上で、ある大学の先生(かなり
御年輩で河川研究ではそれなりに名のある方だ!)から、図の書き方が反対だという指摘
を受けた。つまり、右手側を下流に、左手側を上流に書く、それが常識だ!君は常識も知
らないのか...という訳だ。
 この指摘は河川の研究者ならもっともな意見だと思う。河川の水は上流から下流に流れ
るのだから、その流速を「プラス」に表示しようと思えば、当然断面図の左側が上流にな
る。私はそのことを十分承知していて、あえて逆に書いたのだが...。
 なぜかというと、感潮河川域の塩分というのは下流から上流へと運ばれる。塩分が流れ
によって運ばれる量を塩分輸送量というけれど、河川を遡上する塩分...つまり河川の塩
分濃度を上昇させるのに寄与する塩分輸送量をプラスに、その反対をマイナスに選ぶのが
分かりやすい。このためには河口を左手に書いたほうがはるかに明解なのだ。つまり、プ
ラスの流速に塩分濃度が掛け算されてプラスの輸送量になる。すると当然上流へ向かう流
れをプラスに選んだ方が良い。そうすると必然的に左手側に塩分ソースとなる河口が書か
れる。試みに沿岸海洋学の文献を開いて、左右どちらに塩分ソースが書かれるケースが多
いのか調べてみると良い。圧倒的に左手を塩分ソースに書くケースが多い。また、水理学
の教科書や文献を広げて、同じ事を調べてみると良い。圧倒的に右手側が下流になる。こ
れには必然性があるのだ。
 同じ河川(感潮域も「河川」と言えば..だが)における「流れ」というひとつの現象を
表現するのにしても、それを単なる物理的な流れという観点で見る場合と、塩分を運ぶ運
搬作用として見る場合では図面の書き方ひとつにしても違ってくる。
 常識(当たり前に思っている事)とは何なのか、その本質を良く考えてみると面白い。

 なんだかそういう事を随分昔...今から10年ほど前に経験した。
この話題、もうちょっとまとめ方があるような気もするけれど、時間も時間だ、とりあえ
ずここまで。


なるほど...。
ちょっと期待していたことと違うけど...

ベルヌーイの定理の話は、同じ現象のことじゃないと思うよ。
流体力学は流線に沿ったエネルギー保存則...というけれど、それは渦なし流れではない
場合のことだね。
水理学で水頭という概念が使われるのは、渦なしの流れだからだ...こちらのことは普通
「圧力方程式」と呼んで、ベルヌーイの定理とは多少区別しているね。「圧力方程式」だ
からこそ水頭にもそれなりの意味があるのだと思う。
このあたりをきちんと考えて見ると結構思いがけない事に気づく時があるね...


その心
「その心」というのは,特定のことを指しているのではなくて
私から見た,宇野木先生の凄いところを指しています.言い換えれば
生き様,精神もしくは信念を指して使いました.よって,「その心」
は複数を指しています.

例えば,流体力学と土木におけるベルヌーイの法則を考えると,流体力学
では流線に沿ってのエネルギー保存則の形として表現されます.一方,土木
においては実用に即して水頭という概念を用いて,位置(高度)水頭,速度水頭
そして圧力水頭の和が一定であるというように,高さ(全水頭)として考え
大変利用しやすくなっています.この様に,分野が違うと視点や考え方,工夫
のし方が多様です.この事は,視野を広げます.

この事の裏には,宇野木先生が気象大学校で本来は雷の研究をしたかったのだが
海洋をやる人が誰もいなく,教官から誰か海洋をやってくれと頼まれたときに
雷に未練を持ちつつも自己犠牲の考えから海洋の研究に移った事とも関係があり
ます.先生は,最初は雷に未練があったのですが,一生懸命に海の研究をしてい
るうちに,海の研究がとても楽しくなったそうです.それ以降,先生は何をする
にも一生懸命で有れば,それが面白くなるという金言を我々に示してくれるよう
になりました.この経験があるから,自分の専門ではない土木の教員になること
を拒まなかったんだと思います.

自分が今置かれた状況下で,自分がすべき事をすれば成果は付いてくると云う
ことです.その最たる例は台風の研究です.先生が解析したデータは台風時の
船による目視の波高データなどで,同僚からは「そんな質の低いデータいじっ
ても何も出ないよ」といわれても一生懸命,自分の環境下で出来うることを
行い,それが運輸大臣賞につながりました.

また学生を指導するにあたり,責任を持って多くを学ばなければならない.それは
自己の理解の確認とも成るし,自分の研究における新しい視点をも創造するとの
ことです.またそれだけではなく,学生からも学ぶ姿勢が大切であると仰ってます.
私が先生にトンデモな考えを投げかけたとしても,権威主義的な否定はせずに
論理的な議論となることからも,そのことはよく分かります.

以上のように漠然としたことが,私の感じている「その心」です.
自然に対して真摯な事はもちろん,上下関係に縛られずに議論し,常に
好奇心を持って,自分の専門以外にも耳を傾ける「こころ」でしょうか?
そして何よりも,端から見ても先生は研究している時に楽しそうです.
先生の,この様なところが輝いて見えます,わたしには.


興味深いですね...。
興味深いと思うので質問です。

>同じ現象を表現するにも土木と流体力学では視点が違うと云うこと.

...というのは具体的にはどんな事です?
(うみがえるさん自身はどんな事だと考えているのです。)

なぜこんな質問をするかというと、
うみがえるさんは続けて、

> その心をいつまでも持っている

と言っているのだけど、...
私には、「その心」と言うのが、文章としては理解出来ても、
本当のところどういうことなのか、その意味を理解出来ないからです。

ぼくには、「その心」と言うものの内実を考えてみることが、
うみがえるさんの言っている事をきちんと理解する上でも、
加えて、自分自身にとっても、とても大事な事の様に思えるのですが...


勉強になりました
こんどうさんやkanazawaさんのおかげで勉強になりました.
ly/dayという日射量の単位を知ることが出来ました.

ところで,数学では虚数はiを使うじゃないですか.海洋学もiを
使いますよね.でも電子工学などの分野ではjを使ってますね.
電流iと区別するためでしょう.

いろいろ知っておきたいものです.

良く,専門ばかという言葉を聞くように視野という物は放って置くと
狭くなってしまう物なのかもしれません.

宇野木先生は仰ってます,過去に学部で本来の専門でない土木学(水理学)
を学生に教えた事が,大きな経験になったということ.教える事は,それ
以上を学べる好機であること.さらに分野が違うということは,視野を広げ
ることと.同じ現象を表現するにも土木と流体力学では視点が違うと云うこと.
その心をいつまでも持っているから先生は輝いているのだろうと,私は思う.


日射の単位
そうなんですよね。ly=langleyってわかっていれば、
いろいろと調べようがあったかもしれませんが、
理科年表とかを見ても、
日射の単位はMJ/m2なんですよね。
学生のときも、熱収支の単位はW/m2ばかりでした。

lyと書かなくて、cal/cm2と書いていてくれれば
すぐに解決したのに。
いま思えば、単なる無知をひらけだしただけでした(笑)


Gill本
実は,こんどうさんの書き込みの後にGill本の索引でlyを見つけようと
したのですが有りませんでした.kanazawaさんに指摘されてlangleyで
改めて索引を見ると,しっかり付録ページにEnergy Fluxの単位として
載ってますね.

Naoto Iwasaka and Kimio Hanawa(1990):Climatologies of marine
meteorological variables and surface fluxes in the North Pacific
computed from COADS. Tohoku Geophys. Journ.,33,185-239.
を参照して海面熱収支を計算する場合には,海面からの長波放射なども含めて
潜熱や顕熱もW/m^2なので,気象庁の地上観測データの全天日射をMJ/m^2から
W/m^2に変換して使うことが多かったので,ly/dayは知りませんでした.

でもcalは1グラムの水を摂氏1度だけ温度上昇させるエネルギーということを
考えるとlyはcal/cm^2なのでイメージが湧きやすいですね.


え?
ラングレイ、スペルはlangley
人名なのかどうかはわからない...たぶんそうだと思う。
ly/dayとlangleyを組み合わせるといくつか関連サイトが検索される。
(Lyなのかlyなのか...ぼくはlyと書いているなぁ...)

例えば、EPAのpdfファイルには簡単な単位換算がのせてある。
http://www.ultranet.com/~shanahan/HAtech.html
からWater temperature modeling a practical guideをダウンロード。
資料としてはちょっと古いので注意して読もう!

SI単位系ではないけれど、熱収支の計算にはJ単位よりもlyの方が便利だ、
理由はわかるよね..。
東京付近なら夏で 400 ly/day 程度の数値となる。

海洋物理では基本的な単位だと思う。
気がついたところでは、次のような教科書のappendixに単位変換が載っている。
E. Gill(1982) : Atmosphere-Ocean Dynamics . p595
L. Kantha & C.A.Clayson (2000) : Numerical Models of Ocean and oceanic
processes. p853
L. Kantha & C.A.Clayson (2000) : Small scale processes in geophysical
fluid flows. p778


ly/day
kanazawaさん,こんどうさん,こんばんわ

ly/dayって聞いたことがなかったです,もしくは記憶の片隅にもなかったです.
googleで検索したらlyはLight Year:光年が出てきました.
この単位を次元解析すると距離/時間なので速度を表すのかなと考えました.
日射量の単位に速度は無いだろうと思い,放射伝達分野の特殊な定数を表すの
かなとも思ってしまいました.

lyがcal/cm^2と教えていただき,スッキリしました.これでly/dayが日射量
の単位になりました.

このly:ラングレイというのは人名でしょうか?

ps.そういえば短い時間スケールにおけるアルベードって厄介でしたね.
太陽高度と共に...


マングローブって
ヤエヤマヒルギとかオヒルギとか色々有ると言うことを松田研の
研究報告などで聞いたことがあります.中には巨木もあるとか.

でも伊豆半島にもあるとはいえ,一度も群生しているところを見た
ことがないです.いつか見てみたいです.


ありがとうございます。(日射量の単位)
kanazawaさんありがとうございます。
Ly(ラングレイ)と言うんですか?
cal/cm2と書いてくれれば、理解できるんですが。。。。
私は、物理系なので、日射量の単位はMJ/m2がほとんどでした。
光合成のことを調べていて、Ly/dayという出てきたので、
始めは、ルクス/dayかな?と思っていたのですが
ルクスの記号はlxなので、これって(ly)何?っと
思ってしまったわけですよ。
同じ物理量で、単位が違うと、困りますよね(笑)。

それから、最強日射量の事は、良く定義がわからないので
日本の平均日射量 1200〜1600kWh/m2(H7年度)から
割り出すことにします。


ly/day
lyはラングレイ
1ly=1cal/cm^2のこと。
良く使われます。
個人的にはこちらの単位の方になじみがあります。
換算はcalとJの関係から自分で調べてください。

海表面最強日射量というものに限定的な定義があるとは思えません。
使われている文脈や式などから物理的な意味をその場その場で読み取る
必要があると思います。

最強と申しましても、論じている現象の時空間スケールに左右されるわ
けですから...


マングローブの種類
みなさん、お久しぶりです。
マングローブにはいくつか種類があるようです。
詳しい事はわかりませんが、そうえいば、、、、
海岸に育つものと河川域に育つものとあるみたいです。
根の張り形も違うように見受けられます。
専門家に言わせると当たり前の事だと思うけれど、、
こうやって話をしていくうちに色々わかってくるのでしょうね。
また、観光のありかたも試行錯誤していかないといけない時期に来ているのでしょうが、この不景気になかなか大変です。


日射量の単位で
ly/dayって知っていますか?
普通日射量の単位ってMJ/m2ですよね。

ly/dayとMJ/m2の関係がわかる方、教えてください。
あと、海表面最強日射量ってどういう日射量のことも
教えてくれるとありがたいです。


倒木予防
玉盛さん
まぎさんは,波の発生の少ない観光船の開発や運用面での工夫を
提案されてますね.また実際に西表島では波の発生の少ないボート
の開発投入もされ始めて居るんですね.

運用面は水位が膝根付近ではなく,上か下かの時が良いのでしょうね.

でも観光客を「ゆったり旅」に啓蒙していって無動力船でおとなしく
自然を楽しむのも手ですね.(^_^)



マングローブの倒木
まぎさん
お久しぶりです.お元気でしたでしょうか?
玉盛さんと,お知り合いだったんですね.

書き込みによると,倒木は河川型(R型?)マンガルにおいて人為的な
倒木が見られるようですね.これは海岸に樹生するマングローブと河川に
樹生するマングローブの環境の違いから来るのでしょうか?

つまり海岸のマングローブは短周期の波(波浪)に絶えず晒される環境.
一方,河川のマングローブは船さえ通らなければ長周期の波(潮汐)しか
無く比較的穏やかな環境.

マングローブのこと良く知らないのですが海岸で生育するマングローブと
河川で生育するマングローブって種類が違うとか,根の張り方が違うとか
有るのでしょうか?


過去ログについて
現在「うみガエルWEB」がレンタルしているサーバーの
ハードウェアおよびOSが変更されました.
.loginでsetenv LANG ja_JP.SJISなどの措置もしましたが
サーバー自体がEUC化され,個人領域のhtml程度はSJISでいけますが
新たにキャッシュサーバーも導入されたことからCGIに一部不具合が
発生しました.暗号化の方式も変わりました.
そこで,掲示板のマスターキーをEUC環境で再生成する必要があり
一度,掲示板をリセットしました.

もちろん過去ログはすべて保存しております.
興味のある方は以下のURLにて「過去ログ」を参照下さい.

./cgi-bin/bbs/data/archive/oceanbbs.html


引き波防ぐボート
まぎさんいろいろコメント有り難うございます。
今やマングローブといえば観葉植物と化したり、観光資源です。
さて、、
昨日の地元の新聞に引き波を防ぐボートのことが載っていました。
私が勤める会社でも一昨年からこのボートを採用している様ですが
半信半疑での導入ときいていましたのでたぶん気休めだと思っていました。
開発したのは地元の石垣島の会社で
「空気導入浮上式オリジナルアルミボート」ということです。
引き波を最小に抑えるシースレッド型の船底前方(大)と後方(小)に
空気の出入り口を設け空気圧で船体を持ち上げることで喫水を浅くし
引き波を防ぐそうです。
さらにアルミ合金を利用しスピード化と定燃費を実現しているそうです。
従来のボートに比べて80%から90%引き波が消えたそうです。
とにかく八重山7島めぐりとかでほんとにこれでちゃんと見てるの?
って思う程の早さで観光して行きます。
でも、ひとりの値段の安さからそうしてもらわないと採算はあわないし、
まぎさんのいうようなもっとマングローブをゆっくりまわれるような
観光も現実にあります(さがりばなツアー)。
でも、「ほんとにそんなに急いで何処行くの」っていう観光客のおかげで
食べて行けている現実も無視出来ないです。
マングローブの倒木問題で観光船を環境に優しい船に変えたり、
エージェント(ツアー会社など)と時間の調整をしたり、
島の他の観光業者との折り合い、、などなど、、
まだ問題はたくさんありますが少しづつ解決に向けて動きだした様です。
私のちょっとした問題にこんなにも親身になって頂きほんとうにありがとう
ございます。
これからも宜しくお願いします。




マングローブの倒木について
はじめまして!
うみガエルさんより、玉盛さんの投稿について尋ねられ、初めて訪問しました。
くろさん同様、西表島では玉盛商店に大変お世話になりました。
玉盛さん、ありがとうございます。

さて倒木問題について、私の考えを書きます。
最初の出会いは1995年の仲間川調査のときでした。観光船の通過後に波の遡上に
よりオヒルギの膝根の周りの泥土が洗い流されているのを見たときです。その後
もなんとなく観察してきました。

本格的に調べてみようかと考え始めたのが1年前です。マレーシアのマングローブ
林での倒木の多さが気になったからです。話によると雨季の河川流量の増加で倒木
するそうです。直接倒木させるのは雨季の河川流でしょうが、気になったのは漁船
で発生する波の遡上でした。東南アジアの広大なマングローブ林では林の奥に港が
あります。マレーシアの訪問先では漁船の数は大小合わせて100以上あったよう
に思います。これらが毎日、波を発生させていると考えると、その影響は仲間川や
浦内川の観光船の比ではないでしょう。いずれにせよ、直接・間接要因の定量比較
をしてみないとはっきりはいえませんけど。。。。

対策としては、動力船の進入をやめるしかないのですが、漁業・観光業に打撃をあ
たえるためだめでしょう。昔のようにカヌー、カヤックでの漁業は不可能でしょう
ね。次に波の発生の少ない観光船・漁船の開発も考えられます。運用面では潮位に
考慮して、運航速度を調整するのもよいかもしれません。
最近エコツアーがブームになっていますが、その意味からも観光船のあり方を考え
てみる必要があるとおもいます。マングローブ観光をする人にマングローブ林の音、
におい、風などを直接感じとれるような工夫が必要でしょう。またマレーシアの例
をあげればマングローブ林の蛍観賞では電動モーター船が使えわれているため一層
マングローブが身近に感じられると思います。混合ガソリン式エンジンの音と排煙
、その振動はいただけません。

少々話がそれてしましました。いずれにせよ何らかの対策をとっていかないと
いけないですね。観光資源であるマングローブ林が無残な姿になり、観光価値
がなくなってしまっては意味がありません。

長々と書いてしましました。マングローブのこととなるとついつい.....


マングローブ
玉盛さん,はじめまして.くろさん,お久しぶりです.

私は現在も,くろさんの出身大学院に在学してます.しかし研究で
西表島に行ったことはないです.松田研究室の研究紹介などを聞い
てますので,マングローブには興味があります.

ただ,倒木問題については知りませんでした.この掲示板には,
松田研究室のOBの方も,くろさんを含めて数人居ますので,
詳しいことを聞くことが出来るかもしれません.


差し入れ歴3年
大原の玉盛商店は従兄弟が社長をやっとります。
毎年有り難うございます。
マングローブ研究所には佐藤先生、松田先生に逢いに差し入れをもって毎年お邪魔しています。
いつもどんな研究をしているのか、興味はあるのですがちょっと恥ずかしいので遠慮しています。でも今年はちょっと話が聞けてよかったです。ハイ!
もし、来島することがあったら声をかけて下さい。


玉盛さんて・・・
玉盛さんて西表島の玉盛商店の玉盛さんでしょうか?
マングローブ研究所に行ったときには食料の買出しなどでよく利用させていただきました。
仲間川、前良川、後良川などでマングロープの調査をしてました。
もしかしたらお見かけしているかもしれませんね。


西表島浦内地区沖縄地域研究センター開所式
10月13日、西表島浦内地区沖縄地域研究センター開所式に合わせて望星丸が石垣島に入港しました。
今、西表島では観光船による引き並でのマングローブの倒木が問題になっています。観光業に携わっている身の上でもあり自然環境を如何にまもりながら生活して行くか。このセンターが地域に貢献出来る存在になって欲しいと願っています。


H2Aロケット
H2Aの打ち上げが成功しましたね.
近年では,人工衛星から受ける恩恵が日増しに大きくなっているのを感じます.
人工衛星を用いた位置情報は,地殻の動きを可視化してくれます.
某大学海洋学部の敷地内にもGPS地殻監視に関わる地上局が設置してありまし
た.また気象衛星や海面高度計等々...海洋学においても大きな恩恵を感じま
す.


台風
いさっちさんお久しぶりです.

良く台風の名前って西暦年の下二桁とその年の号数をつけて呼びますね.
1999年の台風1号は台風9901号みたいに.
果たして今回の台風は台風0111号でよいのであろうか?100年以上を
またいで継続しようとすると不便ですね.

ところで,今回の台風が接近しているとき,私は自分の住んでいるアパート
が床下浸水すると思ってました.結果は大丈夫でした.(^_^)
自然の力は偉大ですから,用心することに越したことはないですね.


台風11号
こんばんは。お久しぶりです。
久しぶりの大型台風直撃で、ニュースなどでも各地で
被害が相次いでいるようですが、駿河湾も台風の通り道で
しかも満潮時刻付近に通過するとTVでやっていましたが
大丈夫でしたか?

http://homepage1.nifty.com/isacchi/


由比の定置網
その昔,由比の定置網に設置した自記水温計を回収する目的で小型船舶から
降りて泳いでいると,小型船舶の人たちがイルカだかシャチが来たと騒いで
いました.1人で泳いでいた私はパンダみたいなアノ...シャチが来たと思
い心細かったです.しかも小型船舶のものたちはそれを追いかけて見物らしく
さらに心細かった.

水に顔をつければ,口から鰺の尻尾を出したまま泳ぐ鮫...
そのイルカのようなシャチのようなものは,シャチの一種らしいと別の船で
海に出ていた水産学科の人たちが教えてくれました.
駿河湾にもシャチが居るんですね.


日本海洋学会2001秋
磯崎さんこんにちは.
日本海洋学会の秋季大会は東海大学も開催のお手伝いをすることになってます.
私も何か手伝うことでしょう.大会の詳細は下記URLに詳しいです.
http://emma.scc.u-tokai.ac.jp/jos/

もしご来場の場合は,お会いできることを楽しみにしています.


お手数をかけてます(^^ゞ
N.KANAZAWAさん,どうもありがとうございます.
10年くらい前の筑波ですか.5年くらい前の大会でしたら覚えているのですが
10年とも成ると,参加すらしていないと思います.

Kanazawaさん曰く
>Reduced Gravity Modelというのはご存知ですか?
....
>このmodelを使うと、浅瀬というのはどういう具合になると思う?

学部生の頃と,マスター1,2年次に久保田先生の授業で実技も含めて
やったのですが,あまり覚えてません.たしか1.5層モデルで,矩形湾の
セイシュを表現したような記憶があります.最下層は,深さが大きいと言
うことで静止していると見なしたことから1.5層と呼んだような記憶もある
のですが,不確かです.??

そう考えると浅瀬では何らしかの工夫をしないと表現できない,もしくは
ノイズや発散の原因になってしまうと思います.不連続点になると思います.
ですから設計段階でのコンセプトが違う場合,セノウミの効果は,表現でき
ない,もしくは岸として表現することになる?のでしょうか?

話は変わりますが,駿河湾に外洋水が流入した場合の湾奥の反時計回りの
環流ですが,コリオリ項や慣性項の効き方が地形と相まって形成されると
私は想像したのですが,それに関するKanazawaさんの数値実験結果が知り
たいです.

今週の金曜は,例の夏期講習ですか!私は最近,自宅で論文を書いてます.
ので,あえないかもしれません.また会えたときにはお話を聞かせてください.


海洋学会といえば
今年の海洋学会の秋の大会は9月に静岡グランシップで行われるそうですね。
いい機会だから、一度聞きに行ってみようかな。


探してみる...
現在探し中...どこにあったかな?

ところで、この学会発表はひどい目にあった。
要旨集に私の名前は出ていない。
だけどOHPを準備して発表内容を考えて、実際に発表したのは私だ。
誰の名前になっているかというと、
当時海洋工学科教授、S森先生だよ...
思い出したくも無い...

手がかりとしては、十年前後の学会で筑波で発表したのを記憶している。

Reduced Gravity Modelというのはご存知ですか?
Kubokawa & Hanawaの論文を読んでいるようなので...
どういうことなのか多分分かっていると思うのだけど....。
このmodelを使うと、浅瀬というのはどういう具合になると思う?

ところで、来週金曜日昨年に続いて学校に行きます。
現在準備中...


面白い結果が出ましたね
N.Kanazawaさん曰く
>Reduced Gravity Modelを使った数値計算を実施した。
> 湾東部と西部それぞれから流入条件与えて、湾奥に形成される循環流を検討した。
>結論からすると、どちらから流入させようと、湾奥には反時計回りの循環流ができました。
> この場合駆動力となっているのは、どちらも外洋水の流入です。それがなければ、環流
>は形成されない。

興味深い結果です.外洋水の流入が,どの様な過程を経て,湾奥の反時計回り
の環流を駆動するか等,興味が尽きません.
セノウミや内浦湾などの地形条件の効果などに興味があります.
その辺りはいかがでしたでしょうか?

ps.収録されている海洋学会の予稿集の年度など知りたいです


過去に計算したことがあるよ。
>過去の研究から,外洋水が湾口東部から流入すると,湾口海域と湾奥に
>反時計回りの環流が形成される(佐藤,中村・村中,稲葉ともに).
>一方,外洋水が湾口西部から流入した場合は,湾口海域は時計回りの
>環流を形成するが,湾奥は時計回り(中村・村中)もしくは反時計回り
>(稲葉).この様に湾奥の環流に関しての外洋水流入の影響は諸説在ります.
>湾奥の環流形成に関して,外洋水の流入が大きく関与していると考えるのが
>中村・村中説になりますね.一方,稲葉説では,外洋水が湾東部から流入
>しようが西部から流入しようが湾奥の環流は反時計回りと言うことなので,
>湾奥の環流形成に対する外洋水流入の関与の割合は,中村・村中説よりも
>低いことになりますね.

 外洋水の関与はどちらも同じだと思うよ。
 これらしきことを私自身、以前海洋学会で発表したことがある。
10年ぐらい前になる...
(当時、東海大海洋工学科某教授のおかげでひどい目にあった。
あまり思い出したくないんだけどね。)

Reduced Gravity Modelを使った数値計算を実施した。
 湾東部と西部それぞれから流入条件与えて、湾奥に形成される循環流を検討した。
結論からすると、どちらから流入させようと、湾奥には反時計回りの循環流ができました。
 この場合駆動力となっているのは、どちらも外洋水の流入です。それがなければ、環流
は形成されない。
 そういう計算の経験はあるんだけど...


未だ検討段階です
N.Kanazawaさん,こんばんは.
1.から3.に関してですが,未だ検討中のことが多いです.

1.の,駿河湾奥の環流に関してですが,まさに風系や数日周期の風変動
および潮汐残差流が影響を与えているカモしれない.ということです.
ただ影響の度合いも不明ですので,(詭弁的ではあるが)主に風や残差流
によって湾奥の環流が形成される可能性も否定していません.

過去の研究から,外洋水が湾口東部から流入すると,湾口海域と湾奥に
反時計回りの環流が形成される(佐藤,中村・村中,稲葉ともに).
一方,外洋水が湾口西部から流入した場合は,湾口海域は時計回りの
環流を形成するが,湾奥は時計回り(中村・村中)もしくは反時計回り
(稲葉).この様に湾奥の環流に関しての外洋水流入の影響は諸説在ります.
湾奥の環流形成に関して,外洋水の流入が大きく関与していると考えるのが
中村・村中説になりますね.一方,稲葉説では,外洋水が湾東部から流入
しようが西部から流入しようが湾奥の環流は反時計回りと言うことなので,
湾奥の環流形成に対する外洋水流入の関与の割合は,中村・村中説よりも
低いことになりますね.

現在の研究は,どうか?と言えば諸般の事情から湾口の流れと湾奥の流れの
を対比させる観測データの解析は行なっていません.決着が付くまでは,今
しばらくかかると思います.いまだ構想段階と言うことです.

2.3.に関して
そうですね,打ち上げの回数も少ないので打ち上げモデルを考えてましたね.
2.3.に書いたことは,私の説明不足かもしれませんが,私の思考過程を示しま
した.結局,N.Kanazawaさんの指摘により,考えを変える前の話です.
つまり第一段階として温度差によって打ち上げが起こったというモデルを
考えたのですが,余り良いモデルではなかったかもしれないと言いたかった.

そして,その次に沿岸密度流の流れを打ち上げの原因とするモデルを考えま
した.ただ,温度急変モデルにも未練はあります.

つまり現在では,暖水波及後に岸に沿う強い流れである沿岸密度流が
オキアミの打ち上げに大きく関与するのではないか?と考えて.
例の図(三保と周辺の流れなど)におけるAの流れの役割を沿岸密度流が
果たしたというモデルです.

このモデルと久保田氏のモデルには三保以外の場所での打ち上げも説明
できるのか?という疑問点が残ります.ですので相模湾,駿河湾の両湾奥
西部という地理条件を考えると風も疑わしい...ということです.


とりあえず簡単な返答を...。
簡潔に返答しておくと..

1.
環流について....
質問の内容は「駿河湾の流動」ではなくて「駿河湾湾奥の環流」についてです。
結局、吹送流や潮汐残差流は環流に影響を与えているかも知れない。
...そういう見解ですね。
影響を与えている...ということであって、
それが原因で環流が形成されているというのではない。
...そういう事ですか?

2.
>暖水波及とオキアミの打ち上げに関しては,時期に一致がみられました.この事
>が私の一番に言いたい事でした.
4例中3例に暖水波及がみられた...という事実は疑いません。
しかし、その結果から「一致している」と推測する事は同意できません。
4例じゃどうにもならない。
...だからこそ、統計的な数字ではなくて、
そこにもっともらしいメカニズムはないのか?
そういう部分についてこれまで議論してきたわけですよね。

3.
>ですが,私は,この中で季節差に大きく支配されるのは(1)であると考えました.
>つまり水温の低い時期に暖水波及があるとオキアミが弱って流されやすくなり(2)
>を誘導しやすくなると思いました.つまり対流期における暖水波及の特徴として
>水温差を一番にあげたと言うことです.
定点的、オイラー的視点で考えればそうですね。
暖水波及とオキアミの問題というのは、
物理的にそういう視点でいいのですか?



暖水波及とオキアミの打ち上げ
ここでN.Kanazawaさんの補足と疑問に関して.(説明のため図を再掲します)

まずBに関する補足は,まさにその通りだと思います.要するにBはフラックス
のようなもので,オキアミの打ち上げとは直接は関係していない.むしろBを
発生させるのも,オキアミを最終的に打ち上げているのも「波」である.波繋
がりの現象ということです.

次いで,「暖水波及とオキアミの打ち上げ」に関する件ですね.
暖水波及とオキアミの打ち上げに関しては,時期に一致がみられました.この事
が私の一番に言いたい事でした.また打ち上げの原因の議論の基本は,あくまで
も久保田先生の「海のはくぶつかん」の提唱するものです.すなわち

(1)オキアミが鉛直移動するということ。
(2)表層に移動したオキアミが深層に戻ろうとしたとき浅瀬に流されているということ。
(3)こうして戻れなかったオキアミが岸に打ちあがるということ。

ですが,私は,この中で季節差に大きく支配されるのは(1)であると考えました.
つまり水温の低い時期に暖水波及があるとオキアミが弱って流されやすくなり(2)
を誘導しやすくなると思いました.つまり対流期における暖水波及の特徴として
水温差を一番にあげたと言うことです.

ただ,N.Kanazawaさんの言うように湾の東岸で打ち上げが見られないことを説明
する事ができません.

そこで,対流期における暖水波及の他の特徴に注目してみます.(これから)
その前に紹介したい研究があります.
Matsuyama et al.(1999)は相模湾沿岸の数点の連続水温資料および沿岸2点の3m
および10m層の連続流速資料を用いて,同湾沿岸を反時計回りに0.6〜0.7m/sで移動
する暖水を捉えました.この暖水はNOAAの熱赤外連続画像からも捉えられ,黒潮起
源であることが確認されました.暖水流入時に船舶により行われた相模湾横断CTD
観測および衛星画像から,湾内に進入した暖水の空間スケールは鉛直に70mの厚さ,
岸沖方向に15kmの幅を持っていました.この暖水の移動速度はKubokawa and
Hanawa(1984a,b)により導かれた沿岸密度流の先端部の理論的移動速度と近かった.

つまり対流期に暖水波及が起きると沿岸密度流のような表層に限られる強い流れ
が沿岸に形成されると言うことです.つまり久保田先生の(2)の条件に相当する
Aのような流れが起きます.この効果は無視できないと感じました.

ただ,この場合も伊東や焼津での打ち上げの説明や湾東岸で打ち上げが確認され
なかったことの説明力は余りないような気もします.場所的な条件,すなわち
湾の北西岸に打ち上げが見られたことを説明するには「吹送流」が鍵となる気も
してきました.相模湾と駿河湾周辺の風変動は,ほぼ一様ですし.


まず駿河湾の環流について
N.Kanazawaさん,こんにちは.
余りに自分の専門に近いことなので,主原因とされていることよりも細かい
ところに目が向きすぎていたかもしれません.黒潮の存在が主因であること
は自分の中では常識化していました.(^^ゞ

すこしレビューしてみます.
駿河湾の環流に関して,木村(1950)は3年間に625本の漂流瓶を湾奥東部の
大瀬崎沖に投入し,回収された211本の分布状況から,同湾に反時計回りの
循環流がある事を推定しました.

ラグランジェ測流で示唆された同湾の反時計回りの環流は,水温塩分の分布
調査からも,その存在が確認されました.佐藤(1967)は1944年および1947年
に同湾内で観測した水温,塩分および透明度の水平分布から,湾口および湾奥
に反時計回りの環流が存在する事を推定しました.更に反時計回りの環流の原
因は黒潮の存在にあると推論しました.

中村・村中(1979)は1964年から1978年までの月毎各層観測データから50mおよび
100m層の比容分布を作成し同湾の流動を地衡流近似の下で推定しました.
その結果,湾東部から外洋水が流入し,湾内に反時計回りの環流が形成される型
が76.2%で卓越し,次いで湾西部から外洋水が流入し,湾内に時計回りの環流が
形成される型が17.8%で,残り6%は顕著な外洋水の流入が認められない型の三つ
に大別されました.

係留系を用いた直接的な長期連続測流が本格的に行われたのは70年代に入ってから
です.Inaba(1981, 1984)および稲葉(1982)は同湾奥および湾口の数点の表層10m
もしくは20mにおいて,1970年から1980年にかけて断続的に自記測流観測を行いま
した.その結果,同湾奥には反時計回りの流れが卓越することが明らかにされた.
一方,湾口海域においては湾口東西の2定点での平均流が逆相関となることを示した.
更に湾口東部において断続的に取得した計213日間の測流結果の15日平均と15日毎
の黒潮流軸位置との関係を調べた.その結果,湾口海域の平均流は黒潮の離接岸の
影響を強く受けており,黒潮が同湾沖の銭洲以北まで接岸すると湾口東部の
15日平均流は流入を示し,黒潮が離岸すると湾口西部の15日平均流が弱流入を示す
ことが分かりました.
これらの事から駿河湾奥の環流は黒潮の離接岸とは関係なしに反時計回りであり,
湾口海域は黒潮が接岸すると反時計回りの環流となり,黒潮が離岸すると弱い時
計回りの環流になることが考えられている.

ここまでが,今まで分かっていることです.ですので潮汐残差流の効果や風の効果
は私が,思っているだけです.潮汐残差流の効果は内浦湾の存在がキーになると思
っていますが,その研究には手をつけていません.

風に関しては,磯崎さんの先の記述の中に
>3月16日は強い北東風、17日北東風の寒い日、18日雨の後西風から北東風で暖か
>い、19日暖か南西風、20日暖か南西風、21日微風夜半北東風強い、22日強い北東
>風、23日北東風、24日強い北東風
と,あり数日周期の風変動がみられます.この事に関連して書きました.
Kitade and Matsuyama(2000)等の研究による数日周期の風変動と地形
補足性波動の励起の関係を想定しています.これらの事は久保田(雅)先生
も福島県の陸棚波の研究とも関連を持っています.

駿河湾の流動には,更に黒潮前線波動などの黒潮変動も大きな影響をもたらすと
考えています.


捕捉と疑問など...
図にするととても明解になるね。

分かっているとは思うけど誤解する人もいるかもしれない。捕捉しておこうと思う。

 Bという平均流が岸寄りに存在していて、そこに波が働いてオキアミが打ち上げられる。
....そういうことではない。

 図ではAもBも同じ流れの矢印だが、その内容は全然違う。
 簡単に言うと、Bの機構は次のようなものだ。
 外洋からやって来る波は、外海側、つまり図中下側からやってくる。ところが、波が砕
けた後で返す方向は地形勾配に依存する。すなわち図中右下を向く。こうなると、波に乗
って移動する物質は元の場所に戻されない。結局、寄せては返す波を全体として眺めると、
あたかもBという平均流がその場に存在しているかのように見える。
 Bという平均流は、その実体が実際に存在するのではなく、波の働きによって見かけ上
生じているものに過ぎない。
 そうすると、オキアミの問題にとってBという機構が関係するとするなら、それはオキ
アミを移流させるという効果ではなくて、波によって岸に打ち上げさせるという事に寄与
するのではないか思う。

 ....話の腰を折るようだけど...
 暖水の波及によって水温が上昇し、オキアミが弱められて岸に打ち上げられる...とい
うメカニズムはあまり寄与していないのじゃないかと思う。
 オキアミの岸への打ちあがりというのは、どうやら湾の西側で生じている。
 北側や東側には見られていないようだ...
 もし暖水の影響が顕著なら、暖水によって弱めれたオキアミは鉛直移動で上昇してきた
表層のどこにでもいるはずだ。そうだとすると、風の方向によってはオキアミが北岸へ打
ち上げられる場合や、東岸へ打ち上げられる場合があっても良さそうな気がする。
 しかし、そうはならない。なぜだろう?

 打ち上げられる場所に片寄りがあるということを考えると、オキアミが弱められる場所
が西側にある。そしてそれが岸へ打ち上げられる...そう考えるのがもっとも妥当な説明
ではないかと思う。
 ちなみに、相模湾の西岸、伊東付近にも、三保と良く似た海底地形の突出しが見られる。

 ....くどいような疑問がひとつ...
 駿河湾奥部の還流の成因は、潮汐残差流や風だったの?
これについて論じている文献はあります?
もしそうだとすると、中村・村中(1979)の論文は、意味を失うような気がする。


少し誤解もあったようです
確かに,久保田先生の記述の中に「...潮汐流または吹送流により,西方に流れ
ているので,オキアミも水深200m以浅の海域に一緒に移動し...」と在りますね.
つまり「岸向きの流れ」ではなくても良いわけですね.三保の海底地形を書いてみた
ら分かりました.(図を参照してください)

この図のAの流れは,久保田先生の文中では「潮汐流または吹送流による西向きの
流れ」とは違うのかもしれませんが,平均流はこのようになっていると思われます.
ただあくまでも平均流なので久保田先生の言う潮汐流や吹送流が重なると必ずしも
夜間にこのような流れが起きるわけではないので,偶然性なども必要ですね.

Bに示した流れに関しては,私もkanazawaさんと同様に波の関与が大きいと思いま
す.ある意味,蛇足で書いたことでしたが浅瀬に移動したオキアミが実際に打ち上
がるのに関与する可能性があるというkanazawaさんの指摘には共感できます.

オキアミの鉛直移動に関しては,季節差など吟味したいと思いました.日周鉛直
運動をしているのは確かで,夜は浮上し昼は沈下していると思が,季節によって
浮上深度が変わるのかが知りたいです.


どうもよく分からないよ...
 何だか私とは久保田先生の説明に対する解釈が違っているようだ...
 うみガエルさんの説明を読んでいて、うみガエルさんの考えている物理的な焦点の
ようなものが私にはどうもつかめてこない。

>海のはくぶつかん中の記述では,羽衣の松の東の深み(沖合)の表層水が「潮汐流
>または吹送流」により西向きに流れているとなってます.この記述はおそらく
>佐藤(1967),中村・村中(1979)およびInaba(1981)等の研究成果である
>駿河湾奥の反時計回りの環流と思われます.
>その原因は潮汐残差流(潮汐流の非線形性から形成される流れ),や風系とも考え
>られています.この流れの場合,岸向きの流れとなるかが疑問です.またごく岸近
>くの場合,三保が砂嘴であることからも分かるように平均的な流れの向きは北東向
>きでしょう.

 岸向きになるかどうかは、いまの問題にとって関係ないんじゃないの?
というのは、
久保田先生の説明の要点は次のようなものだ。
(1)オキアミが鉛直移動するということ。
(2)表層に移動したオキアミが深層に戻ろうとしたとき浅瀬に流されているということ。
(3)こうして戻れなかったオキアミが岸に打ちあがるということ。

(2)はオキアミの「移流」が問題なのであって、(3)は岸へ打ち上げられることが問題だ。
(2)を生じさせる流れの成因と(3)の流れの成因が同じである必要はない。
もちろん調べてみると同じだったということはあるかもしれない。
しかし、はじめから同じだと仮定してしまう理由はどこにも見当たらない。
(2)と(3)は、同じオキアミの打ち上げに関わることだけれど、それぞれ別の事柄だ。
(2)にとって重要なのは、流れが岸向きであることではなく、浅瀬に移動させるということ
ではないだろうか?この違いを区別しておく事が重要だと思う。

 久保田先生が言及している流れは、(2)に関するものだ。
(3)については何も述べていない。
しかし、この現象の説明にとってはそれで良いのだと思う。
(3)は2次的、、(2)がより本質的だと思えるからだ。
(3)については後からどうとでも考えれば良い。
(2)が生じなければ、(3)はありえない。
たとえ(3)が説明されても、(2)が説明されないと、さっぱり分かった気がしない。
問題をはぐらかしているだけの様な気になる。

 久保田先生の説明で重要なのは、(2)の説明の信憑性にかかっているのだと思う。
 このメカニズムは本当なのだろうか?

 次に触れている三保の砂の問題は、この場合(3)に関係しているだろう。
 沿岸の砂の移動には、潮の流れに加えて波が影響する。打ち寄せる波の方向と、返す波
の方向が違えば、砂は移動する。砂の移動には波向きという観点さえも必要とする。
 このような意味で生じてくる「平均流」という概念が、物質輸送に寄与してくるのは、
波が海底を感じて変形してくる浅海域に限られる。
 駿河湾の場合、沖合いに向けて急激に深くなるという地形的な特徴があるから、このよ
うな平均流の影響は、岸寄りのごく狭い範囲に限定されると考えて良いだろう。
 (2)のように、深層から移動してきたオキアミを浅瀬に移動させる移流としては、まず関
係ない現象と考えて良いのではないだろうか?

...ひとまずここまで。

管理人が,丸数字を()に修正しました.


オキアミの打ち上げ
磯崎さん,こんにちは.
だんだん面白くなってきましたね.一般的に水産データは人為的なことが入ると
いわれてますが,打ち上げにも「人目に付く・付かない」が在ったんですね.
この辺りのことや資源量の経年変化もあり,海況データとの比較が更に難しいの
ですね.

ここまでの議論では,オキアミが打ち上げられた時期は「対流期」に集中して
いて,尚かつ「表層で岸向きの流れ(久保田説)」もしくは「暖水波及による
水温の急変(うみガエル)」が出てきました.

今回は久保田説に関して触れようと思います.
「海のはくぶつかん」1994年5月号(下記URLで参照可能)
http://www.scc.u-tokai.ac.jp/sectu/kaihaku/umihaku/vol24/v24n3p2.html
において久保田氏は磯崎さんがレビューされたように「対流期,鉛直移動および
岸向きの流れ」をキーワードにしてます.この説明の内,前者二つは,すっきりし
ていて打ち上げ時期が対流期に集中しているのは過去の例を吟味すれば分かります.
さらに対流期にはオキアミの分布深度が広くなるであろうことも分かる気がしまし
た.そこに岸向きの流れが(夜のうちに)起きれば,打ち上げが起きるという説明
も,ある程度の説得力を持ってます.ただ,その岸向きの流れの励起の原因を潮汐
流または吹送流と考えられていますが,潮汐流に関しては,よく分かりませんでした.

潮汐流に関して,駿河湾や相模湾のような深い湾においては順圧潮汐流は微弱で,
内部潮汐流が卓越します.内部潮汐流は,表層においては成層期に強化されるので
対流期であった打ち上げ時期に表層では支配的ではないと考えます.もしも打ち上
げ時期が起潮天体(月など)と何らかな関係を持つなら別ですが....

海のはくぶつかん中の記述では,羽衣の松の東の深み(沖合)の表層水が「潮汐流
または吹送流」により西向きに流れているとなってます.この記述はおそらく
佐藤(1967),中村・村中(1979)およびInaba(1981)等の研究成果である
駿河湾奥の反時計回りの環流と思われます.
その原因は潮汐残差流(潮汐流の非線形性から形成される流れ),や風系とも考え
られています.この流れの場合,岸向きの流れとなるかが疑問です.またごく岸近
くの場合,三保が砂嘴であることからも分かるように平均的な流れの向きは北東向
きでしょう.

しかしながら「吹送流」なら岸向きの流れを表層に励起することが可能かと思いま
す.風が数日にわたって一方向に吹き続けると表面の流れは風の吹き去る方向の右
45度方向になります.またエクマン層と呼ばれる表面から特定の層までの海水は,
風の吹き去る方向の右90度方向に輸送されると言われています(エクマン吹送流・
輸送).

ただ沿岸の場合,エクマン層は大きく見積もっても10から20m程度です.果たして
この深度までオキアミは夜のうちに上昇するものなのか?この辺りも知りたいです.

ps.国土交通省港湾技術研究所のHFレーダー観測の事,知りませんでした.
面白そうですね.はやく一般公開されるとよいですね.


議論に参加
せっかくうみガエルさんがいろいろ考えてくれたので、議論に参加したいと思います。
オキアミ打ち上げ時期
3月18日伊東、3月20日から21日焼津小川、3月24日清水

確かに一都三県情報では暖水波及がこの期間見られています。15℃帯が相模湾にも駿河湾にも入ってきています。NOAAの画像(三重水技のHPで見ました)でも暖水波及がはっきり映し出されています。
打ち上げの一つのパターンとして、暖水波及型があるのかもしれません。”急激な水温変化はオキアミの生態にどのような影響を及ぼすのか””外洋水流入とプランクトンの日周鉛直運動の関係”はオキアミが元気がなくなり流されることを想定すると、興味あるテーマです。
久保田説による岸によせる流れはどうなのでしょう。伊豆の東岸の風の様子を拙HPの記録から見ると
3月16日は強い北東風、17日北東風の寒い日、18日雨の後西風から北東風で暖かい、19日暖か南西風、20日暖か南西風、21日微風夜半北東風強い、22日強い北東風、23日北東風、24日強い北東風
となっています。北東風が強くなると湾西部に吹き寄せられるのでは思うのですが、打ち上げの見られた日はそうとも限らないようです(きちんと風の記録をあたる必要があります)。実際の海の流れを知りたいものです。実は相模湾では表層の流れを国土交通省港湾技術研究所がHFレーダーで測っていて、WEB上で公開されるはずでしたが、なかなか更新されていなく、残念です。

もう一つ考慮しなければいけないのは、オキアミの資源量です。サクラエビ春漁では、同定されていないのですがオキアミの混獲が多かったそうです。資源が極端に多かったから、打ち上げられても人の目に付いた何てこともあるかもしれません。

また、静岡水試の地先観測は通常月の上旬に予定されているので、この期間の海の様子は分からないのではと思います。他に観測している機関があれば!

なお、伊豆沿岸では冬、年によっては須崎半島にホタルイカが打ち上げられたり、宇久須に遊泳性の小型エビ類(オキアミかもしれません)が打ち上げられたことがあります。こちらの打ち上げメカニズムも気になります。


相模湾と駿河湾でほぼ同時に起きたオキアミの打ち上がり
「海のはくぶつかん」,私も一通り目を通しましたがあまり詳しく書いて
ないので,理解できない点がいくつかありました.興味のあるところです
が,打ち上げと自然現象およびオキアミの生態との関連に関してはひとま
ず置いておいて.

対流期の事や流れのことに関して,想像を膨らめてみましょう.本州南岸
の湾では2月から3月にかけて表面水温が最低になります.この時期は対流
が盛んな時期と考えられますね.しかしながら両湾ともに黒潮変動の影響
により表層の密度構造が急変することが,しばしば起きます.

「海のはくぶつかん」に紹介されている打ち上げのあった1988年2月中旬,
1989年2月上旬,1991年2月上旬そして私も気が付いた今年の3月下旬の
一都三県漁海況速報を調べてみると...全4例中3例に於いて黒潮系暖水
の波及現象が疑われます.これにより表層水温は急変します.密度構造も
変化して流れの急変も想像されます.すべて想像ですが,打ち上げ原因の
1つの可能性の光もみられる気がします.

急激な水温変化はオキアミの生態にどのような影響を及ぼすのか等々,興味
は尽きません.静岡水産試験場の地先定線観測のCTDキャスト結果やNOAA
熱赤外画像などなど突き合わせていけば道が開けるかもしれませんね.

最後に,プランクトンの鉛直運動に関して係留式上向きADCPという流速計
の散乱強度や鉛直流に注目するとプランクトンの日周鉛直運動を見ることがで
きると言われてますが,以前に卒業研究で行った解析に依れば日の出や日の入
りの時刻に特徴的な変動が見られました.外洋水流入とプランクトンの日周鉛
直運動の関係を調べても面白いかもしれませんね.

今回は想像と,気がしただけの話でした(^_^).まじめに研究するには風の記録
などにも当たりたいです.


なるほど
うみガエルさん、こんにちは。
「海のはくぶつかん」読みました・
打ち上げられた理由は、、対流期と鉛直移動と流れがポイントというわけですね。なるほど。
今年の流れは、どうだったのでしょう?


打ち上げられたオキアミ
スイシーズ改め磯崎さん,こんばんは.
同定結果の報告ありがとうございました.Euphausia similisに関して検索した
ところ,東海大学の海洋科学博物館の発行している「海のはくぶつかん」にも載
っています.こちらは1988年に三保の海岸に打ち上げられたものです.

http://www.scc.u-tokai.ac.jp/sectu/kaihaku/umihaku/vol24/v24n3p2.html

私が,今年目撃したオキアミの正体は,これだったのでしょうか??
興味津々です.


オキアミ同定
3月18日に伊東を騒がせたオキアミは、

Euphasia similisと同定されたそうです。

日本海洋プランクトン図鑑[保育社)では、「フィリピン近海・台湾付近から本州南岸まで分布。水深500m以浅。南半球にも広く分布。本州南方海域では量的にも多い。」と書かれています。


環境評価(調査)
N.Kanazawaさん,こんにちは.
宇野木先生の報告書が載っていますね.あと読売と朝日のサイトにも
載っていました.ホントIT化していますね.

環境評価と政治判断が独立であるとの仮定の上で議論を進めます.

環境評価に関して,まさしくkanazawaさんがおっしゃることに同意です.
工学的なモノと理学的なモノというべきもののせめぎ合いが存在してます.
ですから,その辺りのことを明示することは半ば義務でしょうね.
実測値を利用していくには時間や労力などの負担が大きくなるので,折衝
がより深刻となり妥協点が工学方向に行くのか理学方向に行くのかは
複雑な問題ですね.ですから少なくとも推測がどこまでなのか?事実は
どの程度なのか?は明示すべきですね.(一般的にも)


諫早湾問題
久しぶりです。

http://www.nacsj.or.jp/
より、2001.4.26の記事を参照。

宇野木先生の書いた報告書の全文が掲載されています。

ひとつの見解として読むべきだと思う。
事実関係としてはもっときちんと詰めて見るべきことが多い。

ちなみに、数値計算について宇野木先生にコメントをしたのは私です。
ちょっとは責任があるのかも知れない...。

要する、適切な実測と照らして、未解決の部分を丁寧に調べて行かないと、こういう問題にきちんとした答えは与えられない。
推定なのか、事実なのか、それをきちんと整理すべきだと思う...

数値計算の手法としてみれば、干潟上での水理を計算する手段が存在しない訳ではない。干潟上と同様の計算手法は、津波が陸上へ遡上する水理計算などにも利用されている。
 しかし、問題なのは、数値計算ができるということと、物理的な現象がきちんと考察されていることとは別次元の問題だ...ということだろう。


人工海浜
うみぼうずさん,お久しぶりです.
都会のほのぼのとした午後?には海辺がよく似合いますね.
葛西臨海公園には,実はまだ行ったことがありません.確か
水族館などもあるんですよね.

清水にも人工海浜が小規模ながら有ります.エスパルス・
ドリームプラザに隣接するヨットハーバーと公園に有ります.
時期によっては小エビが捕れたり,夜光虫がいっぱい居ます.

観覧車といえば,ドリームプラザの近くにも出来るようです.
清水港は夜は綺麗でしょうね.


葛西臨海公園の人工なぎさ
東京の葛西臨海公園には2つの人工なぎさがあります。
1つは人々が立ち入り可能で、もう1つはサンクチュアリのようにしています。
周辺に高い建物がないため、これらのなぎさがどんな状態なのか、ただ砂を
盛ってあるだけなのだろうか、と思っていました。

最近になって、この葛西臨海公園に大きな観覧車ができました。先日これに乗る
機会があり、人工なぎさをみたところ、立入禁止の方は干潟状になっており、水
路が作られていたり、生き物が増えるようにいろいろ工夫しているようです。

もっとよく見たかったのですが、なぎさに気をとられている間に、私の横にいた
娘が観覧車のシートから落っこちて(もちろんゴンドラの中にね)、大騒ぎに
なっているうちに地上に戻ってしまいました。

機会があれば、みなさんも見てください。


諫早湾と有明海
諫早湾の干拓の影響について,宇野木先生の講演を聴く機会に恵まれました.
この会は以前にも紹介した物研ゼミの一環です.講演の中で先生が特に主張
されたのは,海域全体からの視点が重要であると言うことでした.

つまり諫早湾のみならず有明海全体に注目せよ!ということである.諫早湾に
建設された全長7kmの水門が閉じた事によって,有明海は諫早湾の分だけ奥行
きが短くなる.この事が有明海の固有周期を短くする.

日本有数の豊かな海「有明海」を涵養しているのは,大きな潮汐と広大な干潟
であると言われている.しかしながら有明海の固有周期が短くなると,この海
を涵養していた潮汐と干潟が著しく減ってしまうのである.先生はこの機構を
沿岸物理学的見地から分かり易く説明を行いました.

http://www.scc.u-tokai.ac.jp/~kkutsu/news/news.html


風の強い日が続いて
杉花粉の季節が終わりましたが,清水の三保,折戸海岸沿いでは
大量の松花粉が風に乗っています.
降雨の後に,出来た水たまりの縁には黄蛍色の松花粉リングが縁
取りとして出現します.車などはクリーム色になります.

このような今日この頃ですが,強風が続く先日のこと,4階建ての
屋上から海を眺めていました.最近,鬱っぽいのです(^^ゞ.
風の向きと直行した波の峰が,くっきりと見えました.砕波して
白波状態でした.海の水の流れも同方向の様に見えました.
風が引き起こす海水の運動を,目にしました.かなりのものです.

一般に海上の風が,慣性周期よりも長い時間,ほぼ同方向に吹き
続けると,海面の水は北半球では,風の吹き抜ける方向の右45度
の向きに流れると言われています.実際には,それ以下の角度と
なると言う人も居ます.

どちらにしろ僕の目には,4階建ての屋上から,皮膚に感じる
風向と海水の流れの方向の差異を45度以下で分解する能力はな
いようです.時間スケール的にも捉えられないんでしょうね.


過去にも
私とアンリマンユ氏が,手に取ったオキアミ?は,3cm位でした.
静岡新聞社刊,「新版 駿河湾の自然」P148には,1988年2月中旬
にも駿河湾奥の駒越海岸(今回の折戸と1km程度)に3cmのオキアミ
が大量に近づいたそうです.これは駿河湾には個体数が多いオキアミ
の一種だったそうです.

ちなみに我々が,今回遭遇したモノは体長が3cm程度のピンクがかっ
たモノです.遭遇日は2001年3月24日ですので,伊東や焼津の後ですね.
同定は行ってません.調査している人も見あたりませんでした.


オキアミ
私も見ました。
うみガエルさんと海岸を歩いていると、釣りをしようとしていたおじいさんが
一生懸命何かを拾っていました。近づいてみてみると
それは えび(?)のようでした。桜えびなのかなぁ・・・と思ってみてみると
ひげはありませんでした。オキアミだったんですね。
おじいさんが釣りの餌にしようとしているので、
しばしば打ち上げられているのかなぁ・・・と思っていたのですが、
まさか新聞に載るような珍しいことだったなんて・・・。
写真を撮っておけばよかったですね。


オキアミを同定した方いませんか?
うみガエルさんがオキアミを見たのはいつですか?
実は新聞ネタになっていませんが、伊東でもオキアミの港への集群が3月18日に見られました。その後、新聞によると20日から21日にかけて焼津小川港で集群しています。同時期に二つの湾の東側で同じような現象が見られたことになり、原因として広範囲なもの(たとえば気象)かなと思っています。今年は3月に入って最低水温期を迎えており、それも作用したのかも知れません。
残念ながら同定されていませんので、伊東と焼津が同じ種かどうかもわかりません。オキアミを同定した方いませんか?


オキアミ
先日,気分転換のつもりで折戸の浸食海岸を散歩しました.
すると波打ち際に無数のエビが居ました.皆,打ち上げられて
ピシャッピシャしてました.桜エビかな?オキアミかな?
髭がないので,エビじゃなくてアミ類かもしれないとは思いましたが
話のネタ的には,解禁間際の桜エビであって欲しかった.

結局は,オキアミのようです.焼津の小川港にも大量のオキアミが
入り込んだようです.(静岡新聞)

ps.日本海洋学会の春季大会に行って来ました.懐かしい面々や
先輩方々にも会えて良かったです.さらに研究においても有
益な助言や情報などを承ることが出来ました.


日本の住宅事情のようですね
オニヤドカリは,サザエの殻を使うほどの大型種なんですか.
しかも深いところで暮らしているんですね.
以前,テレビでヤドカリの映像を見たことがありますが,殻を
奪い合うのはもちろんの事,時には相手から奪い取ったりもす
るようですね.それほどまでに大切にする自分専用の仮住まい!
まるで日本の住宅事情を思わせますね.
殻の数によってヤドカリ自体の個体数が制限されるのか?
というのはおもしろいですね.


オニヤドカリ
オニヤドカリは伊豆ではサザエに入っている大型のヤドカリで、
イシダイの釣餌としての需要があります。
潮だまりや磯ではほとんど見かけません。
もっと深いところにいます。
分類以外の研究対象になったことがなく、
生長や幼生の発生も含めて生態がわかっていません。
海外でも知見がないようです。
東海大の図書館で探せば出てくるかもしれません。
それも彼にやってもらったのですが。

一般的にヤドカリの個体群生態学的な興味は「ヤドカリの数が利用できる貝殻によって制限されているのではないか」にあります。
卒論もそこを狙って貝殻の利用の仕方を明らかにしたものです。
ああ、どこかに投稿させたいな。



オニヤドカリ
磯崎さん、こんばんわ。
日本で始めてのオニヤドカリの行動生態に関する研究ですか。
海外のオニヤドカリと比べて、どのような事が同じで、どの様な
事が違うのか興味が持てますね。そしてその違いが日本の環境と
海外の環境の差で説明できるのかも興味を感じます。オニヤドカリ
というのは私が子供の頃、潮溜まりや磯で遊んだ「あの」ヤドカリ
のことでしょうか?ヤドカリといわれると「あの」ヤドカリと北海道
のタラバガニを連想してしまいます。


無事終了
うみガエルさん、こんにちは
卒論発表ですが、2日でした。連絡できず申し訳ない。
昨日、最後だからと清水で遊んでいた彼と連絡がとれ、
つつがなく終わったことがわかりました。
卒論はオニヤドカリの行動生態を調べたものですが、
日本では始めての研究です。
あとは彼が英文にして、どこかに投稿してくれれば万万歳なのですが・・・
それは期待できそうにありません。私がやるしかないか!


お疲れさまです
磯崎@元スイシーズさん、お久しぶりです。
卒研の指導をなされていたのですか、お疲れさまです。岸本先生は私も知ってい
ます。私の友人が卒業研究の指導を受けた先生です。私が現在、居候している
海洋科学科系は2日と3日が卒業研究発表会です。磯崎さんの教え子はいつが発表
ですか?堂々とした発表ができるとよいですね。卒業後の進路が非水産系でも、
この一年間の活動は、きっと役に立つのですから一仕事です。


一仕事終えました
うみガエルさん、御無沙汰しています。
遅れ馳せながら、明けましておめでとうございます。
昨日29日、ようやく一仕事終えました。
東海大生の外研卒論指導です。OHPも完成させて、清水に送り出しました。後は堂々と発表してくれれば。
10年ぶりのことで、当方もやり遂げたという実感があります。何せ1年間いろいろなことがおきます。非水産・非研究分野に職を得たそれも彼にとって良い思い出になるのではないかと思います。
明日31日には学内指導教官の岸本先生のところに挨拶に伺う予定です。


海洋深層水関連の論文
現在,海洋深層水利用研究会の論文誌「海洋深層水研究」
英名Deep Ocean Water Reserchに投稿予定の論文を稲葉先生,
安田先生そしてゼミ生の大平君,矢口君と力を合わせて作成中.
また日が昇りそう.(;。;)


地球の古環境を探れ
東海大学海洋学部海洋科学科の物理系研究室では轡田教授を
発起人として物研セミナーを行っている.(詳細は下記URL参照)

http://www.scc.u-tokai.ac.jp/~kkutsu/news/news.html

先日行われた同セミナーは特別招待講師として海洋化学の加藤教授
が演壇に立たれました.地球の古環境を南極やグリーンランドの氷柱
や日本海の堆積物から探っていくロマン溢れる話でした.

中でも,質量数1の水素と2の水素の比から水が凍ったときの温度を
推定する方法や質量数16と18の酸素の比を用いて蒸発の度合いを探
るなどという方法は初めて知りました.C14を使う方法しか知りませ
んでした.

また最近話題の氷河水の流れ込み(ハインリッヒ・イベント)が切っ掛け
となった海洋深層水の沈み込みの弱体から引き起こされた小氷河の話も
興味深かったです.


「海洋深層水」の温度時間変動
我々が注目している,「いわゆる海洋深層水」の駿河湾における取水予定層と
一致する層の水温変化,成分変化というのは水温,塩分そして流動の観測から
検討しています.成分はpsu(塩分)で代表としています.

時間変動は季節変動,1ヶ月スケール変動,潮汐変動に注目しています.
それぞれの時間変動が,それぞれと密接な関係があるようです.季節や黒潮変動
に伴って海洋の密度構造等が変化するので,内部潮汐の励起の度合いも変わります.
駿河湾の場合,深いので外部潮汐(もしくは表面潮汐)にともなう潮流は1から2cm/s
と言われていますが,実測では数十cm/sの潮流が観測されてます.また海底では
内部波の伝播特性からも分かるように潮流は強化されます.取水装置は固定式なので
そのような効果も考慮する必要があるのです.

かなり省きますが,結論は同じ層から取水していても取水時によっては数十メートル
違う層から取水したのと同じ水がとれてしまうと言うことです.このような変動を嫌
うなら貯水槽で一日分を混合させたり,変動の予測や季節による質の変化をノウハウ
として蓄積する必要があるということです.


なるほど
商品名としての是非は別として、
学問的にはきちんとしておかないといけないかも知れませんね。

後は発表そのものを聞くのが一番なんだろうけど...。

温度変化というのは、当然季節変動よりも短い周期の事を扱うのだと思うけど
どの程度のタイムスケールの現象の事でしょう。
海水の「成分」というのは、栄養塩などにも時間変化がある...という意味で
しょうか?それとも塩分の事でしょうか?


海洋深層水
300m層程度の海水を海洋深層水と呼んでいるのを,私が現在確認している
学会(団体)は海洋深層水利用研究会のみです.しかし一般に商品として出
回っている海洋深層水は300mから1000m層で取水されたものがほとんどです.

海洋深層水利用研究会では,有光層の下の水を海洋深層水としているようです.
また海洋深層水は成分や温度が安定しているとも言われてます.

そのような現状と認知の状況を考慮して,私の所属する研究室では,海洋物理学
的には深層ではない層(例えば300m)の海水を「いわゆる海洋深層水」と呼んで
ます.ですから発表においても亜表層水もしくは中層水とは呼ばず「いわゆる海
洋深層水」と呼ぶことにしてます.

その上で,「いわゆる海洋深層水」が実際には成分,温度ともに大きく時間変動
することを実測値から示します.発表はここまでですが,私個人的には取水装置
設置後のモニタリング継続の必要性やノウハウの蓄積の重要性を提案したいです.



深層水のその後は?
それで以前うみガエルさんが疑問に思ってた問題はどうなりました?
問題というのは「深層水」という言い方についてです。
500mの流速計記録で、タイトルが「深層水の動態」という事は、
500m程度でも深層水と呼んで良い、という事になったのでしょうか?
何か経緯があったらお教え下さい。

...この発表会ではいろいろな分野の人が「深層水」について話題にしている
ようですね。この方たちの言っている「深層水」というのは、いずれも300m
から500m程度の海水に関する話題と考えて良いのでしょうか?
つまり、深層水=深層取水位置の深度近辺の海水ということなのでしょうか?

以前は商品名としての深層水という言い方が問題になっていましたが、
こういう発表会でも深層水という言葉で研究者各自が論じようとしていることは
はたして同じ海水と見なせるのか、それとも深層水とは言っても全然別なものな
か、その区別が問題になりそうですね。

 まぁ意味が同じである必要はないと思うのですけど... 
 「深層水」という言葉に込められた意味がそれぞれ違っているにしても、そこ
に何らかの共通性が見いだせるとしたら、海洋学的にそれはどのようなものなの
でしょう?


第4回海洋深層水利用研究発表会
私の博士論文指導教官の稲葉教授が神戸にて今月8,9日に
開催されるシンポジウムにて,駿河湾の海洋深層水の動態
という題目で,口頭発表を行います.

興味のある方は,下記URLにてプログラム等が公開されているので
参考にしてください.
http://www.kanso.co.jp/info/info_20001108.html

講演は,駿河湾での海洋深層水取水層に近い300mから500m層に於ける
水温,流動の自記観測結果に基づいて行われます.


安田研のPOM
 うみガエルさんのリンクから安田研のWebを見に行きました。
POMを利用している様ですね。

...しかし、POMの特徴に関する記述はあまり関心しませんね。
基本的に間違ってるような気がします。ちょっと恥ずかしいかも知れませんよ..!
 誤訳や誤解もありますね!
文章を安田先生に見てもらった方がよさそうですよ..。
 
 Kanthaの本も参考になると思います。
 まさしくご一読をお奨めします。


既に入庫らしい(^^ゞ
先ほど海洋学部図書館長の久保田先生とメールのやりとりをしたところ
かの書籍は既に図書館の蔵書となっているらしいです.学園祭が終わって
落ち着いたら借りてみたいです.


目次もアマゾンでわかるね!
さっきまで、気づきませんでした。
ちょっと見にくいですけどちゃんと目次もありますね!


興味深いですね
kanazawaさん,うみぼうずさん,こんばんは.
"Numerical Models of Oceans and Oceanics Processes" の目次を
見ましたが,大変興味を持てます.安田研究室の某院生などはPOMを
使っているので即効性がありそうです.
またデータ解析などを中心に研究を進めている私にも大きく役立ちそう
ですね.付録にEOFの話やウェーブレット変換の話も載っているのが
更にいいですね.
早く図書館に入るといいなぁ.

ところで,Amazon.co.jpって洋書がやすいですね.少し前までは丸善
のインターネット通販が「安い!」と言われていたのに.


ペーパーバックになるかなぁ?
 待つのが良いか、今が良いか?悩むところですねぇ。

 本そのものはホントにお奨めです。

 目次を紹介したWebページが無いようなので書いておきましょうか...。

 1.Introduction to Ocean Dynamics
2.Introduction to Numerical Solutions
3.Equatorial Dynamics and Reduced Gravity Models Solutions
4.Midlatitude Dynamics and Quasi-Geostrophic Models
5.High-Latitude Dynamics and Sea-Ice Models
6.Tides and Tidal Modeling
7.Coastal Dynamics and Barotropic Models
8.Data and Data Processing
9.Sigma-Coordinate Regional and Coastal Models
10.Multilevel Basin Scale and Global Models
11.Layerd and Isopycnal Models
12.Ice-Ocean Coupled Models
13.Ocean-Atmosphere Coupled Models
14.Data Assimilation and Nowcasts/Forecasts
AppendixA
Equation of State
Apeendix B
Wavelet Transforms
Appendix C
Empirical Orthogonal Function and Empirical Normal Modes
Appendix D
Units and Constants

です。

 なかなか現代的な話題も豊富です。
 第1章ではJEBAR項なども解説しています。
 第6章は知らないことが多くて勉強になりました。話題は海洋潮汐です。
...潮汐摩擦で地球自転の速度が遅くなっている...という話題からはじまります。
これがなかなか面白い!紹介されてる文献までたどってしまいました。
第11章には密度勾配拡散に関する解説があります。

 データ解析についてもなかなか面白いですよ...。ウェーブレットについては、
付録で解説されてます...!

 まぁともかくおすすめします。


そうそう
 そうなんですよね。
 昨日テレビのニュース番組でやってるのをみて、Webでさがしたら、その値段
でした。まったく馬鹿を見ました。

 最大30%OFFと言ってましが、それは定価に対するOFFですね。
 実際国内書店で使われているレートより数10円安い様ですから実質的にはア
マゾンの方がはるかにやすいという事になります。

 私は東京八重洲ブックセンターで買いましたがもう二度と買いません!

 洋書の場合、値段をどうやって決めてるのか良くわからないところがあるので
すが。丸善などでは、
 (書籍代:ドル)x(レート:135円程度)x(1.3)=定価
などとしているようです。高いはずです!1.3って何でしょう?
 丸善のwebをみると、今のレート換算は米ドルで110円と書いてありますが、
書店に並んでる本の値段から想像すると110円じゃないような気がします。

 丸善や八重洲の店頭に並んでる書籍を立ち読みして、買いたくなったら
アマゾンを利用する。...今後そうしようかと思います。

 ...それにしても、これじゃ洋書部門に関しては断然アマゾンが一人勝ちに
なるんじゃないでしょうか。馬鹿らしくて他じゃ買えません。

 Kanthaのもう一つの書籍,Small scale〜の方もそのうちアマゾンで買おうと
思っています。ちょっと考えてますが、年内は送料無料ですからねぇ...。
思わず買ってしまうような気がする...

 


むごいようですが...
Amazon.co.jpにいってみたら、
"Numerical Models of Oceans and Oceanics Processes"
が、(税別) ¥12,917 で売ってました。年内は送料無料。
むむ、買ってしまおうか。


海洋学部図書館
にはまだ入ってないようです.図書館長が久保田先生なので,じきに
入ると思います.そしたら借りてみたいです.私は現在,研修員という
立場なので,購入依頼はできない(?)ので,後輩の院生に頼んでもらうかも
しれません.入館したら読んでみたいです.


書籍の紹介
 数ヶ月前から目をつけていた書籍を本日とうとう購入した。

 Numerical Models of Oceans and Oceanics Processes.
 Lakshimi H. Kantha and Carol Anne Clayson, Academic press. 940pp.
今年7月に出た書籍。かなりおすすめ。

 著者についてはJGRの愛読者ならいまさら言うまでもない。この手の専門書
としては多分決定版と言って良いと思う。間違いなく名著として残るだろう。

 そのうち海洋学会誌にも書評が掲載されると思う。

 数値シミュレーションをする人もしない人も、面白く読める一冊。本当に
おすすめの一冊だ....
 今のところハードカバーしか出されていない模様。もうしばらく待つと
ペーパーバックが出るのじゃないかと思う。
 現在のお値段は消費税込めて、21,966円。ちょっと高い!

 いずれ大学の図書館でも購入するだろう。是非一度ごらんあれ....。

http://paos.colorado.edu/faculty/kantha.html
http://csep1.phy.ornl.gov/om/om.html
等が参考になる。
上のcsepは大変有名で有益。例えばこんなところでも紹介してる。
http://www-ocean.tamu.edu/education/ocean608/ocng608_course_schedule.html


Windows Me
愛しのMS-DOSプロンプトがメニューから消えた。
でもコンパック・フォートランのコマンド・プロンプトがそれっぽく使えます。

さきほど、Windowsフォルダ内にMS-DOSプロンプト発見!


Prompt
みなさん,いろいろな情報ありがとうございます.WatcomのFORTRANと
c/c++がオープンソース化し始めたんですね.けろっぴさんのいうEXE
ファイルの巨大化の話ですが,当該コンパイラのユーザーであった私は
不覚にも気が付きませんでした.最近のコンピュータはパワーがありま
すね.

ところで,ふと考えたのが折角のVisual XX機能を使ったwindowsプログラム
を作ってないなと言うことです.Promptでコマンドを使って実行ファイルを
作りコマンドやバッチを使って実行している気がする.


WatcomFortran
そういやWatcomのfortranが配布されているそうですね。


FORTRANの「!」
!もDO〜END DOも、MS-FORTRAN5.1ぐらいからサポートしていたと思います。
うみぼうずさんがおっしゃていたように、g77でも使えたはずです。
F90が規格化される前に、F77を拡張する形で各コンパイラメーカーが
独自の拡張をしていた名残だと思います。
それらの拡張がコンパイラ間でのソースの互換性を妨げていた気はしますが、
最終的にそれらの拡張がF90と言う形でまとめられたのでしょうか。

NetNewsのfj.comp.lang.fortranに、以前「!」が使えるF77コンパイラに
ついて調査した結果が載っていました。
その結果は忘れましたが、比較的最近発表されたF77コンパイラは、
g77を始めとして結構あったような気がします。

Visual Fotranは、吐き出すEXEのサイズがでかいような気がするのは
気のせいでしょうか。Windowsのコマンドプロンプトで使う以上は
仕方のないことなのでしょうか。
(どんなに小さいソースでも、/nodebugで完全最適化で200K以上)
windows用のg77とか、他のコンパイラはどうなんでしょうか?


GNU
g77ってGNUのコンパイラですよね.最近,ユーザーが増えてますね.
私の周りでも乗り換え派がいますよ.そう言えば,末期のMS-FOTRAN
もF90の命令を持ってましたね.しかも,MS独自の命令もあって便利で
した.コンピューターの時計の時刻を呼び出したりとか.


Fortranの機能拡張について
うみガエルさんの以下のコメントですが
>!のコメントって便利ですよね.これもF90なんですか?F77コンパイラだと
>エラーかな?気を付けないとね。

g77ではエラーが出ずに使えます。昔のFortranの教科書に出ていた構文以外
の書き方が出来たりして、ときどきこのFortranは77といっていいのだろうか
と思うことがあります。私にしてみれば、便利になっていいのだけど。


HPF
わたしの開発ソフトも,けろっぴさんの開発ソフトも仲間ですね.
私のは,けろっぴさんの使っているフォートラン開発ソフトをDECが
コンパックに売却したものです.ですのでHPF機能を持っているようです.

HPFはDIGITAL UNIXシステム向けらしいです.このOSは日本DECからも
でていたAlphaチップ搭載のunixマシンに搭載されているようです.
あまり自信がないので,調べてみてください.

追伸
DO 〜 END DO 構文ってF90だったんですよね.普通に使ってました.
メインフレームで使うときに気を付けないと....
!のコメントって便利ですよね.これもF90なんですか?F77コンパイラだと
エラーかな?気を付けないとね.


f77と90&95
大変ご無沙汰しております、けろっぴです。
私は、海洋土木コンサルで仕事をしておりますが、
やはりFORTRANは77をメインに使っております。
まだ、周りでf90を使っている人はほとんどいません。

ただ、個人的には部分的にf90を取り入れて書くようにしています。
あくまで、拡張FORTRAN77の様な使い方(MS拡張FORTRANみたいな)ですが、
例えば、行番号を出来る限り使わない(DO〜END DOでDOループを回す)、
コメントはcや*ではなく!で行う(C言語のように行末コメントを追加出来る)、
といった感じで、あくまでソースの保守性を高めるために使用しています。
まあ、保守性を高めるためにはcommonブロックを使わないとかそういう
基本的な部分が重要であるわけですが。

FORTRANの本も、ほとんど新刊らしい新刊が出なくなりました。
特にf90関連の本は、ほとんど見かけません。
Web上では、
英文ではありますが、Fortran Market(http://www.fortran.com/)という
サイトにfortran関連の情報がかなり豊富に存在しています。
日本語のサイトは・・・ いい情報が今のところ発見出来ていません。
誰か知っていたら教えて下さい。

私の使っているコンパイラはDEC Visual Fortran5.0(ちょっと古い)ですが、
マニュアルを見ると、HPF(High Performance Fortran)1.0に準拠している
そうです。HPFは、並列計算を行ったりするために開発、使用されているそう
ですが、詳しいことは知りません。
書店に、「HPF2.0」に関する書籍が並んでいましたが、
詳しいことを知っている人いらっしゃるでしょうか。


フォートラン
大学ではF77を使っている人が多いようです.
過去に作成したサブルーチンやライブラリの関係だと思います.
しかし環境の方はF90とF95の一部?に対応しているようです.
大学のスーパーコンピューターもF90,F95コンパイラーが
導入されているようです.

ちなみに私の使っている,AT機用のフォートラン開発ソフトもF90,
F95コンパイラを持っているようです.マニュアルに言語の特徴が説明
されてます.

私が使っているのはMS>DEC>COMPAQの順に引き継がれた
Compaq Visual Fortran 6.1です.もうすぐ6.5が出ます.
またあまり詳しくはないのですが,森北出版の「FORTRAN77とFORTRAN90」
と言う本も参考にしてプログラムを作ってます.F90,F95のコマンドや
言語に関してはソフトのヘルプの中に項目があります(Visual Fortran).

私の周辺の人たちはF77を伝統的に使っているか,Cに乗り換えている
人が多いようです.F90やF95は私が遊び程度に使っているくらいです.

話は前後しますが,FORTRAN言語の本は最近日本では余り無いような気が
します.名著「ニューメリカル・レシピ・フォー・X」も日本ではCしか
売ってないですよね.


Fortran 90 & 95
 話は変わってしまうのだけど、
 最近必要にせまられてFortran90でプログラムを作ってる。
海外のプログラムをダウンロードしてみるとFortran90で書かれているのを多
く目にするようになりました。そこで国内で参考書でもと思って探してみると、
いい本が見あたりません。
 大学での普及状況はどうでしょう?
 Fortran90を利用してるというのは聞いたことがありますか?


言論の責任
kanazawaさんの言うように日本には言論の自由があり,戦争問題を
自由に語ることが出来ます.しかし某総理大臣のように「言論に対する
責任がない」というのはまずいと思います.

新聞が100%信頼できるメディアではないことを知っておくのも大事です.
もちろん他のメディアもそうです.あくまでも情報として考えて,消化する
のは自分と言うことです.

しかし日本人は歴史的にも「長いものに巻かれろ」の精神があり全体主義
傾向があるので,怖いですね.


それならわかるけどね..
 それならわかる!

 「何故戦争が起きたのか?」というように、戦争について論じただ
けじゃ「軍国主義」とは言われない。やっぱり論じているその内容が
問題だ...そういう事になるよね!
 すると、「〜残念ですねぇ」と言ってるけど、そのように残念がる
必要はないと言う事になりません?
 議論の内容によって判断するのはむしろ当然なのだから...。

 そうすると、日本という国の現状は「戦争」というものを冷静に議
論しようと思えば、それが出来る環境にある...そう考えていいんじゃ
ないだろうか?
 まぁそんな事が言いたかった訳です。

...ところでぼく自身の見解に近いのかもしれないですが...、例え新
聞と言えども、単に「靖国神社参拝」をする、「従軍慰安婦の国家賠
償を否定している」など、そういう理由で誰かを「軍国主義者」扱い
するような風潮はない!....そう思うのだけど...
批判されるのはやっぱりそこに込められた意味や内容に関する事じ
ゃないだろうか?一方批判された側も必要とあればそれについて反論し
ている...。
 そうとは言ってもお互いの論点が食い違っているため、議論を前進さ
せるための水平面はなかなか見えてこない。簡単ではない。...そういう
状況はあると思う。




Re:kanazawaさんへ
 そんことがありますよ。ただ、厳密に言えば、「軍国主義者」は、
戦争の話しをする人の中でも「軍国主義者」は(どこかの新聞流に見ると)
「靖国参拝」をし、従軍慰安婦への「国家賠償」はありえないと唱える輩
がこれに相当し、そうでない輩というのは「平和主義者」ということに
なるのだとすると、戦争を論ずる人即ち「軍国主義者」は必要条件を満たして
いるが、十分条件を満たしてはいないようですね(あれ、逆だったかしらん?)。
これは失敬しましたm(_ _)m。
 ただ、戦争の話しをする輩というのはあまり良くは見られないのは事実だと
思いますが・・。私だって軍事の話しをするより自分の好きなクラシック音楽の
話しをするほうが数千倍すきですからね。まあ、これは裏を返せば
私が彼らをどこかでそういう風に見ていることにもなるわけですね。
 う〜ん。自分の考えを短時間でまとめるというのは難しいですね(ー_ー)。
また精神分裂気味の文になってしまったし・・・。
p.s これから忙しくなるのでレスを頂いても返せませんので(^^)。


Re
>ところが、我国となると戦争を論ずる
>ことが軍国主義者になってしまうのは残念ですねえ

そんなことあるかい?


何故戦争が起きたか
を考えるというのは大事ですよね(ところが、我国となると戦争を論ずる
ことが軍国主義者になってしまうのは残念ですねえ)。
 戦争の勝敗の定義はクラウゼビッツが「戦争論」という著作によると
「戦争における勝利とは戦争目的を達したかにある」というふうになって
います。これを引用して、小室直樹さんは「戦争には2種類あって、1つは
相手にしかけて行く戦争、もう1つはいつのまにか戦争状態になってしまった
戦争」で、前者の例として、ビスマルク(ドイツ帝国の宰相)の普襖戦争と
普仏戦争を、後者の例として第1次世界大戦をあげられてました。そして、
「戦争は外交の一部分である」とも記述されていました。これはこの国の戦争
を考える上で意味あることではないかなあと思うのです。 第2次大戦では
この戦争目的が次第に薄れてしまって最後には何のために戦争をしているのかが
分からなくなった感があります。
 はじめのうちは、「アジアの解放」や「燃料の確保」をうたっていたのだから、
その目的が達せられた状態でその国(イギリスやオランダ。はじめのうちは
アメリカは参戦してませんから。)と講和をしてしまえば良いのに、だらだら
とやっていつのまにか形勢が逆転してしまい結果は言うまでも無く。政治が
軍を統治できなかったのは致命傷でしょうね。


人類は戦争を放棄できるのか?
U-571の時代の戦争には,まだ勝者と敗者が存在していたと思う.
だから勝者は次の戦争を求めた.勝利は正義,戦争は正義と...

しかし冷戦時代には勝者が存在しなく成りはじめました.互いに
敗者です.そこが戦争放棄の希望ですが,現実には戦争はなくなっ
てません.戦争自体に勝者が居なくなっても人類は戦争を持ち続け
てます.

戦争の放棄は不可能としても,何故戦争が起きたかを議論する必要はあると
思う.その為には,現行の歴史学では不十分と考えます.


ヴィクトリー・ジャスティス
とういことですね。うみガエルさん。たしかに、ありますよね。
日本史でいえば、幕末は顕著な例です。私達が歴史で習う幕末史は徳川の立場から
は見ていないですね。薩長はヒーロー、というのが教科書的な幕末ですから。
ところが、明治になった途端、薩長ら藩閥政府は悪で、板垣ら民権派は正義になる
のも笑ってしまいます。板垣は戊辰戦争のさい会津攻略のトップの一人だし・・。
会津にとってはやはり憎き人物だったでしょう。
 少し、脱線したかな?ヴィクトリー・ジャスティスは冷静になって考えても
無くならないでしょうねえ。第2次世界大戦で考えれば、ナチス・ドイツはユダヤ
民族を抹殺しようとしたことには変わりは無いが、ユダヤ差別が欧州に根強く
蔓延していたことに他の欧州各国は知らぬ振りをしている。その点を考えれば、
よほど、我国の方が大人だと思うけどなあ。


U-571
映画「U-571」を見ました.第二次世界大戦当時を舞台にしたものです.
戦時下という異常な状態に於ける人間心理の描写などが印象に残りました.
以前に比べて,いかにも戦勝国が作成した映画である雰囲気は消えつつあ
りますが,細かいところで,そのような雰囲気もありました.

敵と味方を明確にしなければシナリオ的には成り立たないのかもしれませんね.
ただ,観客が感情移入して味方の勝利が「正義」にすり替わるのを感じました.
戦争の記録を戦勝国の歴史としてでも敗戦国の歴史としてでも無く,中立で
かつ事実を記録することを目的とした映画や記録は残せないものか?

歴史は勝者のものでしかない気もします.日本で云えば徳川幕府が江戸時代に
徳川幕府に都合の良いように歴史書を改竄した可能性が強いように.でも
強者が残したものが歴史なのかもしれません.

戦争って何なんでしょうか?


書籍
日本で書籍が買えるのは知ってましたが,PDFでWEB上に
公開されているとは知りませんでした.私の数学の師匠は
書籍を買いました.

日本とアメリカの学術文献に対する考えの違いなのか?
はたまた関係がないのか?とにかく素晴らしいですね.

情報提供,ありがとうございます.


文献
以下の論文がダウンロード出来ます。
知ってたら悪しからず。

Shannon, C. E.(1948):A Mathematical Theory of Communication.
The Bell System Technical J. 27. 379-423 and 623-656, July and Oct.

http://cm.bell-labs.com/cm/ms/what/shannonday/shannon1948.pdf


航空戦艦
うみぼうずさん、詳しい解説ありがとうございました。
私も昔の記憶なので、倉庫から本を引っぱり出さないと
わからなかったもんですから。

日本の戦艦「伊勢」も航空戦艦と呼ばれていたのですが、
後部に短い甲板とカタパルトがありました。
当時の日本は大量生産できない分、
そういったアイデアで戦力をカバーしていたような感じです。
あまり効果があったとは思えませんけどね。

http://member.nifty.ne.jp/~ryomei


観音開き...
観音開きですか!!
良く防水できるものですね.

もしかしてその 伊400 って世界最大の潜水艦ですか?


それはイ-400かな?
日本の潜水艦で飛行機を積んでいたのは、イ-400という船だったとおもいます。
むかし、プラモデルを作りました。飛行機の搭載は、艦橋下部が亀の甲のように
せり出していて、そこが観音開きになっています。で艦橋から舳先のほうまでカ
タパルトがのびていて、発進します。着水した水上飛行機はクレーンでつって格
納します。アメリカ本土を爆撃しようと太平洋を渡っているときに、敗戦したと
いうことであったような....。
この手の変わった船には、想像力を刺激されました。こんなので、巡洋艦の最上
ってのは、後部後半の主砲をとっぱらって、空母みたいにしてありました。でも
乗っけられるのは水上飛行機で、カタパルト発進です。


知りませんでした
日本の潜水艦が大きいというのは知ってましたが,水上飛行機
を搭載しているのは知りませんでした.私の場合,近くに日本軍と
アメリカ軍の基地があったので自然と戦車や軍艦のプラモデルや
リモコンで遊ぶようになりました.

戦艦「大和」に偵察機が搭載されていることはプラモデル作りで
知りましたが...潜水艦に搭載されるとは絶句です.
搭載したままの潜水が出来るとしたら,搭載法(防水)に関して
興味があります.普段使っている海洋観測測器の防水における
工夫との違いなど関心がありますね.

U-571というとエニグマですが,エニグマの解読のきっかけが
エニグマの高性能に加えてドイツ軍の緻密さと云うことを以前に
聞いたことがあります.現在の社会においても暗号化や情報圧縮は
重要産業ですね.

ところで,話は飛びますが韜晦の人「シャノン」が創始した情報理論は
情報と数学を結びつけた点で評価されます.またそこに情報エントロピー
というものを持ち出したことには感動すら覚えます.命名のセンス
も感じます.


軍艦
私も中学生の頃は軍艦マニアだったのですが、
特に水上飛行機を積んだ日本の潜水艦はすごいなと思ってました。
ドイツのUボートにはそういうのってありましたっけ。

今日はオリンピックの野球もサッカーも負けてしまい、
天気と同じようにすっきりしない日になってしまいましたね。


http://member.nifty.ne.jp/~ryomei/


U-571
映画「U-571」を観たい.


明治の潜水艦事故
うみぼうずさんが紹介してくれた明治時代の潜水艦事故の逸話ですが
先日,ニュースステーションでも取り上げていました.挺長が遺書を
残してあったそうです.その遺書は英国の潜水艦ミュージアムにもコピー
があるそうです.


謎ですね
後部ハッチの亀裂のことですね,衝突時にできたのか二次災害で
できたのか謎ですよね.

ところで,明治時代の事故の際には有毒ガスの発生が原因とのことですが
ありそうですね.今でもディーゼル型や電池駆動の時には危険性がありま
すね.そうなった場合は深さの問題ではなく気密性が逆に問題ですね.


後部のハッチ
あの原潜の後部のハッチはなぜ壊れていたのでしょう。

クルスクの乗員のパニックの有無は分かりませんが、日
本でも明治のころに潜水艇が瀬戸内海で座礁して、乗員
が全員死亡した話が新聞に載っていました。その時の艇
長が座礁の経緯、有毒ガスがでて意識が薄れていくあた
りのことを書き残していたそうです。この乗員たちは全
員、持ち場を離れていない状態で見つかったそうです。
この潜水艇は水深16mで座礁していたそうです。

ところで話は変わりますが、数年に一回フィリピンで定
員を大きく上回る乗客を乗せたフェリーが沈みますけど、
あれは教訓がまったくいかされてませんね。


原潜
ロシアの原潜事故は,謎が大きいですね.そもそも原潜は冷戦の申し子で
核攻撃に対する核報復を目的とされているものです.海の底にいるから核報復
を恐れる攻撃側が敵対国の報復手段を奪いにくいという利点があるのです.

ごく数年前までは機密性がかなり大きなものです.それゆえロシア軍部も
グラスノスチ路線ではいけないのでしょう.そのような全体主義の中で
潜水艦の乗組員がパニックを起こさないところがすさまじいと思いました.
要は,機密保持のために(国のために)死になさいという命令に従った
様に感じます.そこに大きな悲しみを感じました.


潜水艦
ロシアの原子力潜水艦のニュースは私の興味があり見ていたのですが、
海中にいる人間を救い出すと言うのは(あんだけの大人数を)
確かにちょっと無理かな?と思っていました。しかし最近の技術の進歩
でテレビではもしかしたら大丈夫じゃないか?と評論家は言ってたので
期待していましたが、昨日の新聞には乗組員全員が絶望とでてたので
救助を断念したようですね。
今回の件で私が一番思ったのは、陸であれば確実に助かっていたけど
海中ではそれができないという、海の怖さを実感しました。
ホントはこんなこと考えてはいけないと思うんですけど海の仕事に
携わる方たちは冗談抜きで死と隣り合わせなんだなぁと感じました。
最近、大きな海難事故が少なかったので非常に残念ですね。

http://homepage1.nifty.com/isacchi/


ロシアの原潜
ロシアの原潜事故における生存者は確認されないままに救助が
うち切られましたね.ノルウェーの潜水チームは手際がよいですね.
海の中の過酷な環境がもどかしかったです.
海面にいた船から,高々100mしか離れていないのに,それが海の中と
言うだけで救助できないのですから.しかもあの狭い海域に軍事機密という
障壁も存在しました.人間の本性と自然の厳しさを痛感しました.


突発現象
私の研究方針に興味を持っていただきありがとうございます.
ただ,新しい手法を用いているわけではなくて見方を変えただけです.

わたしの研究は,以前にも書きましたように駿河湾を実験海域として
沖合の黒潮変動と沿岸の海況の関連を観測により明らかにしていこう
というものでもあります.

日本の本州南岸は黒潮沿岸域であることから沿岸に黒潮起源の暖水も
しくは擾乱が黒潮からもたらされていることが予想されるし,実際に
多くの海洋学的報告もなされてます.なかでも黒潮暖水の沿岸への波及
と言う観点では古くから「急潮もしくは大急潮」という現象が知られて
ます.急潮は突発現象であると考えられていました.というのも相模湾
の急潮が突発的に発生しているからです.ですから豊後水道の宿毛湾に
おいて周期的急潮が報告された事は衝撃的でした.この宿毛湾の急潮は
黒潮前線波動の周期的通過が原因と考えられています.

しかしながら相模湾や駿河湾において突発的急潮の存在も確認できます.
この海域での報告によれば黒潮が接岸したときに発生しているようだと
云うことが分かりますが,実際には黒潮が接岸すれば必ず起きるとは断言
出来ません.起きないこともあるのです,ですから黒潮の流向や流路に
その答えを見いだそうとしている研究者も多いです.かなり省略しました
が,相模湾や駿河湾の急潮の突発性を物語ってます.

この突発性は,私の考えでは黒潮流路の大きな移動すなわち大蛇行や非大
蛇行接岸そして非大蛇行離岸流路を引き起こす長周期現象(未解明)と
黒潮前線波動の重なりによって創造されていると言うことです.
つまり黒潮が接岸しても急潮が起きないときは前線波動がちょうど通過して
なかったと言うことです.逆に言えば黒潮が接岸していて,且つ前線波動が
通過したときに相模湾や駿河湾で急潮が起きると云うことです.この場合でも
黒潮流路の長周期変動は未解明なので厳密には突発といえますが,予報に向
けては前進したと思います.

この様なことを研究しています.ちなみに今興味がある解析法はウェーブ
レットです.


返答が....なかなか書けない。簡単でゴメン...!
せっかく実のある話が出来そうなんだけど、なかなか返答出来ない。

>私の研究は突発現象と思われていたものを複数の周期現象の重なり
>により説明するなどして予報に役に立つような成果を欲しています.

この事について、
今はどんな手法でこういう事を解析しているんですか?
大変興味が持てますね。
やってみた成果はいかがでした?


わたしの[海の天気予報]
お久しぶりです,kanazawaさんの特別講義は好評ですね.

海の天気予報に関してですが,私の考えには長期的な視野からのものと
短期的なものがあります.長期的には潮汐や波浪予測以外にも海中天気図
などがテレビなどでも毎日取り上げられることを考えています.そこには
黒潮流路の予報や沿岸への暖水波及の予報さらには沿岸湧昇などの予報も
含まれます.他にはエルニーニョ予報などもあると良いですね.この様な
ものを長期的に観た場合の海の天気予報と考えています.

短期的には海の天気予報を実現するための準備的研究を考えています.

気象の天気予報などでは最近では予報モデルと観測値の同化なども増えて
きました.おそらくカルマンフィルターやニューラルネットワークを用いた
同化などが,新しい提案を持ってくるような気がします.ブラックBOXの使用
です.科学が新しい領域に踏み込みはじめたと観じてます.

話は変わって,海の天気予報実現に関してですが工学的にはデータ同化などを
受け入れて精度を向上させるんでしょうね.また理学的には観測値の解析から
現象自体を理解し,物理モデルの完成を目指すんでしょうね.この様な流れの
中で,その一部に貢献することが私にとっての「海の天気予報」そのものです.

ですから,私の研究は突発現象と思われていたものを複数の周期現象の重なり
により説明するなどして予報に役に立つような成果を欲しています.そして
その方向に進んでいると,実感してます.
つまり私にとっての海の天気予報は長期的,集団的には現業(実用)としての予報を目
指してます.短期的,個別的には予報を念頭に置いた現象理解および単純に知
的欲求心の満足を目指してます.


海の天気予報について....。
久しぶり。

海の天気予報...というのが出てきたので..
前から聞こうと思ってたんですけどね。

 うみガエルさんが目指してるのは、現業としての海の天気予報?
それとも、理学的な現象解明としての海の天気?

そもそもどこをにらんでいるか?によって研究の進め方が全然違うと思うんだよね。
つまり、うみガエルさんの研究の意義はどういう方向を向いているの?

 もし現業としての予報を目指してるなら、
だれに向けて、どんな内容を、どんな方法で、予報するんです?
 宇野木先生の文章が引用されてるけど、これはいわば「がんばってください」
という現業者へのエールの様なものでしょう...具体論は何も述べられていない。
実際にはどうするのか?が大問題。...方法論さえはっきりしていないよね。

 うみガエルさんの研究の様子を見ていると、ぼくには現業としての予報というよ
り、現象解明という気がするんです。もちろん、現象が解明されてこそ予報も出来
るんでしょうけど、それでも現象解明と予報では、研究の方向に相当の違いが出て
くる。そもそも研究の構成が違ってくるよね...。

 観測結果や計算結果を報告して、それを積み上げるだけでは研究にならない。
その結果の意味することや意義からひとつの全体像が与えられてはじめて研究に
なるのだとう思う。
 私自身も感じる事なんだけど、こういう事ってなかなか難しい....。
それで気になるんだと思う。

 この当たり、うみガエルさん自身はどの様に思います?
具体的にはドクター論文が目の前にあると思うけど...
 何だか質問が漠然としていて申し訳ない。



海の天気予報
くりさん様、ご訪問ありがとうございます。私は駿河湾を実験海域として
外洋と沿岸の相互作用の研究を行っていて、最終目的が海の天気予報です。
ですので、急潮にも大きな関心があります。

くりさんのページはサーチエンジンで「急潮」を検索したときに知りました。
その後、約半年ほど水産雑学コラムをROMしてました。そして今回のブラックバス
の記事に対して掲示板に書かせていただきました。これからもよろしくお願いします。


ご訪問有り難うございました。
水産雑学コラムへのご訪問、有り難うございました。
現役の頃、一都三県漁海況情報の発行に少し関わったことがありまして、コラムにもそのことを書きました。

海の天気予報を目指すことは、必要ですが、大変な研究ですね。
ご健闘をお祈りします。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurisan/


なかなか
シャチを見るためにもう何度か「うみぼうず」さんが紹介してくれた
WEBをトライしましたが,未だに遭遇してません.学校のパソコンは
音源がないので分かりませんでしたが,家のパソコンでは,いい感じの
音がしました.うみの水の音です.

なかなかおもしろそうな企画だと思いました.そういえば東海大学の
水族館の水槽もライブでみれますよ.


ORCA-LIVEやってます。
こんにちは。
シャチの定点観測カメラ中継をやっています。
いま、小さな画面の中で、海草がゆらゆらしています。結構スムーズ
な動画ですね。一夏に4、5回程度はシャチが横切るかもしれないと
のことです。同時に水中マイクの音も中継しているようなので、シャ
チの声なら聞くことができるかも。
やや、昼休みも半ばにきて、画面の更新が遅くなってきた。アクセス
が増えてきたのかな。

仕掛け人はやっぱりこの人、ポール・スポング博士でした。

http://www.orca-live.net


トライトンブイに限らず
赤道付近に設置した海洋観測ブイは盗難に遭いやすいそうですね.
私が思うに人工衛星を用いたテレメトリー技術や,防水電子機器の技術
,さらに高価な半導体や電子機器...頑丈なロープ(新素材含む)
が惜しみもなく使用されているので,軍事技術移転目的でも盗難される
のでしょうね.

単純に漁業用の浮きや目印,家の飾りに使う人もいるかも.


あーアレですか
雪庇(せっぴ)って読めませんでしたが,この名詞が示す親分は見たことが
あります.5月下旬に蔵王の御釜を訪ねたことがありますが,その時に乗って
しまいました.お釜を見るためにロープウェイで展望台に登って霧の中,雪
を踏みつぶして,展望台の手すり付近まで行きましたが,あまりお釜が見えま
せんでした.

そこで手すりを越えて観ましたが,すぐ後で知ったのですが,そこは雪庇上で
した(^^ゞ.場所を変えて,側面から観て気づきました.道理で手すりがあるわ
けだ.夏ならともかく残雪の次期は危険なんでしょうね.

三保の海岸には確かに雪庇状に張り出したのがありますね.


またやられたらしい
 今日の産経新聞社会面に掲載されていたのですが、
「海洋科学科技術センターは昨日、海洋地球研究船
「みらい」がインドネシア沖に設置した海上観測装置
「トライトンブイ」一機からの通信が途絶え、共同
研究をしているインドネシア応用技術評価庁に調査を
依頼した」(2000年7月26日 朝刊)
そうです。

注:管理人が一部含まれていた半角カナを全角に修正しました(7/27)


せっぴ
雪庇というのは恐いですよね。私もときどき冬山に登りますが、
知らないうちに雪庇の上に乗っかっていることがあります。
特に吹雪いたときのホワイトアウト状態(まわりが真っ白に
なって何も見えない状態)では危険性大です。
私自身はまだ踏み抜いたことはありませんが(体重が軽いおかげ?)
昨年あたり、北アルプスで事故があったと思います。
しかも晴れた日に雪庇の上で休憩したという(だったかな?)
本当に初歩的なミスですが、冬山をあまくみてはいけませんね。

海岸線の話ですが、日本全国どこでも海岸線が
後退しているようです。
川にダムやコンクリート護岸をたくさん造ったために
海への土砂供給が減ったのが原因のひとつのようです。
テトラポットをいくら置いても土砂が流れてこなければ
だめですね。

ちかいうちに私のホームページを更新します。
私が日本で一番好きな海岸(鹿児島県こしき島)
を紹介しますので、もうしばらくお待ちください。

http://member.nifty.ne.jp/~ryomei/


せっぴ(雪庇)
せっぴ(雪庇)とは、山の尾根の風下がわに、庇(ひさし)のようにせり出した
積雪のことです。
絵で描くと、一発でわかるのですが・・・・
冬山登山経験者なら、この言葉をしらないとモグリだと思って間違いないです。

材料力学をやったことのある人なら、片持梁をイメージするとわかりやすいです。
雪庇に誤って踏み入れると、運が悪ければ、人間の体重を支えきれずに付根の部分
から折れて滑落していきます。


湿った風雪の強い尾根では、かなりの長さ(風下方向に)に成長するらし
いです。
具体的な長さは忘れてしまいましたが。
歩いていて、そこが雪庇の上だったと気づいた瞬間って・・・・・


三保海岸のやつは、本来の雪庇とはもちろん違うのですが、風で崖?の
下の部分が削り取られていて、地表の部分が残っている状態のようです。
多分・・・・。
地表の部分が庇となって、海側に突き出しているのが確認できますよ。




三保の海岸
テトラポットの施設も焼け石に水状態ですね.

ところで,「雪庇」というのは何でしょうか?よろしければ読み方も
教えてください.


砂浜の雪庇
はじめまして。「海洋の広場」デビューです。
この広場でもたびたび話題になっている三保海岸の侵食ですが、私も久しぶり
砂浜に行ってました。いや〜ホントすごいですね。
しかも砂浜に断崖ができてて、高低差も結構あります。その断崖には雪庇が形成
されていました。もちろん、雪じゃなくて砂なんですけども・・・

例のテトラポットも時間稼ぎにしかならないみたいですね。




看板は見ました
シーマック三保という看板は見ました.登校途中の
どこかにあったと思います.黄色地の看板で目立っ
てました.でも業種が不明で,ダイビングかと思い
ました...


シーマック三保
こんばんは。
さっき、清水市のHPを見たんですけど、シーマック三保なるものが
海洋科学博物館近くにできたらしいですね。
リクラゼーション関係のものみたいですが、どんなものか見てみたいです。
参考までに行った方はどんなものかぜひ教えてください。
今度、清水に行くことがあったらあたらしものずきの私としては
行ってみたいですね。


http://homepage1.nifty.com/isacchi/


海岸の連続写真
実は,不定期ですが5,6年前から撮りためをしています.
後輩のY君が定点での写真をアニメ化すると張り切ってますので
そちらも楽しみにしていてください.

私の写真は撮影地点が固定ではないので,大まかな様相の変化しか
分かりませんが,海岸自体が激変をしているので,公開も考えています.
もしくは,掲示板に日記のように載せてみようかな?


更新せずに並べては
なかなかおもしろそうですね。
更新してしまうのではなく、撮影日時を書いてを並べてはどうでしょう。
(そのつもりかな?)

定期的に並べてゆくと結構学術的価値が出ますよ。
ポイントが同じだと良いのですが...


三保の海岸浸食
実は,今日の昼間の事ですがアンリ(Y君)と共に海岸を見に行ってきました.
台風が来る前とはかなり様相が異なりました.正直言ってビビリました.
表紙の写真と比べても浸食が明らかに進んでいることが分かります.
デジカメがないのですぐには画像をアップできませんが,そのうちアップします.

ただ,土木工事によって圧積された土砂などが流された関係もあって
不自然な浸食となっています.


三保海岸の浸食について
うみガエルさんのHPには三保の侵食の写真が掲載されていますよね。
今、ふと思ったのですが、最近の進み具合はどうですか?
当初ではあとわずかで東海大学清水校舎の体育館がなくなってしまう
と聞きました。しかし、私が在学中は大丈夫でしたね。ペトラポット
をたくさん置いていて阻止していたようですが、現在のところはどうな
ってるのか知りたいですね。
っていうより、三保海岸より久能海岸の方がもっとすごいかなぁ?

http://homepage1.nifty.com/isacchi/


長いですね
六時間というのは長いですね.逆に言えば,かなりの内容を講義
できそうですね.がんばってください.


あらー....
忘れてたりして.....
7月26日です。
1,2
4,5時限目みたいですね。通算6時間。
声が枯れそう....体力勝負。


ところで
kanazawaさんの夏季特修ゼミっていつなんでしょう?
今のところ海洋学部の掲示板には出ていないようです.


謎の生物...今度は海から
皆さんこんにちは,暑いですね.清水は茹だるような暑さです.

以前,みんなの広場の方に「謎の生物が襲撃」してきたことを書きましたが
今度は海辺にて別の生物に遭遇しました.あの夜も暑かったです.つい数日
前の土曜のことです.夕涼みというか深夜涼みにエスパルス・ドリームプラザ
裏の人工海浜を散歩しました.すると浜に打ち寄せるさざ波が砕波するとき
に青く光りました.一瞬,夜光虫?と思ったのですが,青いネオンも在ったの
で反射かなぁ...っと近づいていくと砕波帯のみならず小魚の動きや漂流
物周辺も発光してました.

海ほたるか夜光虫ですね.<綺麗でした.

今度は私からの攻撃です.海面を靴の裏でつつくと光返してきました.
面白くなって石を投げたり砂を投げたり...謎の生物と格闘しました.
そして,最後に互いの健闘を讃えつつ別れました.


ありがとうございます
返答が遅れて申し訳ありません。
いろいろ参考になりました。

みんなが良く眠れる授業になってしまうかも知れませんが、何とか頑張ります。
なかなか準備に時間が取れません。

...


基礎学力に関して追伸
世間一般では,大学生の基礎学力低下が危惧されていますね.また有馬の式
とやらが一般に出回っていて文部省の官僚の間では,深刻に考えられている
ようです.

一方,一部の数学者からは「有馬の式」は統計学の基礎を知らない人が,考
えたのぉ?という罵声も飛んでいるようです.

私の知っている数学の教授たちの間でも,学生の基礎学力低下についての認識は
異なるようです.人によっては学力低下を危惧しているようです.また人によっ
ては,基礎学力そのものが時代の変化に対応してないのでは?という疑問を持っ
ているようです.

私個人の意見としては,大学生の学習能力の低下に関しては不明です.基礎学力
も分野によって低下してるし,分野によっては向上していると思います.
よく分かりませんが,インターネット世代は情報収集などの能力は在るようです.
ただ,日本経済と同様に学力も階層化しつつあるのかもしれません.
何でも普通にこなせる学生から,何か一つ輝きを持つ学生が時代に求められて
いるのかな?不明


Re:教えてください
 どうも、kanazawaさん、御無沙汰しております(覚えているかしらん?)。
早速ですが、先の件についてレスします。

>海洋科学科では海域の流れに関する数値計算の授業は何かあるのでしょうか?
 
 解の安定性解析なんかを説明しようと思うんですけど、既に授業で知ってるこ
 とでしょうか

かん:うみガエルさんも触れていますが、数値計算のような授業は科学科では
   開講されていないですね。工学科で久保田先生が「気象数値予報論」とい
   う講義の中で数値計算の基本的な話しをされていて、その講義を履修し
   た学生ならば知っているでしょうけど、知らない学生の方が多いと見た
   方が良いと思います。

>少々数学が多くなりそうなんですけど、学生の基礎知識はどの程度を想定して
 おけば良いでしょう。

かん:特論を履修するくらいだから、ある程度は数式に強い学生が集まると思うのですが・・
   基本的には、私が言えた立場ではありませんが、下がっている感じは受けます。
   固有値はおそらく知らない学生の方が圧倒的でしょう。むしろ固有値よりは
   フーリエ級数展開の方を知っているかもしれません。ただ、その式の持っている意味
   は解からない段階だと思います(私自身、フーリエ変換のいわんとしている事が
   解かり始めたのは今年になってからですから、ハイ)。     


学部生に関する考察
Kanazawaさん,返事が遅れてすみません.

そうですね海洋科学特論の講師をする予定でしたよね.一般論でいうと
ここ数年の学部生の基礎学力は感動を覚えるくらいに低下してます.
これは東海大学に限らないようです.また海洋科学科に限ると生物系の
単位も加わったことで数学関連は手薄になっています.また数値実験の
基礎を担うような授業も以前は海洋工学の久保田教授による質の高い
ものがありましたが現在は,代替的なものすらありません.ですから
モデルの安定性や位相変化などは学部生には聞き慣れない言葉でしょう.
数学に関しても固有値やフーリエという名前は知っているというレベルと
思います.しかしながら卒研などで数値モデルに触れる学生も居ますので
興味を持つ学生も多々居るはずです.

以上は一般論でしたが,ここの学生を見てみるとかなり意欲や能力の高い
人もいます.数学の先生の特修ゼミや,退官された教授が行っている海洋
物理のゼミに参加している学生もいます.Kanazawaさんが学生であった頃
には想像できないくらいの基礎学力の差が同一学年に存在してます.
ただ,反応は年にもよりますが,そう悪くはないです.時には気持ちが良い
くらいに質問や意見が飛び交います.

ps.この掲示板は,学部生や教授らも見ているようですので,そうした人たち
の意見も聞けるといいですね.


教えてください
もうすぐ海洋科学科の特論です。
少々資料を準備してるんですけど、数値計算の基礎論が多くなりそう...
つまらなくならないように何とかしようと思ってるんですが...

情報を下さい。

海洋科学科では海域の流れに関する数値計算の授業は何かあるのでしょうか?
少々数学が多くなりそうなんですけど、学生の基礎知識はどの程度を想定して
おけば良いでしょう。
解の安定性解析なんかを説明しようと思うんですけど、既に授業で知ってるこ
とでしょうか?固有値とフーリエ展開ぐらいはわかりますよね。ダメかな?

いま頃になって何となく不安になってきました。


間違っていたようですね(^^ゞ
kanazawaさんお久しぶりですね.ちょっと寂しかったです.(^_^)

ご指摘ありがとうございます.SORFAR >> SOFAR の様ですね.
しかも内容も間違えていました.私の理解ではkanazawaさんが感じたように

「海底付近で発せられた音や、表層付近で発せられた音などが、
SOFAR層に捕捉される。」

と言う理解でした.学部生の頃そう勘違いして理解したままだった様です.
潜水艦がその層を好むのは,もしかしたら自分の音をその層に限定させたい
と言うことだったのかもしれません.
もう一度考えると,表層付近の音も底層付近の音も海底や陸岸のような境界
で反射はするモノの基本的には四方に伝わりますね.その一部がSOFAR層に
捕捉されることは考えられますがすべてが...とは考えられませんね.


うむー
久しぶりです。時々見てます。

「音が集まる」というのはどういうことを言っているのです?

例えばこういうことですか?
「海底付近で発せられた音や、表層付近で発せられた音などが、
SOFAR層に捕捉される。」
ぼくにはそう読めるんですけどね????

もしそうなら、間違っているんだけど....
ちなみに、SORFARじゃなくてSOFAR(SOund Fixing And Ranging)ですよ。


海中の音
海中の音は,空気中の約5倍の速さで伝わるんです.毎秒1500メートル
時速にすると5400キロメートルです!!マッハ5近いですね.

しかし,音は温度が高いほど速く,圧力が高いほど速く,塩分が高いほど
速くなります.実際の海洋では表面・表層ほど温度が高いので音速も速いです.
また深層・底層ほど圧力が高いので音速が速いです.塩分の変化は小さいので
音速に与える影響も少ないので温度と圧力に関してのみ近似的に考えると...
表層と深層に音速の速い層が現れます.結果として約1000m深の層の音速が
最も遅くなると言われてます.その層は音速の極小層になります.

ホイヘンスの原理と,そこから導かれるスネルの法則というのがあります.
これから何が分かるかというと,音(波)は伝播速度が速い方から遅いほうに
屈折すると言うことです.つまり表層の音は音速極小層方向に向かい,
深層の音も音速極小層に向かい,音速極小層付近に音が捕まります.

この層は別名SORFAR層とも呼ばれ,2万キロ離れた場所で音波による
通信に成功した例もあります.音が捕らえられるので発散しないのでしょう.


音・おと・・
 こんにちはぁ
トラックの場合でもキャブ以外に座席とかつけて乗員の届を
出せば乗れるんですよ・・自衛隊の車はまた違うけど・・・
キャンピングカーなども同様かな

 >音と言えば,海の中には音を集めてしまう層があります.
 >在る特定の深度に音が集まるので,

 海の中に音を集める層があるんですか?どんな感じなんだろう?
水の中って音を吸収して伝わりにくいような気がしますが
その層だけ伝わりやすいのでしょうか?
 うみガエルさんもっと詳しく教えてください
音って集まるものなのですか?
その層に届く前に吸収されないのかなぁ?
 興味津津 (((o(^。^")o)))ワクワク

http://www.kt.sakura.ne.jp/~neko


そうみたいです
自衛隊のトラックの場合は,後ろに載っても良いみたいですよね.
表向きは幌を付けて座席を付けているので良いという解釈と思います.
それゆえ自衛隊用のナンバーと道路交通法のナンバーが両方付いてますね.
私の実家の前の国道は昔は戦車が自走してましたよ.(^_^)

自衛隊と言えば誰が見ても軍隊ですが,官僚集団は自衛隊=実力(非戦力)
と言ってますね.自衛隊員は立場的に可愛そう....軍かどうかは別にし
て,海洋学は軍事と共に発展してきました.海の話とずれてしまったので,
無理矢理戻しますね.潜水艦は海の中では電磁波の代わりに音を使って
通信しています.最近では,ベントス社とアメリカ海軍は音を使ったインターネット
接続を実用化したそうです.音と言えば,海の中には音を集めてしまう層があります.
在る特定の深度に音が集まるので,潜水艦はその層を好んで航行します.
相手の音を聞くのに効率的だからです.その層は,海水の温度や圧力や塩分の
鉛直分布を知ることで探し出せます.この理由から海洋観測に予算が付いたそうです.


私もです。
実は私もそうです。今は松本駐屯地に歩いて5分のところです。
時々実弾演習のときはうるさいですよ。それで目覚めるくらいです。
飛行機の音も聞こえますしね。
だから自衛隊の車(運搬車や救護車など)が近くの公道を走ってます。
でも、なんかあの車って後ろに人がたくさん乗ってて変ですよね。
普通ならトラックの荷台って乗ってはだめじゃないですか。自衛隊は
特別だからイイのかなぁ。
松本にくる前は千葉の習志野駐屯地の近くでした。

http://homepage1.nifty.com/isacchi/


私の実家です
演習場が近いのは私の実家です.たしかに爆発音になれているので
今すんでいるところの人たちが驚くような大きな音がしても私は驚かな
い方です.おそらく,私の実家の方によそに住んでいる人を連れて行くと
雷が鳴っているねとか...頓珍漢なことを言い出します.
それでもTNT数百キロが爆発すると家もガラスもガタガタするので気分は
良くないです.


爆発の件
うみガエルさん、わざわざ調べていただきありがとう
ございました。私のどうも悪い癖で、人に質問しておきながら
自分では調べようとせず、せっかく調べていただいたのに
内容がむずかしくなると、ついていけなくなってしまって、
自分でももっと努力しなければならないなと感じています。
うみガエルさんの丁寧なお答えにはいつも感謝しています。

ところで、うみガエルさんのお住まいは自衛隊の演習場の
近くですか。それでは爆音も聞きなれてしまいますね。
でも一番恐いのは、聞きなれてしまうことによって、
外国から本当のミサイル攻撃があっても、
それが他国からの攻撃によるものだとういうことに
気付かないことかもしれませんね。

http://member.nifty.ne.jp/~ryomei/


技術
RYOMEIさん,こんにちは.
キノコ雲が出たんですね.私の実家の方には実際に数十km以内に爆弾が落ちま
すが,強烈だったのは戦闘機の急転回に伴う衝撃波でした.誤爆されたと思い
ました.ところで,ヒドロキシルアミンに関してですが,化学に詳しい知人に
聞いたところ以下のような返答が帰ってきました.

化学式: NH2OH
性質:強く熱すると激しく爆発する.還元力が強い.
    加熱すると15℃から分解が生じ,窒素,アセチレン,アンモニア,
    水を生成する.
 会社がどのようなことをしていたかにより,爆発のメカニズムが異なると
 思います.
 考えられること:1. 何らかの要因により熱が発生した結果かもしれません.
         2. 還元剤であるため,酸化剤との反応が生じ,熱が発生
           したのかもしれません.
  私は,ヒドロキシルアミンをどのように使用していたかわかりませんので,
  はっきりした解答はできません.
以上.

どの様な工程で事故が起きたかが鍵のようです.


昨日の爆発はすごかった
うみガエルさん、こんにちは。
ニュースなどで伝えられているのでご存知だと思いますが、
6月10日午後6時頃、私の住む隣の町、群馬県尾島町の
化学工場が大爆発を起こしました。私の家はそこから5km
ほど離れていますが、ものすごいドカンという音がして
窓ガラスが揺れました。ほんの一瞬の出来事です。特に自宅には
被害はなかったのですが、最初はいったい何があったのか分からず、
外へ出ると北の空にきのこ雲がもくもくと湧き上がり
これは原子爆弾でも落ちたのかと本当に心配になりました。
ニュースによると化学工場で製造している
ヒドロキシルアミンが原因かもしれないとのこと。
私は化学に詳しくないのですが、こんなすごい爆発を
起こすのでしょうか。ここの掲示板なら分かる方が
いると思い、投稿してみました。

http://member.nifty.ne.jp/~ryomei/


巨大クレーン船
以前,清水の久能海岸からも確認できた,あの巨大クレーン船は
深層水の取水施設を作っていたんですか?
そう言われてみれば,巨大なリングが幾つか船(浮島)に乗ってましたね.
あれが繋がったら巨大すぎるパイプになるような気もします.
まさか,パイプじゃないですよね.直径5m位あったよ.<<何なんでしょう?
見学に行こうかな?


駿河湾深層水
 駿河湾深層水の取水ポンプが 以前話題になった
巨大クレーン船を使って 焼津漁港に設置されたそうです

 駿河湾の水深680,380,30メートルの海中から
1000トン/日量 取水する計画のようです

 海の水って いろいろ汚染とか 汚れているイメージが
ありますが 飲料用の深層水は どんな殺菌方法しているのでしょう?

http://www.kt.sakura.ne.jp/~neko


黒潮暖水の沿岸への波及
現在,駿河湾口部で観測した流動データや黒潮位置資料などを用いて
駿河湾への黒潮暖水波及現象に関する論文を書いています.なかなか
面白い結果が出そうです.完成しましたら,簡単な報告をしますね.


深層水...今度は清涼飲料水
今日,スーパーで見かけたのですが,深層水の恵みを謳い文句にしている
清涼飲料水が売られてました.しかも全国展開している大手ダイドーです!
いつしか,深層水ブームになってしまいましたね.

私の研究室では,駿河湾における海洋観測を断続的ですが長期間にわたり
行っています.現在ではかなりデータが蓄積されてきて,いろいろな研究
に使えそうです.今年は学部4年生の卒業論文で,深層水取水層付近での
海水の流れや温度の変化を解析するようです.結果が楽しみです.

http://www.geocities.co.jp/NatureLand/3904/


駿河湾でも発生したんですね
私が以前,波が砕ける際の夜光虫の光のダンスを見たときは富士川河口から
焼津付近にかけての広い範囲の沿岸に夜光虫の赤潮が発生していました.漁
業に影響がある赤潮とは異なり,深さ方向の厚さが4mにも達していたそう
です(当時).色は俗に赤潮と呼ばれている物よりも「赤」であったことも
記憶しています.

夜光虫の赤潮が漁業や定置網や生け簀に与える影響が少ないのは,深さ方向
に厚いからカモしれませんね.どちらの赤潮も水中の酸素を消費してしまい
ますが,夜光虫の赤潮は海面に密度の高い死骸の膜を作りません.よって酸
素が在る程度,維持されているのではないでしょうか?
(専門ではない私の意見)


駿河湾でも夜光虫赤潮
5月16日の静岡新聞のトップに内浦湾での夜光虫赤潮の記事が載っていました。
ほぼ同じ時期に相模湾と駿河湾で夜光虫赤潮が発生したことになります。同じ原因によるのでしょうか。
それにしても、夜光虫の赤潮は本当に”赤”潮ですね。
検索してみると夜光虫の赤潮は目立つこともあって、たくさん引っかかってきます。静岡新聞も毎日新聞に負けじと載せたのかな?


夜光虫の赤潮
スイシーズさんお久しぶりです.ちょっと出かけていましてこの書き込みは
今日見ました.伊豆東岸の熱海や北川では夜に青白い光のダンスが観れたの
かもしれませんね.毎日新聞のHPに乗っている赤潮はURLが変わったよ
うです.それにしてもトマトジュースみたいですね.<赤潮

夜光虫の大量発生が原因の赤潮は,通常の赤潮と異なり生け簀や定置網の
魚に余り影響を及ぼさないと言う話は,私もどこかで聞いたことがあります.

http://www.mainichi.co.jp/news/journal/photojournal/archive/200005/13/13-02.html


夜光虫の情報
5月9日の話になりますが、伊豆半島の東岸、熱海沖から北川沖まで夜光虫が発生していました。夜光虫の場合、赤潮とはいっても海全体が変色するのではなく、夜光虫が潮目などに集積し、トマトジュースのような水が帯状につながります。
川奈海岸ではかなり岸まで近づいていましたので、波が砕けると青白い光のダンスが見れたのではないでしょうか。

と書いた5時間後、毎日新聞のHPに夜光虫の赤潮写真が載っているのを見つけました。同じ記事は今日の毎日新聞のトップを飾っています。
相模湾の奥では先週から夜光虫の赤潮が継続していたようです。なお、夜光虫による被害はありません。

http://www.mainichi.co.jp/news/journal/photojournal/today/13-02.html


ありがとうございます
daisukeさん,いろいろ調べていただき感謝します.
やっぱり,海ほたるは発光物質を分泌するんですね.以前たけしの誰でもピカソ
と言う番組に「海ほたる」アートが出てきました.電子ピアノのキーを押すと
海ほたるを入れたボトルに電流が流れて,音と光の幻想的なアートでした.
ボトルの中を見ていると水にインクを零したような広がり方で発光が広がった
ので,何か光る分泌物を出しているのかなと感じてました.
海ほたるの捕まえ方って面白いですね.


発光(専門でないけど....)
>どのように発光するか教えてください.
>体外発光というのは,何か分泌するんですか?夜光虫は「虫」が付くくせに植物プランクトンなんですね.(^_^)
 実は専門ではないので....、あんまり詳しくないです。
 こんなのを参考にして下さい。
 紹介されている内容を掻い摘んでみると、なんか砂に棲んでいて、餌を取りに海中に泳ぎ出すようですね。しかも、日本の特産種です!!!
 発光原理はホタルと同じで、ルシフェリン-ルシフェラーゼ反応を利用しているようです。海ホタルの場合は、口からルシフェリンとルシフェラーゼという液体が海水の酸素と結合して青紫色のきれいな発光液がつくられるようです。
もう少し調べてみると、酸素に結合しなくても、ATP(アデノシン三リン酸)でもいいみたいです。この反応を利用して食品工場での安全性確保の一つ(病原微生物および腐敗・変敗微生物について調査)に用いられているみたいです。たぶん、ケミホタルもこんな原理を利用しているのかな?

http://nslab.fjct.fit.ac.jp/marine/kodomo2/kodomo03.html
こんなのや
http://www.city.kyoto.jp/kyoiku/science/sci-news/kansatu/n01f.html
実はこんなところでも紹介していました。
http://www.scc.u-tokai.ac.jp/sectu/kaihaku/umihaku/vol23/v23n6p6.html

ちょっと待って下さい。どうも夜光虫や海ほたる(?)は酸化反応で発光して、ホタルはATP反応で発光するようですね。
んー、やっぱ専門でないので、間違っていたら、ごめんなさい。




海ほたる
アクアラインに乗って海ほたるに行きたく成っちゃいました.
ずっと,行こう行こうと思っていたのですが,通行料が高くて
頭から,除外してました.

例の発光は,daisukeさんの説明で分かったんですが,やはり夜光虫
だと思います.昼見たときは不思議な赤潮でした.色が少し違うんですよ.
よく教科書に載っている赤潮と!違う.

あっ,そういえばその赤潮は大量発生した夜光虫が原因だったらしいです.<思い出しました.

ということは,今年は観れないかも...; .;

ps. daisukeさん,よろしければ,どのように発光するか教えてください.
体外発光というのは,何か分泌するんですか?夜光虫は「虫」が付くくせに植物
プランクトンなんですね.(^_^)


夜光虫と海ほたる
 夜、砕波帯で発光している原因を安易に夜光虫とするのはどうなんでしょうか?
発光するプランクトンには、夜光虫以外にも海ほたるもいます。東京湾横断道路に作られた人工島の名前が海ホタルなのは、この海域に海ほたるがたくさんいるから命名されたと聞いています。
 夜光虫は植物プランクトンで海ほたるは動物プランクトンです。ですから、そこに赤潮が発生していたならば、発光原因は夜光虫と考えていいでしょう。しかし、赤潮でなかったら、直接発光生物を確認しないとわからないと思います。両方とも、結構大きなプランクトンですので、肉眼で識別できると思います(海ほたるはミジンコの仲間なのでよく動くはずです)。
 ところで、この両方とも青白く発光しますが、夜光虫は体内発光で、海ほたる体外発光です(よく水族館で発光現象の教材に海ほたるが用いられています)。
 私も小さい頃、海が幻想的に青白く発光するのは夜光虫がいるからと思っていました。
海ほたるの認知度は案外低いような気がします。


そういえば
私が所属している東海大学清水校舎は海が近いし,海洋関連の学科ばかりなのに
海岸にあまり学生が居なくなりました.学生の興味が海から離れたのか.海岸自体
の魅力が無くなったのか.以前に比べて海岸にいる学生の数が減りました.
以前は浸食が余り無く,波打ち際に簡単に行けたからかな?それとも海洋に興味の
無い学生が増えたからかな?大学は「何を学ぶか」でなく「どこに入れるか」で
選択されているのかもしれません.

そんな話はおいておいて,この時期になると夜光虫が観れることがあります.
昨年のこの時期,学校前の海岸は凄かったです.夜,波打ち際に腰掛けて寄せて
は返す波を見ていました.最初は気づかなかったのですが,月明かりを反射して
いると思った波の峰の輝きに,不自然さを感じました.その日は月が出てなかっ
た.よく見ると波は砕波の直前から砕波にかけて輝いているようです.幻想的で
した.波の峰が陸から見て右から左に順に崩れるのと共に光が右から左に移動し
ていく.青白い光が.おそらく夜光虫が砕波の際の刺激で発光していたのでしょ
う.またみたいなーーー.


商用深層水
商用深層水は,200mすなわち大陸棚深度よりも深い層の海水を言っている
ようです.日本では土佐湾,沖縄,駿河湾,富山湾などで深層水利用計画
が実行もしくは計画されてますが深くても1000m以浅の海水利用のようです.

海洋学的には4000m級以深の深海の海水の運動を深層循環と呼んでます.
また以前「みんなの広場」でも紹介しましたが海洋の平均水深は3800m
ですので,少なくとも3800mよりも深くないと深層ではないと思う.

商用深層水の謳い文句は,上記のような数千メートル深の循環水が日本
付近で湧き上がっていると言うことを根拠にしています.黒潮による
ポンプによって湧き上がると言ってます.<彼ら
その真偽については,あまりにも議論が乏しいと思っている海洋物理関
係者は私だけなのでしょうか?そんなことはないでしょ.
daisukeさんが指摘するような問題等には明確な回答や調査実施が欲しいですね.


深層って、何mからなの?
 素朴な疑問ですが、300m層は深層と呼べるほど深いのでしょうか?
 深層の言葉からは1000m以深の深さをイメージするのですが。
 海洋学の本でも深層と言葉を使っているのは、やはり1000m級の深さを指しているように思います。
 確かに、大陸棚の深さは平均130〜140mほどだそうですから、300mは沿岸に比らべて深い海ってことになります。ということは大陸棚より深い(季節変化もしない)層のことを指しているのでしょうか?
 ところで、1500m以深での滞留時間は二百数十年だそうですが、300m層の滞留時間はどのくらいなんでしょうか?


海水利用
海洋深層水ブランドの商品が最近になってかなり目立ってきましたね。
僕も深層水を用いた「お酒」を見かけたことがあります。そればかりか
豆腐、醤油、味噌などなど多くの食品に利用され販売されています。
成分はともあれ、体に良いといわれれば精神的な効果もあるのでしょう
が、安全性に関してはもっともっと信頼の置ける調査をして欲しいです。
近年の海洋汚染はかなりひどいと思うのですが、本当に300mそこそこの
海水は綺麗なのであろうか?

PS. kanazawaさん、がんばってください。


授業と卒論
少々忙しくて見る機会がありませんでした。
授業の方は、数値シミュレーションを軸にして、
アセスメントでの利用のされかたなどの話題を話すつもりです。

卒論はボックスモデルを利用した交換率などの議論をさせようと
思っています。

どちらも、面倒ではありますが、自分自身の勉強にはなりますね。
言い意味で自分の研究の刺激にもなります。


深層水のお酒
こんにちは、最近仕事が忙しくて、どうもご無沙汰でした。
先程、ネットオークションの盛んな楽天市場で深層水を
調べたら、土佐地方には深層水で作ったお酒もあるんですね。
世の中、何が商売になるのか予測もつきませんね。
誰か飲んでみた方はいるんでしょうか。

http://member.nifty.ne.jp/~ryomei


飲んだぜ!深層水
 遂に飲みました、海洋深層水。といっても塩水を飲んだわけではありません。
高知県で汲み上げられた3〜400m層の海水を元にして脱塩処理したものです。
価格は2リットルで600〜700円です。味はビッテルなどのミネラル硬水
に近かったです。因みに硬度は250と書いてありました。


ほっ、卒論指導するんだ!
 kanazawaさん、どのような内容の卒論を指導することになったのですか?
 この件は、kanazawaさんが先生に話すまで、私は知らないことにしていた方がいいのですかね?
 なんか、忙しい一年になりそうですね(観測に来られないのかな?)。
 私もがんばらないと!


夏期集中講義
うわさでは,私の卒業学科の本年夏期集中講義の講師はkanazawaさん
らしいですね.また下記の書き込みによれば,大学の卒研を指導なさる
とのことで,忙しくなりますね.ところで,集中講義ではどの様なこと
を講義なされるのでしょうか.

ps.「若手研究者のお経」はPermanent Linkします.私もこれから
博士論文や,学術論文を書く際の参考にしたいと思ってます.


参考になりそうです。
実は、ひょんな事から...?
某大学の卒論指導をする事になりました。卒業大学じゃないんだけどね...。
何だか今年は大学とのお付き合いが多い...。
参考になりそうです。読んでみます。
明日は卒論テーマの打ち合わせ+ゼミです。

そのうちこの件もかねてdaisukeさんの研究室を訪問しようと思っています。
この件、まだ先生に話していないんですけどね。
ちょっと相談したいと思っているところなんです。

今年は授業もあるし、なんだかいろいろ忙しい...


別にかまわないです
CHAT状態だったので,避けられないアクシデントでしょう.↓

ps.最近daisukeさんに紹介してもらったホームページが
熱いです.面白いので皆さん見てみてください.

http://meme.biology.tohoku.ac.jp/ecolevol/PLANTECO/sakai/ronbun/ronbun.html


ゴメンけしちゃった。
多分極論しか出てこないと思って....
まぁ人間が一人残らずいなくなれば、大丈夫でしょう。
後はきっとみんながうまくやってくれます。


不正確でした
すみません,記述が不正確でした.(^^ゞ
人間の頭数を減らすもしくは人間活動(工業など)を抑制するです.
極論して人間をすべて絶やす.
論理的には,大気中の炭酸ガス濃度の経年増加は,産業革命後に顕著
で有ることから,近年の炭酸ガス濃度の増加は人間活動(工業など)
の影響と考えます.これらの供給が無くなれば,原始大気中の炭酸ガス
濃度が光合成などにより低下したのと同じ理由で低下すると言う展開
です.が!しかし,そもそも温暖化の問題は人間が住めなくなってしま
うという危機感から高まった問題(少なくとも私はそう考えている)なので
人間にとって住みやすい方が良いので,減らしたり絶やすとなると
本末転倒かな?と思いました.生き残りたいという私の生物的欲求も
これに荷担しています.


地球温暖化問題
さてケナフ君と,地球温暖化問題の関係はいかがなものなんでしょうか?
この答えはすぐに出ないので,皆さんと今後議論することを前提にして
ここでは,地球温暖化問題に対する提起を行います.

地球温暖化の原因は,間違いなく人間です.解決するには人間を削減する
方法が尤も効率的です.しかし,そもそも地球温暖化がなぜ問題なのかと
いうと人間が住める環境が壊されるからです.人間を削減しては,本末転
倒になってしまうので,ここでは人間の削減は考えません.

さて人間がバランスを崩してしまった大気中の炭酸ガスの濃度は一年周期
の変動のみならず経年変動も顕著です.MAUNA LOAで計測されている濃度は
産業革命以降に280ppmから現在では360ppmになったそうです.関連する
数字を挙げていきますと,大気中の炭酸ガスの総量は600ギガトン,海洋中の
重炭酸やイオン量は38000ギガトンといわれています.

さて良く引き合いに出される大気中の炭酸ガス増加原因の一つが,森林伐採
ですが,近年では全球トータルでは減っていないと言う報告もあります.
その辺の正確な数字はまだ出てないようです.

珊瑚に関しては最近の海洋化学ではCO2を放出していると考えられるようにな
っています.珊瑚は海洋中で,溶解と石灰化のバランスの基にありますが,
珊瑚が形成されると大気中に二酸化炭素が放出されます.一方で,珊瑚が溶解
すると海洋表面はアルカリ化して大気中のCO2を吸収します.

東京大学海洋研の野崎氏によれば,ココリス(珊瑚のもとで成分はCaCO3)
はケイ藻が増えれば,抑制されて海洋表面がアルカリ化するそうです.ケイ藻を
増やすにはSi(珪素)が必要です.ちなみに氷期になるとエアロゾル中のSiが
増加していることが過去の研究で分かっているそうです.珊瑚が死滅すると大気
中のCO2が減るというのはちょっと不思議ですね.

また一年草などの地上の植物は枯れた後,地中で分解されてCO2やメタンを放出
しますが,大気には戻らずに特殊なバクテリアによって石油などに固定される
例も有るそうです.もちろんかなりの量が大気に戻されることも予測されます.
そのバクテリアを培養実験している人も居ます.枯れ草を燃やせば大気中にCO2
が大量に放出されるのは周知の通りです.

大気のCO2濃度の調整がどのように営まれてきたかは未だに不明な点が多いです.
今後の研究が期待されています.


ケナフの会
ケナフ,アンチケナフ両派の立場に立ってみると,両派の主張の展開は
確かに尤もなことを言っている様な気がしてきました.ケナフの会は,
初期において「温暖化防止」を謳い文句にしていたと思います.その後
運動が盛んになるに連れて,アンチケナフ派から「生態系破壊」に関して
警鐘がなされました.その後,両者の感情論合戦が始まったように見受け
られます.
感情的になりやすい私は,すぐさまケナフ派およびアンチケナフ派の意見
の一部に感情的な反発を感じました.その後,クーリングの後,私の考え
は,「ケナフは園芸として楽しむものかな?」です.人間の趣味の中では
比較的気候変動にはやさしいと思います.二酸化炭素の固定は期待できま
すが,それと同時に温暖化物質(メタン)などの放出も考えられなくはな
いです.それらを考えてもトータルでは,劇的な気候変動を押さえる方向
に働くと思う.ただし,人間以外の生物に対しては攻撃的な面もあり,特
に生態系破壊のおそれは否めません.やはり芝生などの園芸種同様に扱う
べきものかもしれません.


話はあべこべじゃない?
話があべこべだと思う。

はじめに、ふたつの主張があった。
「二酸化炭素の削減につながるので、ケナフを植えよう」
「生態系への影響はありません」
こういう主張。
これに、そうではない...という主張を述べた。
そういうことですね。このふたつを別々に否定している。
どちらかが否だから、もう一方も否となる...そういう論理ではない。

それはつまり、
「二酸化炭素の削減につながらないので、ケナフを植える事には意味がない。」
と言ってるのではない。
「ケナフを植えてはいけない。その理由は二酸化炭素の削減につながらない」
などと言ってるのでもない。そうは読めない。

「二酸化炭素の削減に寄与すると思ってケナフを植える事を広めるな。あるい
はそのことを期待して植えるな。」
「生態系への影響は安全と言えない」...そういう風には読める。

もっともらしい二酸化炭素の削減などを謳い文句にせずに、ケナフが好きなら
生態系への管理ができる範囲でケナフを植えたらいい。そういう主張をしてい
るように読める。

ケナフの会...つまり組織に対しては、上記の主張を否定する、という事から
もちろん批判的立場をとる....この事は何も不思議なことでも戦略でもない。

ところで本当のところ、ケナフはどれぐらいの量が分解によって大気中に二酸化
炭素として戻されるのでしょう。これはちゃんとデータによって議論されるべき
だと思う。

...しかし、ほとんどが大気に戻るという主張はそれほど不思議ではない。
うみガエルさんが例にした植物プランクトンの場合、吸収した二酸化炭素のほと
んどは、分解やその他の過程で大気に戻されてしまう。
全球収支で言えば92Gt/yもの吸収がおこなわれるけれど、90Gt/yが戻される。
...もちろんこれでは一般論。海洋と陸上では事情が異なる。ケナフを調べる必
要がある。


ケナフいろいろ
 ケナフ推進派もアンチケナフ派も根底にあるのは
環境問題への取り組みですね
 ただ日本の生態系を考えたときにケナフが与える影響について
公共団体や自治体などが考えずにケナフの種を 地球にやさしいから
と 広めた所にも問題があるような気がします。
 今回広報という形で広域志太がケナフを取り上げたのですが
その記事を読む限りでは生態系に対する危惧は何もかかれていません
 ただ多くの一般市民の人たちが環境問題に興味を持ち
わずかでも自分たちで出来る取り組みに期待したのだと思います。
 ケナフ推進派・アンチケナフ派 それぞれの比喩について考えるより
私たちに出来ることを考えてみました
 とりあえず広域志太のホームページにケナフに対しての危惧を伝えて
アンチケナフのホームページを紹介し育て方の中に帰化に対する
注意を呼びかけたほうが良いのではと推奨しました
 そして私はプランターで種の管理を考えたケナフの栽培を
やってみるつもりです


話の分離
ケナフの話ですが,例のホームページの作者の意図するところは,ケナフの会
などが,道ばたや河川敷のような管理の出来ない場所にケナフを植えることに
対しての警鐘と思います.またその理由は,帰化することで生態系を壊すこと
が危惧されるということだと思います.その事と,(大気中の)炭酸ガスの削減
にケナフがたいした寄与はしないと言うことを巧く利用していると感じました.

私が感じたのは,関東以北であろうと,ケナフの帰化の可能性はあるので,
しっかりとタネの流出などに気を遣わないと,ネズミさん等の生態に影響が
有るんだなと言うことです.それはそれでいいのですが,ケナフを管理しな
ければ成らない理由もしくはケナフを植えては,いけない理由に炭酸ガスの
削減の役に立たないと言うのを挙げているところに,戦略的な嫌味を感じま
した.一年草で枯れてしまうからと言っても繊維として炭素は固定されるで
あろうし.例のホームページではケナフから紙を作っても燃やせば大気に戻る
とまで書いてあります.これではケナフの管理を呼びかけていると言うよりも
ケナフの会の否定に聞こえました.しかしホームページの中の資料は,各自が
検討するのに有益なモノなので紹介しました.

確かに,ケナフの会が謳い文句にしている「ケナフが地球を救う」というのも
誇大広告ではあるが....


レトリック?
ケナフではその食物連鎖に入り込む量が少ない....
って事を主張してるんじゃじゃないの?

もちろん一般論で言えば、植物や植物プランクトンの増殖は、二酸化炭素の
削減に寄与するだろう。そのことを否定しているんじゃない。

ケナフのホームページで述べらている問題と、うみガエルさんの言ってる事は
そもそも観点が違っているように思える。この議論に一般論は意味がないよ...。
むしろ、本来比べ得ないものを並べて、そこに結論を導く事のほうが
レトリックという言い方に近いように私には思えるけど...。

本当のところ、ケナフはどのぐらいが分解によって大気中に戻されるんだろうか?

うみガエルさんは前記ホームページのどこがレトリックだと言いたいの?

レトリックってなんじゃ?という人のために...
レトリック:つまり言葉を巧みに使って表現すること。
 「あいつの文章はレトリックなだけだ」と否定的に言えば、文章表現は技巧的
で難しそうだけど、語ってる内容には中身がない...
そんな事を言ってることになる。
 もっともレトリックがなければ、ただの幼稚な子供の作文と一緒という事にな
る。「ちょっとはレトリックを考えろ」と言われたら、「おまえの文章表現、表現技法は幼稚で話にならんぞ」という意味ですな。


炭酸ガスの固定
ケナフの炭酸ガス固定は,ある程度見込めると思います.ケナフに限らず
植物が固定した炭酸ガスはたとえ一年草であろうと,地中でバクテリアに
分解されようと食物連鎖に入り込むのですから.私の紹介したホームページ
は少し感情的な展開もしてますので,炭酸ガス削減には成らないというのは
インパクトを求めた結果と思います.例のホームページで,心に刻まなければ
成らないのは生態系の破壊の怖れが有るということだと思います.

生態系を破壊するおそれがあることに疑問はないですが,炭酸ガスの削減や
固定には役に立たないと言うのは,レトリックと思います.地球上の植物や
植物プランクトンは大気中の炭酸ガスの削減に役立っていると思う.
そもそもケナフは食用に出来るし,車の内装の緩衝剤や,紙,動物の飼料にも
使えるのですから.生態系への影響を少なくできる場所で育てれば,すこしは
炭酸ガス濃度は低くなると思う(焼け石に水ではあるが).


ケナフって、家畜のエサにならないのかな
確かに、恒久的な、CO2削除にならないようですね。
ケナフが家畜のえさにでもなったら、ケナフによって固定された炭素が、家畜の肉を作り、それを私たちが食べる、
といった循環ができて、炭素放出までの時間スパンが比較的長くなるので。
でも、ケナフって、紙の原料になるくらいだから、繊維質が多くって無理かな。
効果的な炭素固定をする媒体ってないのですかね?


なるほど....
なんだか注意を呼びかけてますね!
二酸化炭素の削減にも疑問の余地がありそうです。

...となると、将来的に現状の環境が温暖化する方向にシフトする事を
頭に入れた上で、ケナフの影響を考える必要もありそうな気がしますが....。
つまり現状の気候から安全と判断できても、将来は大きな影響をもたらす可能性が
あるかもしれない.....少々考え過ぎかなぁ?

....しかし、高さ4mにもなったケナフだらけの東海大校舎を眺めてみたい
気もするんだが....いちめんのなのはな、ならぬ、いちめんのケナフ!


ケナフを植える際の注意事項
ケナフを植えるときの留意点について詳しく書いてあるHPを
発見しました.リンク許可も申請しました.

やはり,管理下における場所にのみ植えた方が良いみたいです.<清水に限らず

http://www.ne.jp/asahi/doken/home/charoko/kenaf/index.htm


ケナフの自生限界の情報
とあるホームページで知りました.そこには北海道東海大学の方のファックスと
日本電気の方の研究論文を参照したと書いてありましたが,それ以上深くは,
調べていません.

いさっちさん,山梨と長野と新潟も浮いて居るんですよね.関東甲信越地方
っていうぐらいですからね.


根拠は何でしょう?
「関東以北では自生しない。」という結論を得たデータは何ですかね?


うーん、難しい問題ですねぇ
静岡は中部なのか??という非常に難しい問題に直面しましたねぇ。
ちなみに私の所属している会社では静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、
山梨県を管轄しているのは中部事業部になります。
しかし、わが社の場合、長野県や新潟県も西関東事業部と名乗ってますので
あんまり当てになりませんが、一応参考になさってください。

http://homepage1.nifty.com/isacchi/


静岡</